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公開 2015年12月16日  

【子どもの頃のクリスマスの思い出】今だから分かる“親心”にしんみり。

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もうすぐクリスマスですね。みなさんにはクリスマスの思い出、ありますか?


あなたにはとっておきのクリスマスの思い出、ありますか?

街中はイルミネーションが始まり、クリスマス・ソングが流れ、世間はクリスマスモード一色。

「ああ、もうそんな季節か」と、ちょっぴり切なくなる人もいれば
ワクワクして気持ちが浮きだってしまう人もいるのではないでしょうか。

そんなクリスマスになると、決まって思い出してしまう「とっておきの思い出」、ありませんか?

我が家にはサンタがいなかった。

一つめは、私の子どものころのクリスマスの思い出。

どの家庭も、子どもたちはサンタさんがプレゼントを運んでくる!ということを信じて毎年この日を心待ちにしています。

でも我が家にはサンタさんという概念も、ましてやクリスマスという概念もありませんでした。
おそらく、両親がそういったイベントをすることが面倒だったのでしょう。

そんな家庭で育った私は、特にそれを寂しく思うこともなく、ある時テレビか何かで大人がサンタさんのふりをして子どもにプレゼントをあげる風習があるらしいということを知り、そうなんだ~くらいに思っていました。

親戚の子どもの夢を壊してしまった・・・

私が小学3年生ころでしょうか。
クリスマスイブの夜に、親戚のおじさんおばさんの家にお泊りする機会がありました。

25日の朝、目を覚ますとベッドにはプレゼントが!

とても嬉しくて、私はすぐさまおじさんとおばさんの元に駆け寄り
「おじちゃん、おばちゃん、プレゼント、ありがとう!!!!」
と言いました。

・・・しかしその瞬間、その場が一気に凍りついてしまいました。

なぜなら、当時小学4年生だった親戚のいとこは、まだサンタさんの存在を信じていたのです・・・!

あの時の複雑な表情のおじさんおばさんと、何かを悟ってしまったような表情のいとこの顔は、今でも忘れられません。

〜親にサンタだとバラされて・・・〜

私のように親戚の子どもにバラされてしまった、というケースは稀かもしれませんが
大体は学校のお友だちから真相を聞くようです。

でも中には、親にバラされた、というケースも・・・

あたしは小5くらいまでサンタは本気でいるって信じてました。
でも友達に「親がやってるんだよ」と言われ、そっこー母親に聞いてみたらあっさり「そうだよ」と認められて
すっごくショックだったのを覚ぇてます。

〜小さいころ、家は貧乏だったけど〜

また、小さい頃家庭が貧乏だったからこそ、親が頑張って買ってくれたプレゼントが嬉しかった、という思い出も寄せられていました。

クリスマスの思い出。

自分が子供の頃、家が貧乏で母親に「家は貧乏だからクリスマスプレゼント買ってあげれんけどこれで我慢して」と買ってくれたのがオモチャの長靴の 中にお菓子の詰合わせが入った物を買ってくれました。

うちは両親が離婚して母親に引き取られました。
片親なので母親が夜、仕事をしてきて寝ている時に
クリスマスの朝、冗談で「お母さん、クリスマスプレゼントは?」と聞いたら
否定する元気もなかったのでしょう・・・

「押入れの中に入ってるよ!」と寝ぼけた声で言われました(苦笑)
やっぱりサンタさんは居なかったんだと確信した瞬間でした。
それでも、一番欲しかったおままごとセットが入っていたので大喜びしましたが(^-^;)
うちもビンボーでしたが、ないお金で買ってくれたプレゼントを大事に遊んだ記憶があります♪

親になると改めて、自分にかけてくれたその「親心」がとても嬉しく、愛情を感じるものですね。

〜ちょっぴり変わった、我が家だけの風習!?〜

大人になるとクスッと笑ってしまうような、各家庭ならではの風習もあるようです。

枕元にプレゼントが置かれてたのは多分小1か小2くらいまで、
あとはクリスマスツリーの下に置いてあって、必ずクリスマスソングを歌わないと
プレゼントが貰えないというシステムでした笑今考えると笑えます。

歌わないとプレゼントがもらえないなんて、大変すぎます・・・!(笑)

でもその姿をみていたご両親は、きっととても微笑ましかったでしょう。

サンタがくれた思い出を心に。

クリスマスには、きっと忘れられない思い出がたくさん!

ちょっぴり切ない思い出も、サンタさんがくれたプレゼント。
その思い出を胸に、今度は次世代の思い出を作る側になりたいものですね。

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