私の「母」以外のアイデンティティはどこへ?
3,972 View娘も2歳になり、そろそろ週1回でもいいから働きたい!でもいざ働くとなると、預け先はどうすればいいか、そもそも週1日勤務OKな職場はあるのか?など不安ばかりで身動きが取れない状況の中、みなさんはどうしていますか?私なりのやり方で試行錯誤している状況をレポートしたいと思います。まだ解決はしていませんが、なんとなく方向性は定まったので参考になれば嬉しいです。
娘も2歳、そろそろ自分のことも本気で考えたい!と思ったきっかけ
私は妊娠出産を機に会社を退職し、個人でデザインの仕事を始めました。当然娘が生まれてからはなかなか時間がとれず、仕事は最低限できる範囲でのみ受けて、娘がもう少し大きくなるまでは仕事をセーブして育児に専念することにしました。
そして娘はあっという間に2歳になりました。周りの友人たちはどんどん職場復帰し、育児と仕事を両立していきいきしているようにみえるけれど、自分はというとイヤイヤ期MAXの娘のお世話と家事で1日が終わってしまう日々。人と比べても意味がないことはわかっていても、視野が狭くなってしまっている私はネガティブ思考になってしまいどんどん負のスパイラルに陥っていきました。
こんなにモヤモヤしている私と、何でもイヤな時期の娘が24時間一緒にいると、やはりいいことはあまりありません。ちょっとしたことで私がイライラし、娘が大泣き、私も大泣きという状況が続いていました。娘の成長を楽しく見守りたいから一緒にいるのに逆に笑顔がなくなるなんて本末転倒です。
娘のことはかわいくて仕方なく、いつも娘と一緒にいたいと思うものの、今の自分は「母」以外に自分のアイデンティティが見えなくなっていました。仕事をすること以前に、自分のことをじっくり考える時間すらもうまくとれず、さらに焦りを感じ、余裕のない自分が本当に嫌になってしまいました。
そこで主人や母に相談し冷静にいろいろ考えた結果、「母子分離の時間を定期的にもつことが必要だ」という結論になりました。娘にとっても、母子分離の時間を持つ丁度良いタイミングです。
今までは、いくら習い事をしたり積極的にお友達と一緒に遊ぶ機会をもったりしても、常に私と娘は一緒。私以外の大人に怒られたり、お友達と接していて我慢をしたりという経験もこれからは必要だと思いました。
一時保育?ベビーシッター?両親?預け先はどうする?
いわゆる正社員などのフルタイム勤務以外の働き方だと、私の住んでいる地域では保育園に預ける事は到底ムリなので、預け先の候補としては以下の方法があります。
●保育園の一時保育
●こども園の一時保育
●一時保育専用施設の一時保育
●保育室の一時保育
●ベビーシッター
早速自宅もしくは最寄り駅から近く預けやすい施設を調べ、その全てに電話で問い合わせてみましたが、一時保育のサービスを利用できるように「登録」すること自体にすでに何十人も待機している状態の施設が多く、そもそも今すぐには利用することができない状況でした。また、保育内容、体制、環境、料金など本当に多様なので、預ける目的やこちらの優先事項などをしっかり明確にすることが必要だと思いました。
いろいろ迷いましたが、登録待ちのリストに追加してもらうことはせず、まずは両親に娘を一人で預けることから始めることにしました。母子分離の最初のステップとしては結果的には一番よかったのではないかと思っています。
私の場合はたまたま両親の協力を得る事ができ、恵まれた環境であったことに心から感謝しています。今迄は極力自分でなんとかしようと思っていましたが、やはり限界があるので、これからは頼れるところは周囲に頼って何とか乗り切りたいと思っています。
地元の子育て施設、保育園や幼稚園の情報収集が大切!その時のポイントとは・・・
私の場合、今住んでいる地域には結婚してから引っ越してきたため、友人知人もおらず近所にママ友ももちろんいませんでした。そのため1から人間関係を築く必要があり、とても不安でした。また、地元の子育て情報や保育園幼稚園などの情報もほとんどなかったので大変困りました。
そんな中、こんなに人見知りの私が情報収集するために実行していたのは以下の2つです。
●区役所、保育園、幼稚園、託児サービスを行う施設に直接電話をかけて必要な情報を得る。
●近所の公園、よく行くデパートの授乳室やキッズルーム、習い事等、とにかく近所で気の合うママ友達を見つける!
当たり前のことですがこの2つの方法に尽きます。インターネット上では色々な情報があり過ぎて混乱してしまうので、直接その施設に電話をして質問することが一番正確です。その際には保育時間と電話受付時間を確認し、質問したいことは事前にメモ書きしてまとめておくなどすることを心がけています。
また、実際に子どもを預けていたり通っていたりする生の情報などはやはり近所の同じ立ち場のママ達に教えてもらうのが一番です。
かなり人見知りな私ですが、子ども同士が仲良くなったママさんや、向こうから話かけてくださったりするママさんとは積極的にお話するようにしています。困っていると本当に親身になって教えてくれるので心強くありがたいです。
皆さまも、もし身動きがとれなくなって悩んだら、とにかくだれかに聞いてもらうこと、そして一歩でも動いて前進することが大切だと思います。同じように悩んでいる方に少しでも参考になれば嬉しいです。
#キーワード
1
産後うつの妻にかわり、育児9割負担を覚悟した夫。「不平等な育児」に学んだ。
上野舞
2
追い詰められたママのイライラは、子どもに向かう。それを救ってくれたパパの言葉
とげとげ。
3
産後のウラミは根深くて…10年経っても忘れられない夫の言葉
コノビー名作集
4
胸に刻もう……5歳児が語る結婚条件があまりにも具体的でシビアすぎる。笑
コノビー名作集
ママは笑うしかない(涙)2歳娘が発した辛辣なひとこと!
コノビー名作集
「息子さんには向いてない」そう言われ続けた彼が挑んだ、ピアノへの道
コノビー名作集
ご近所さんの気持ちに感謝…もらったのはお茶だけじゃなかった
コノビー名作集
産後のウラミは根深くて…10年経っても忘れられない夫の言葉
コノビー名作集
子が夫に質問「ママのこと大好き?」聞き耳をたてていたら、嘘でしょ…?
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
「ワーママの大変さ」を、パパが実感したのはこんな瞬間
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
思わずキュン…♡レストランで夫の対応に”惚れ直した”出来事
多喜ゆい
座ったまま「ママ、お箸は~?」と聞く息子に、パパがひとこと。
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』