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公開 2015年12月19日  

1歳の娘がご飯食べない!いろいろ試して、たどり着いたのは…。

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娘が1歳2ヶ月の頃。今までは楽しくご飯を食べていた娘が突然、あまり食べなくなりました。とにかく娘がまた楽しく食べてくれるようにいろいろ試してみた、その当時のことを振り返ってみます。


目次 1歳2ヶ月。それまでのご飯事情。
突然、食べる量がグンと減る
少しでも多く食べてほしい!
食べなくなって3週間。ある日、考え方がガラリと変わりました。
ただ今2歳。あの頃を振り返って思うこと。

1歳2ヶ月。それまでのご飯事情。


・食事の量はトータルで110gほど。(1日ではお風呂でジャブジャブ遊んだあとの夕食がたくさん食べて130gほど。)

・パンよりごはん派。パンはおやつ時に少しつまむ程度。朝やお昼に出してもつまむ程度で、パンは腹持ちが悪くすぐお腹がすくので基本はごはんで、その他はオートミールやにゅうめんが多かったです。

・1歳を過ぎた頃からは今までと同じメニューを一度は口に入れてもベェ~と口から出すようになりました。食感や舌触り(歯触りと言いたいですがまだそんなに歯はなかったので……)に少しこだわりをもつようになっていました。

・食事の最後あたりには手づかみ食べもしますが基本はフォークやスプーンを使って食べたがりました。(もちろんまだ自分でさしたりすくうことは難しいのでわたしが補助してあげていました。)

・好きな食物は豆腐、じゃがいも、納豆、鶏肉など。


突然、食べる量がグンと減る

それは1歳2ヶ月後半から自己主張がはじまりました。

その結果、グンと離乳食の食べる量が減りました。もともと娘はたくさんの量は食べなかったのですが、それでも離乳食は毎食パクパクと楽しく食べていました。それなのに、朝と昼はそれまでの量の半分強、夜も少し減りました。(もともとの量が少ないので食べるのはほんの少しになりました。)

1歳児のちょっとした「イヤイヤ」期。「ごはん食べよ~♪」と言うと、両手を横にブンブンしながらの拒否。(これも気分によるのでスッと来てくれる時も、もちろんあります。)

そしてひとくち目は必ず嫌がります。スプーンを口元に持っていくと顔をプイッとそむけ天井を見上げたりします。また、食べ出してちょっとでも歯ざわりや舌触りの触感に違和感があるとベエ~と出します。

例えば、ごはんをあげていて、次にかぼちゃあげたりするとごはんと舌触りが違うのでまずは出します。「好きなかぼちゃよ~」と言いながらあげると食べます。とうもろこしは初めのうちは食べますが粒感が嫌になるのか最後あたりには毎回出したりと、短い食事の時間でも変化していました。

そして娘自身の中で食事の時間が終わると、もう絶対に口を開きません。顔もプイッ、両手も横にブンブンです。スプーンを手ではらいのけたりするようにもなりました。

このような感じで食べる量がグンとへりました。

少しでも多く食べてほしい!

少しでも多く食べてほしいので、私なりに出来ることは色々やってみました。

例えば、それまで大体決まっていた朝と昼の食事の時間に限定せずに、機嫌がよく、おなかがすいてるときにあげたり、テーブルのベビーチェアに座るのをまず嫌がったりしていたので、比較的機嫌よく食べてくれる豆椅子に座らせて食事をあげたり、気分よく食べてもらおうとおだてたり・・・。

また、好きな食材でのメニューをいろいろ考えました。様子を見ていると、オートミールはふた口目からもあまり嫌がらず食べているなと思ったので、具材や味付けなどは変えつつ1日中オートミールがメニューの日もありました。

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一日中オートミールの日。スムーズに完食!ミートソースのオートミール、ポテトボール

食べなくなって3週間。ある日、考え方がガラリと変わりました。

娘が食べなくなって3週間たった頃です。(娘は1歳3ヶ月。)

娘はとにかく食べる前から嫌がるので〈娘は食べるのが嫌〉になったんだろうなぁと思っていたのです。そして〈食べるのが嫌〉になったと思っていたので、娘がさらにごはんを嫌にならないよう、とにかく簡単で手短かに食べることができて、栄養あるものを・・・と考え、1品にまとめた料理にすることが多くなっていました。

しかし、ある日の娘の様子を見て娘との離乳食の考え方の転機がわたしの中に訪れました!それは次の二つの出来事がきっかけでした。

・朝食のとき、最初のひと口目をいつものように顔と手を左右にブンブン(拒否)していたのにいつもとは違うスプーンを使うと突然パクパクに食べはじめ完食したこと。

・夕食のとき、最初のごはんは嫌がったので違うメニューをあげると突然パクパク食べはじめ完食したこと。

このように、ちょっとしたきっかけがあったり、メニューを変えるだけでパクパク食べる娘を見て〈娘は食べるのが嫌〉になったのではなく〈食べたい気持ちはある〉ということに気づきました。

それに気づいた後はとても楽になりました。〈食事が嫌なら手短かにすませてあげよう〉から、また以前のように〈いろいろなものを楽しんでもらおう!〉という気持ちにに、すぐに切り替わりました。

1歳になったら調味料や食材など、以前のようにはあまり気にせず食べられるようになるので、娘がどんな風にいろんなものを食べるかを楽しみにしていた気持ちも蘇ってきました。

その後も食べる量は相変わらず少なかったのですが〈少ない量なので栄養満点に!〉から〈少ない量でもいろんな味や食感を知ってもらおう!〉に切り替わりました。今は嫌がって食べないものでも、ちょっしたきっかけで食べることもきっとある。そして、量も半分食べることが出来たらいい!と思うことにしました

そして今までは嫌な食事の時間は手短かにしてあげようと、早々に食事も終わらせようとしていたのですがゆっくりした気持ちで一緒に楽しむことにしました。食べるのがゆっくりな娘。途中から急に食べだすことも多いのに気づきました。

このように娘の離乳食に対して、わたし自身の気持ちが大きく変わりました。

ただ今2歳。あの頃を振り返って思うこと。

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写真はある日の娘とのランチ。小食だった娘も、食べる量がグンと増えました。

一時ほとんど食べないときがありましたが、あれからは少しずつまた食べる量も戻っていきました。わたしの気持ちが変わったのが影響しているかはわかりません。

きっと赤ちゃんも赤ちゃんなりの理由があって食べないんだろうな~と今は思います。でも「少しでも食べてほしい!」と思うのがやっぱり母親の愛の気持ちですよね。

今はあんまり食べない子でもきっと大丈夫。そんな時期もいつかは終わり、たくさん食べる日がきっとやってきます。

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