パパに双子をお風呂に入れてもらったあと、タオルで拭いたり、服を着せるのはママである私の仕事です。
そんな時、事件は起きてしまったのです。
いつも色違いで着せていた二人のパジャマを、反対の色の服で着せてしまったのです!
「あぁ、これ、パパ、間違えちゃったなぁ~~~」
しかし、ふと思いました。
パパは服が変わってしまった双子にいつ気づくのかな・・・?と。
それでは実験開始です!
双子から遅れて、お風呂から上がったパパ。じーっとなーたんを見て・・・。
なーたんを「きゃえたん~」と呼びながら、ドライヤーで髪を乾かしはじめました!
ここまではいつもの通りです。
問題はいつ気づくか・・・。
私は笑いをこらえながら、二人の名前を呼ばないようにしつつ時間をすごしました。
パパは姉、なーたんの髪を乾かした後、妹のきゃえたんに対して、「なーたん、髪の毛乾かすよ~」といつもの通り、髪を乾かし始めました。
完全に困惑しはじめる娘たち!
なぜなら、「なーたん」と呼びながら、目線はがっちり、妹きゃえたんの方を向いてるわけですから当然ですよね。
しまいには困惑してるきゃえたんに対して、「早くおいで!」と怒る始末・・・。
言葉をまだしゃべれない娘たちですが、困惑しているのは目に見えて明らかでした。
それでも全く気づかないパパ。
ある意味すごいです。
一体、パパはいつ、二人が入れ違っていることに気づくのでしょうか・・・。
そう思いつつ、私は二人をパパに預けてお風呂に入りました。
パパは双子を服で見分けている・・・。
衝撃的ですが、それが事実のようです。
実際に私がお風呂からあがってきても、パパは双子の入れ違いに気づいていませんでした。
お風呂上り、身支度を終え、お布団に入って、やっと私が娘たちの名前を呼んだところで、二人の入れ違いに気づいたパパ。
完全に服で二人を見分けていたので、パパはそんな自分自身に落胆していました。
確かに我が家の双子はそっくり。しかし、ママである私は見分けがつきます。
服を入れ替えていたとしても、最初、ちょっと見間違えることはあっても気づきます。
私から見るに、夫の娘たちに対する愛情はすごくあると思いますので、愛情不足ゆえに見分けがつかないわけではないようです。
ただ、同じ服を着ている時も見間違えることがあるので、本当に見分けがつかないようです。
なぜ見分けがつかないのかを考えてみるると、おそらく一緒にいる時間が不足してしまっているせいかなと思われます。
パパは平日は朝から晩まで仕事。夜遅く帰ってきたときは、娘たちは寝てしまっています。
いつも見るのは寝顔だけ。
逆に、パパは娘たちの寝顔であれば、どっちがどっちか分かるようです。(私には見分けられません)
けれど、今回はさすがに本人も、服で見分けていたという事実を突きつけられて、ショックを受けていました。
「こんなのだめだよね」と言っていたので、いつか、見分けがつくようになってほしいものです。
娘たちがしゃべれるようになったら、「どうして見分けがつかないの!!」と毎日パパは怒られていそうです。