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公開 2015年12月16日  

冬に出産の妊婦さん必見!寒い冬の時期は要注意、産後の体調管理のポイント

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産後の生活は意外とイメージしにくいものです。ましてや、毎日いっぱいいっぱいになってしまうと、気付かずに身体に悪いことをしがちです。冬だからこそ気を付けたいポイントをまとめてみました。


産後はママ自身が身体を冷やしやすい

赤ちゃんが産まれたら、赤ちゃんのお世話でいっぱいいいっぱい。自分のことなんて考える余裕がなくなってしまいます。だからこそ、産まれる前に少しでも産後の生活をイメージしておくことが大切ですね。

寒い時期に産まれてくる赤ちゃん。親御さんは、赤ちゃんの身体を冷やさないためには生活環境をどうしたら良いかと工夫されていることでしょう。しかし、ここで気をつけて欲しいことは、実はママ自身も産後は身体を冷やしやすいということです。

自分の身体を冷やさない工夫も少し考えておきましょう。

シャワーでも温まる工夫を

産後1ヶ月健診が終わるまでは「入浴は避けてくださいね、シャワー浴でお願いします」と言われることが多いです。湯船に浸かることで疲れてしまったり、産後のキズや戻っていない子宮への感染も不安な理由のひとつです。悪露も続いている間は、なんとなく湯船に浸かりたくないことでしょう。浴室って寒いですよね。冬こそ湯船に浸かって温まりたいものです。

ここでシャワー浴でも温まるための工夫を2点紹介します。

その1.浴室を温めておく
最近は浴室暖房がついていることもあるようです。寒さを感じない程度に暖房を使うのもよいでしょう。暖房がない場合には、服を着た状態でシャワーから熱めのお湯を出し、浴室全体に撒いておきましょう。湯気が立って、温かくなるようにしてみてください。

その2.自分自身が先に温まっておく
シャワー浴前に、足湯を20分程度しておきましょう。さらに、シャワーを浴びている間も、足だけお湯を張ったバケツに入れておいても良いですね。身体全体を湯船に入れることを勧めていないだけで、足はしっかりお湯につけても大丈夫です。

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授乳時の露出を控えましょう

授乳の時、どんな服装をされていますか?

・授乳口が開くタイプの洋服で、胸だけ出されている方
・服を下からめくって、胸とおなか、腰を出されている方
・上を脱いでしまって、肩、胸、背中を出されている方
その時の季節や場所によってさまざまだと思います。

どんな授乳スタイルでも構いません。赤ちゃんを胸に吸い付かせるのが難しい場合、しっかり脱いでしまったほうがやりやすい場合もあるでしょう。だから、赤ちゃんが上手に吸い付くまではそこに集中していてよいです。赤ちゃんがしっかり吸いつくことができたら、自分の服装にも目を向けてくださいね。

たとえば、
・肩や背中が出ている方は、ストールなどを羽織る
・おなかや腰が出ている方は、タオルケットなどを巻き付ける

「必死で汗だくだから、肌を出しっぱなしでも寒くないわ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。身体は出していれば冷えてきます。できるだけ、露出は控えましょう。手が届くところに、ブランケットやストール、タオルケットなどが置いてあると、様々なことに使えて便利ですよ。

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適度な換気を心がけましょう

暖房を使うことが多い季節。赤ちゃんがいると一日中つけっぱなしのご家庭もあることでしょう。

温かくしておくことで、風邪予防になると考えていらっしゃるようですが、それだけではいけません。空気中には、細菌もウイルスもウヨウヨしています。温かくても、空気がよどんでしまっていては本末転倒。1~2時間に1回程度は空気の入れ替えも必要です。

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赤ちゃんがいても大丈夫。抱っこしていれば、お互い温かいですから。抱っこして、部屋の空気を入れ替えましょう。冷たい爽やかな空気が入ってくると、気持ちもさっぱりしますよ!

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