「manma」とは、慶応大学3年生の新居日南恵さんらが活動する女子大生チーム。“女性が働きながらも子どもを愛し育てられる社会に!”と、活動しています。
女子大生が子育て家庭に留学!?安心して母になる未来を作るプロジェクトに参加しました!
1,522 View「いまの女子大生が安心して母になれる社会をつくる」をコンセプトに掲げて活動する「manma(マンマ)」は、慶応大学の新居日南恵さんらの女子大生チームです。都内での「1日家族留学」など、女性が働きながらも子供を愛し育てられる社会づくりを目指して活動しています
今回は「manma」さんが長野県伊那市に遠征!田舎での家族留学やデュアルライフを体験いただきました!
「manma」の家族留学って、なに??
manmaとは
「いまの女子大生が安心して母になれる社会をつくる」をコンセプトに掲げ、女子大生の1日家族留学などの取り組みを行う女子大生のチームです。
私は、“今の女子大生が安心して母になる社会のために”というコンセプトに共感しました。
安心して母になる。
これほど近代化し、経済も、そうは言っても回っている日本なのに、母になることに安心感がない。期待や希望よりも不安が先行してしまう。
なんと残念な!
というのは、きっとママの皆さんが日々感じ、試行錯誤しながらもなんとかしようと踏ん張っている課題ではないでしょうか。
「manma」さんの活動の一つに、「女子大生の1日家族留学」というプロジェクトがあります。
家族留学とは…
女子大生を中心とするプレママ・プレパパ世代が一日ご家庭のありのままの日常に同行しママと子供の関わり方を見たりママの生き方についてお話を伺うことを通して多様な家族のあり方を知り自分の将来について仕事だけでなく結婚出産子育ても含めて前向きに考えてもらう企画です。
「manma」さんの家族留学は、お子さんのいる家庭の中に1日同行し、子どもとのかかわり方やママの生き方・考え方を伺いながら、多様な家族のあり方を知り、未来へと思いをはせるための手がかりとしているのだそう。
このお話を伺い、「なんてすばらしい!私もそういう未来の指針が欲しかった!」と感じたのは去年のこと。
そこから、私が暮らす長野県伊那市のみなさんや「manma」の新居日南恵さん・佐川奈央さんが準備を進めてくださって、今回、長野県伊那市の家庭にて、1日、いえ1泊家族留学を行うことになりました。
ところで。長野県伊那市とは?
長野県伊那市とは、長野県の南側にある人口7万人ほどの街です。我が家は今年の3月に、東京都中央区から長野県伊那市へと移住しました。
経営している会社は東京都中央区にあるため、私と夫は長野と東京のデュアルライフで、行ったり来たりの生活。小学校1年生の長男と4歳の次男は、それぞれ伊那市の学校・幼稚園に通っています。
南アルプスと中央アルプスに囲まれた街で、面積は667.93km²。東京23区の面積が622.99km²なので、ほぼ23区と同じくらいの広さです。23区と人口密度を比べると
伊那市 : 103人/km²
東京23区 : 14,849人/km²
こんな感じです!
伊那市 人口密度103人/km²(wikipedia)
標高がちょっと高く、市役所がある位置が約632mです。スカイツリーのてっぺんが634mなので、私たちは日ごろスカイツリーの頂上で過ごしているような感じですね。
市内5つの家庭に、女子大生が宿泊!
じつは、今年の夏から2回にわたって、「manma」代表の新居日南恵さん、そして今回の伊那家族留学を担当した佐川奈央さんが伊那を訪れ、視察や市のみなさんとの打ち合わせを重ねていました。
これが実を結び、いよいよ12月5日・6日に、「manma」の女子大生6名が伊那市に滞在することになったのです。
伊那市の方でも、担当のかたや地元の有志が毎週集まり打ち合わせを重ね、女子大生のみなさんの学びや体験につながることを、受け入れ家庭も楽しめることを、とアイデアを出し合い準備を進めてくれておりました。
年末で多忙な時期だったと思いますが、願いは一つ。
「いまの女子大生が安心して母になれる社会をつくる」という未来に向かって、ちょっとでも何かしたいという気持ちだったと思います。
市内の受入れは我が家を含めて5家庭が参加しました。
今回のプロジェクトの伊那市側の責任者の女性(ママです)のおうちや、地元の有名なお菓子屋さんのおうちなどなど、ステイ先もさまざまです。
いずれも、伊那市の温かい家庭ばかり。子どもがいて、父母や祖父母が協力しあって働いて、みんなでご飯を食べる。そういったお家に滞在をしていただきました。
ごく普通の、バタバタな日々を体験いただきました
「家族留学」は、お客様としてお迎えしおもてなしをする企画はなく、いらっしゃる大学生のみなさんに実際の暮らしを体感いただき、互いに何かを感じ合うことが大きな目的だと思います。
というわけで、市内の5つの家庭はいずれも、ごく普通の日々の中で「manma」さんをお迎えしたようです。
我が家は、子どもたちも一緒に晩ご飯をつくっていただいたり、初日は私が都内出勤だったので不在。パによる子育てを体感いただきました(と思います)。別のご家庭では、たまたまその日に地区の会合があったそうで、会合に大学生もお連れしたそう。お菓子屋さんでは、お菓子作りの現場を視察したそうです。
仕事や会合をこなしながら、子どもをお風呂に入れ、ご飯をつくって食べて、パジャマに着替えて寝かしつける。ごく当たり前の日常、バタバタの日常を大学生の皆さんにお手伝いいただきながら一緒に過ごしました。
子育ては大変、子どもはとびきりかわいい!
今回、地元のテレビ局や新聞社さんが、それぞれの家庭の「家族留学」を密着取材しておりました。取材の中で「今回の家族留学で女子大生に伝えたいことは?」と尋ねられ、なんだろう?と考えてみました。
子育ては大変ですよね。
仕事をしながら子どもの身の回りのことをしていたら、帰宅から子どもが寝るまで、お茶を飲むひますらありません。さらに仕事が立て込んで残業になって子どもに罪悪感を感じたり、子どもが発熱して今度は会社に申し訳なく思ったり。
あげくにパートナーとケンカしたりして、本当に毎日しっちゃかめっちゃかです。いわゆる「良いお母さん像」と現実との乖離にめまいがするほどです。
でも、その大変さを伝えて、「大変だよ~。覚悟しておいて~」と言いたいわけではないんです。
大変で大変で、あー休みたい、遊びたい、と思うのに。
それでも土曜日だってエイッ!と起きて公園に連れて行き、子どもにピカピカの笑顔になってほしいと願うんです。
新しいコートが欲しいなぁ、ゴルフに行きたいなぁと思っているのに、そろそろピアノを習わせた方がいいかしら?と、申込みに行ったりするんです。それがお母さん・お父さん。
ピカピカの子どもの笑顔は、まさに未来。私たちは子どもたちが未来へと羽ばたくことが、たぶんうれしくてたまらない。子育てって大変だし疲れるし、もういやだー!という日があるけれど、そんなのすぐに忘れてまた未来へと成長をつないでいきたいと願っているんですよね。
そんな嬉しさやまぶしさを、女子大生の皆さんに伝えられたら。
きっと市内の別のご家庭や、都内で「家族留学」を受け入れるご家庭も、同じことを願っていたと思います。
田舎で暮らすということ
我が家は、伊那市で子どもと暮らすことを1年前に選んだわけですが、女子大生の方の中にも、子どもを自分の出身地で育てたいというかたがいらっしゃいました。
子どもを地元で育てたいという気持ちと、大学での学びを活かして第一線で活躍したいという気持ち。
揺れますよね。大学を卒業するのが22歳ごろ。全力で仕事ばかりしていたら、すぐに出産に適した体の年齢が過ぎて行ってしまいます。その間、約10年ほどでしょうか。
今私たちママが、まさに直面してきた問題だと思います。
女性が仕事人として自分を活かすことができ、適切な年齢で子どもを産み育てることができ、そして自分が暮らしたいと思う場所で過ごす。よく考えると割とシンプルな願いだと思います。
今はまだ課題もたくさんあり、働くお母さん・お父さん・会社・社会・国、みんなでどうにかしようと試行錯誤中ですが、「manma」さんが子育てをするころに、シンプルな幸せが今よりもっと手に入りやすくなるように、私たちの子どもたちが豊かに生きられるように。
そんなことを思った2日間でした。
「manma」さんの家族留学に興味のある方は、ぜひ「manma」さんサイトをご覧ください。
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