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公開 2015年12月13日  

出産後、嬉しかったのはご飯の時間!ご飯をゆっくり食べられる幸せ

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出産後はなかなか自分の時間をとれず、『ゆっくりご飯を食べること』が、お母さんたちにとっては貴重な時間になります。その貴重な時間をとれると、また育児を頑張るパワーが湧き出てくるのです。やっぱり食事は大事だなぁと思った出来事をお話させていただきます。


妊娠中は食事制限ばかり・・・出産したら食べたいものを食べたい!

妊娠中の食事制限を乗り越えて、出産したら食べたいものを食べるぞ!と食べたいものを思い描きながら出産した方は私だけではないのではないでしょうか。

妊娠中は、つわりで食べ物を受け付けない時期があったり、つわりが終わるとどこからこんな食欲が湧き出てくるのかわからないくらいの食欲で、体重管理で食べるを我慢する毎日。妊娠後期に入ると赤ちゃんがお腹の中で大きく胃を圧迫し、今度は食べたくても苦しい日々。

毎日食べ物のことを考え、産まれたらたくさん食べたいと夢見て過ごしていました。でも、現実はそう甘くはなく、出産後の入院中は産後の痛みや寝不足でバテバテ、退院しても赤ちゃんが寝てる隙に食事をかっこむだけで、ご飯を味わうこともないまま日々が過ぎていきます。

『ゆっくりご飯』という私の小さな夢は、遠く叶わぬ大きな夢となっていきました。

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好きなものをゆっくり食べられないというストレス

実家と離れたところに住んでいたので、育児は旦那と私でしていましたが、旦那は仕事のため朝は早く夜は遅いので、専業主婦だった私は、一日中子どもと一緒で、話し相手といえば子どもに声をかけるだけ。

当時は完全母乳だったので、食べないと母乳がでない!という理由で、食事を味わうこともなく栄養源としてかきこんでいました。自分の時間もない、好きなものをゆっくり食べられない、たくさん寝られない、そんな中で知らない間にストレスが積み重なっていました。

鏡の中の自分を見て、赤ちゃんを産んで幸せなお母さん像とは違う自分の姿に、泣いたこともあります。

『ゆっくりご飯』を叶えてくれる、小さな気遣い

そんな私を知ってか知らずか、休みの日は旦那が食事を用意してくれることがありました。そして、『先に食べていいよ、赤ちゃん見てるから』と言ってくれました。

作りたての、温かいお味噌汁に温かいご飯。いつもはご飯の途中で赤ちゃんが泣いてしまって食事を中断して、赤ちゃんが落ち着いた後、冷めたご飯を慌てて食べていました。

旦那と話をしながら、赤ちゃんが旦那と遊んでいるのを見ながら、『ゆっくり』『ご飯を楽しむ』ことができたのです。

それから子どもが少しずつ大きくなり、行動範囲が広くなり外食できる様になると、混んでいない時間帯やショッピングセンターを利用して、注文するタイミングをずらすなどして、食事を楽しむこともできました。また、実家の親が遊びに来てくれるときは赤ちゃんと遊んでくれて主人と久しぶりにゆっくりご飯を食べることもできました。

私の夢を叶えてくれたのは、周りの人たちの小さな気遣いでした。でも、私にとっては大きな大きな優しさでした。

お母さんも、食事が大事!!元気になる源は食事と睡眠です!

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出産後も、赤ちゃんがすぐ泣いたり、少し大きくなっても離乳食が始まったりで、まだまだゆっくり食べられる時間は持てません。でも、お母さんも食べないと元気が出ないのです。元気が出ないと、笑顔も少なくなります。食事は生きる源なのです。

育児に忙しい中でも、食事の味を楽しみゆっくりと飲み込める環境が少しでもあれば、お母さんのストレスは激減すると思っています。そして、きちんと食べることによってお母さんも満足感からゆっくり眠れます。

少しの時間しか眠ることができなくても、充実した眠りにつけます。お母さんへの協力は、何も家事を手伝ったり育児を進んでやることだけではありません。たまにはゆっくりと、ご飯を楽しめる環境を作ってあげるというだけでもお母さんにとっては大きな活力になります。

育児に励むお母さんが近くにいらっしゃる方は、その小さな気遣いでお母さんの食を支えていってほしいと思います。

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