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公開 2015年12月25日  

子どもと遊ぶのが苦手な人のための「子守り入門」

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子どもと遊ぶのが苦手!遊んだあとぐったり!というそんなあなたに処方箋!


目次 子どもと遊ぶのは、なんだか疲れる!?
「子どもと遊ぶこと」に対する理想が高すぎませんか?
■テクその1:強敵・子どものファンタジーにはリアルなツッコミで対抗せよ!
■テクその2:手加減無用!大人の圧倒的な凄さをみせつけてみる
■テクその3:トドメだ!「ほかの遊びがいい」と言ってみる

子どもと遊ぶのは、なんだか疲れる!?

Conobieの読者には、ママパパ世代の方が多いと思いますが、そうでない方も、年末年始やGW、お盆休みは親戚の子どもと遊ぶ、数少ない機会となっているのではないでしょうか。

子どもが大好き!という方なら全く問題ありませんが、「実は子どもと遊ぶのが苦手・・・」という方も結構いるはず。もしくは、「子どもが好きだけど、ずーっと遊んでいるとさすがに疲れてくる(のに、子どものエネルギーは一向に衰えないから勘弁してくれ)」という方もいらっしゃるでしょう。

どうせ同じ時間を過ごすなら、少しでも自分も楽しめる方がいい。そしてできることなら、なるべくエネルギーを消耗したくない。

そんな方のために今回は、「大人も“そこそこ楽しめる”遊びのつきあい方や考え方」をお伝えします。

まずは、「子どもが苦手」と感じている多くの方が勘違いしていることを指摘しておきましょう。

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「子どもと遊ぶこと」に対する理想が高すぎませんか?

自分と楽しみのツボが異なる子どもと遊ぶということは、非常にハードルの高く思えるものです。

同じことを延々と繰り返すのに付き合わされたり、おままごとではニセモノだとわかりきっているプラスチック製の野菜でカレーをつくらなければならない。

たまに会うのだから、少しくらい遊びに付き合ってみようかな。などと魔が差したあなたは、10分後には確実に疲れ、そして見事に飽きています。

なぜ、そんなに疲れてしまうのか。

私が思うに、「子どもと遊ぶとは、かくあるべき」という理想が高いのではないかと思うのです。子どものテンションに合わせて、普段使わないような声で、腰もかがめて、、何から何まで頑張ろうとするのは、無謀です。

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それに、明らかに飽きている大人の心理を子どもは敏感に感じ取ります。

遊び心が感じられない大人とは、当然子どもの方だって遊びたくありません。だんだん面白さが失われていき、つまらなくなる。間が持たなくなって、しまいには泣き出す。

となれば、子どもが苦手な方にとっては、最も恐れていた事態が発生してしまう。

つまり、子どもと遊ぶのであれば、一緒に遊ぶ大人の方も、なるべく飽きないための工夫をする必要があります。そうすることで、結果的に子どもも楽しく遊べるのです。

要は、すべてを子どもに合わせる必要などないのです。

では、自分がそこそこ楽しむためには、どのような工夫ができるでしょうか。
以下にご紹介してみます。

■テクその1:強敵・子どものファンタジーにはリアルなツッコミで対抗せよ!

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子どもの想像力。空想力ってすごいですよね。特に幼児期にみられるごっこ遊びの世界観には、現役保育士でもついていけないことがあるくらいです。そんな子どものファンタジーに、大人が“無理して”ついていくのはもう止めましょう。

ファンタジーの世界を全否定まではしないけれども、普通の大人の視点からツッコミを入れてみるという関わり方。これが、意外にも遊びが広がっていくきっかけになることがあります。

例えば、レゴでお家をつくっていたとします。

「できた!これ、おじちゃんのおうちね」と言う子どもに対して(「おじちゃんじゃなくてお兄ちゃんと呼べ」というツッコミは置いといて)「あー、いいね。でもこれ、どこから入ればいいの?」とか「あ、屋根がないから雨が降ったらびしょびしょだね。」という感じで、さすが社会人と思わせる冷静さでコメントしていきます。

すると、子どもの方から「あ、そうだった・・・、ちょっとつくりなおす・・」という感じで応えてくれることがあります。(つくりなおしている間、大人は休憩できます)

子どもは大人が無理して楽しいとも思っていないファンタジーに付き合うよりも、自分のファンタジーにリアリティをもたらしてくれる真剣なフィードバックを(意外なことに)求めている。そういうことが、たくさんあります。

■テクその2:手加減無用!大人の圧倒的な凄さをみせつけてみる

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子どもと遊ぶのが苦手な人の傾向として「主導権を常に子どもに握られるのが嫌」という人がいます。

たしかに、可愛がってあげようと思って下手(したて)に出てみたは良いものの、打ち解けてくるとだんだんわがままを言うようになってきて、振り回されてしまったという経験、ありませんか?

そういう場合はいっそのこと、その遊びで圧倒的な成果を出してやりましょう。

どんな遊びも、本気でやってよいとなれば、自分も楽しめますよね。テレビゲームでも、ボール遊びでも、積み木でも、本気を出していただいて構いません。

その時の子どもからの羨望の眼差し。「すげえ!」と言わせたら勝ちです。

そこからは自分のペースで、ゆったりと関わることができます。

教えを請うてきたら、応えてあげればよいのです。それでも子どもにとっては、十分に魅力的で刺激的な時間になるでしょう。

■テクその3:トドメだ!「ほかの遊びがいい」と言ってみる

たとえば、子どもの希望通りに始めたトランプがちょっとマンネリ化してきたとします。その時、遊びを変えるか、ルールに味付けをしてみるか。いろいろな選択肢がありますよね。

いつも遊びをダイナミックに変えるのは子ども。大人はそれに従っています。大人にだって好き嫌いはあるのに、子どもと遊ぶとなるとなぜか我慢してしまうのです。

でも、どうせ同じ時間遊ぶなら、少しでも自分が楽しめそうなものを提案することが重要です。子どもと対等にわがままを言えることで、本当の意味で「子どもと目線がそろう」ように思います。

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いかがでしょうか。
子どもと遊ぶことに苦手意識を持っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ試していただければと思います。

どれにも共通することは「正直に反応して、よいのでは?」ということです。子ども相手だからといって、自分の気持ちに無理をして付き合うことはないのです。

みなさんの子どもとの時間が、より良い時間になりますように。

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