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公開 2016年01月12日  

「ママ友」という言葉に縛られないために大切にしたいこと

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独り身だった時と、お母さんになった時の人間関係の違い、それは「ママ友」という存在です。ママ友って、必要なのでしょうか?ママ同士だからこその関係は、どう築いていけばいいのでしょうか?


ママ友は必要なのでしょうか?

近年、ドラマやワイドショーなどで取り上げられることも多くなった「ママ友」という言葉。お母さん達はこの言葉についつい敏感になってしまっていないでしょうか?私はそうでした。

お母さんになると、赤ちゃんの世話や成長について目まぐるしく世界が動いていくので、その都度、赤ちゃんについての情報を得たいと思うようになります。そのとき、育児を経験したことのある先輩ママや、同じ年頃のお子さんがいて育児に一緒に奮闘できるママ友達が、時として必要になります。

そして、子どもが公園や児童館などに行くようになると、そこで子ども同士が遊ぶことで学ぶことも多く、その機会のために、ママやお子様と仲良くしておくことも時として必要なこともあります。ただし、ここで大事なことは、ママ友は「時として必要」だということです。

ママ友という人間関係が与える影響

ちょうど私が出産した頃、「ママ友」という言葉の最盛期だったような気がします。SNSの影響もあり、「ママ友」がたくさんいることや繋がりが多いということがステータスになり、「ママ友」をいかに多く作るか、そしてそのママ友たちとの予定を立てていくことが人間関係を築くことだと思っていました。

しかし、人間関係というのはとてもストレスになることもあります。子どもの世話や家事や仕事で手一杯の中、ママ友さんと気が合わないことや疑問に思うことがあると、その事で1日頭がいっぱいになってしまうこともよくありました。

ママ友との関係で一番辛いと思ったことは、自分とママ友との関係だけではないということです。その火種が飛び、子どもにも何かマイナスなことがあってしまったらいけないということが、きっと「ママ友」との関係で悩むお母さん達が、頭を悩ませてることではないでしょうか?

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私なりの「ママ友」との接し方

私はある日、「ママ友」という言葉に縛られないことを決意しました。ママでなければ出会えなかった友達が多いですが、その中でも、ママ同士でなくたって、きっとこの人とは縁があったと思える友達を大事にしていこうと決めました。

とはいえ、その他のママ友と、縁を切ったわけではありません。実際に何かママ友関係でトラブルがあったとしても、自分から縁を切るのではなく、距離を置くことがとても大事になります。人間関係というのは時間が解決することも多くあります。

私自身、時間が解決して更に仲が深まったママ友がいます。そしてそのママ友に救われたこともあります。子どもが成長してから、あんなに悩んだママ友だったのにと、不思議に思いましたが、「時間が解決することもある」ということが、今の私が言えることです。

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ママ友もひとりの人間

「ママ友」という言葉に惑わされないでください。ママ友といえど、結局は「人間同士」の関わり合いです。自分自身が相手に暖かく接したら、いつか暖かい風が吹いてきます。

子どものためにと、お母さんが無理をすることもありません。子どもは子ども同士で人間関係を築いていきます。

ママ友は「時として必要」な存在でもあり、長い人生をともに歩く「仲間」でもあります。トラブルがあれば「時間が薬」となり、解決に至ることもあります。長い目で、ママとして出会ったその友達と、お互いをひとりの人間として見ていくこともとても大事なことだと思います。

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