子どもに教えられる？｢お箸のマナー違反18選｣

和食を食べる日本人の食卓に、箸はなくてはならない存在です。
食事のマナーを子どもに教える中で「箸の使い方」は必ず教える家庭も多いかと思います。

我が家もそんな家庭のひとつ。
2歳の娘が5歳の息子の真似をして箸を使いたがったので、そのタイミングで娘と息子に新しい箸を買ってあげたことにより、2人の間で箸ブームが到来！

スプーンやフォークを用意しても、何でも箸を使って食べようとするほど、興味を持って箸を使っています。

2歳で箸の使い方を教えるのは少し気が早いかなとも思いましたが「好きこそものの上手なれだ！！」と思い、このタイミングで（息子には再度になりますが）箸の使い方を教えることにしました。

しかし、ここで問題発生。

箸の正しい持ち方は、私自身毎日使っているから分かるけれど、改めてやってはいけない箸使いってなんだっけと考えると、私が子どもの時、よく母から口うるさく言われていた「貰い箸｣と「指し箸」は分かるけれど、他のルールが分からなかったのです。


皆さんは、いざ子どもに箸の使い方を伝えるとき、やってはいけない箸使いを正しく伝えられる自信はありますか？

やってはいけない箸使いについて調べている中で、トリップアドバイザーという会社が外国人向けに製作した、箸のマナーを教えるイラストを見つけました！

外国向けの方に作っていることもあり、とても分かりやすいです。
あなたはいくつ知っていましたか？

・かき箸
器に口をつけたまま、料理を箸でかき込まない

・立て箸
箸をご飯の上に突き刺して立てない

・渡し箸
のように箸を置くと、｢食事は終わりました｣という意味になる

・ふたり箸
同時に皿の中に箸をいれない

・こじ箸
器に盛られた食べ物を、上から食べずに、好みのものだけを探り食べしない

・指し箸
人や物を箸で指さない

・迷い箸
「何を食べようかな」とお箸を迷わせない

・込み箸
箸を使って口の中に大量に食べ物を詰め込まない

・空箸
一度箸をつけておきながら、取らずに箸を引いてしまわない

これらのやってはいけない箸使いの総称を、嫌い箸(きらいばし)と言います。
ご紹介した嫌い箸以外にも、たくさんの種類があるので確認してみてくださいね！

恥ずかしながら今まで私は、子どもに何かを教える時、偉そうにものを教えるばかりで、自分自身が改めてそのことについて知ったり学んだりしようということをあまりしてきませんでした。

しかし今回改めて箸の使い方を私自身も学びなおすことをしたおかげで、子どもたちに伝えられることが増えたり、子どもたちと一緒にゴールに目指して進むという体験をし、本当にいい時間を子どもたちと過ごすことができていると感じています。

子どもの学びのタイミングは絶好の親の学びのタイミングでもあるんですよね！


ちょっと話はそれますが、年末年始帰省した時に、仮に箸の使い方をおじいちゃんおばあちゃんにチェックされても、みんな完璧に使えるようになっているというのも、個人的には嬉しいポイント(笑)です。

皆さんもこのタイミングで改めて「お箸の使い方」見てみてはいかがでしょう？