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公開 2020年11月14日  

マタニティマークはいつから?嫌がらせにあうの?もらい方や注意点をご紹介

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公共の場でマタニティーマークを付けることは、赤ちゃんとお母さんを守るだけでなく、周囲の人も妊婦であることがわかり、気遣うことができます。一方で、妊婦とわかると心無い対応を受ける方もいるようです。楽しいマタニティーライフのためにも、マタニティーマークを上手に活用したいですね。


目次 マタニティーマークとは?
いつからつける?
どこでもらえる?
マタニティーマークの種類
マタニティマークをつけるメリット
マタニティマークをつけるデメリット
マタニティーマークをつける注意点
お母さんと赤ちゃんのために

マタニティーマークとは?

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公共交通機関を利用したり、デパートで買い物をしているとマタニティーマークをつけた方を見かけます。

これからお母さんになるであろう、その妊婦さんたちは幸せそうに見えます。


マタニティマークとは、妊娠・出産に関する安全性と快適さの確保を目指し、2006年に厚生労働省が発表したものです。

このマークをつけていると、一目で妊婦であることがわかります。

妊娠初期の女性はお腹もさほど大きくないため、妊婦であると気づかれにくいのです。

お腹の中に赤ちゃんがいることや、体調が悪くなったときなど、周囲の理解を得るために有効なのがマタニティマークなのです。


筆者は妊娠中も仕事をしていたため、会社鞄にマタニティーマークをつけることが嫌でした。

そのため、妊娠4ヶ月頃までは何もつけずに出歩いていたのですが、看護婦の友人から「出かけるときはマタニティーマークをつけてね」と言われました。

安定期に入るまでは、体調のすぐれないことも多いかと思います。

自分が妊婦であることを周囲に気づいてもらうことで、安全なマタニティーライフを送りましょう。


いつからつける?

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マタニティーマークをいつからつけるべきかは妊婦さん次第ですが、母体と赤ちゃんの安全を考えるとできるだけ早い方が良いでしょう。

産婦人科で妊娠が確認されれば、もう立派な妊婦です。

妊娠が分かったけれど、3ヶ月くらいしてから周囲に教えようと考えている方や、職場への報告がまだという方はマタニティーマークをつけるか迷いますよね。

妊娠初期は流産の可能性もありますし、一部の人にだけ伝える方もいるのではないでしょうか。

そのような場合は、電車やバスに乗るときだけでもマタニティーマークをつけることをおすすめします。

時と場所を判断して、自分と赤ちゃんを守るために使用してください。


どこでもらえる?


マタニティーマークは母子手帳を交付する時に一緒に配布する自治体が多いようです。

自治体ごとに妊娠・育児のサポート体制が違うので、母子手帳を交付している窓口に問い合わせてみてください。


また、地域によってマタニティーマークのデザインや色に違いがあります。

筆者が住む京都ではよく見かけるマタニティマークではなく、シックな色使いのものを配布されました。

その他、地域の鉄道会社でマタニティーマークを配布している場合があるそうなので、最寄りの駅で確認してみましょう。


マタニティーマークの種類

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キーホルダータイプ


街中で多く見かけるのが、銀色のボールチェーンのついたキーホルダータイプ。

無料で配布されるマタニティーマークは、このキーホルダータイプが多いようです。

首都圏16つの鉄道会社では妊婦を対象に、キーホルダータイプのマタニティーマークを配布しています。

一部の航空会社や鉄道会社などでは、オリジナルデザインのマタニティマークを配布しているところもあるようですよ。


お守りタイプ


神社によって、マタニティーマークをデザインしたお守りを頒布しています。

安産祈願のお守りなので、常に身に着けていれば更に心強いですよね。


手作りマタニティーマーク


マタニティマークのデータは、厚生労働省のホームページから誰でも自由にダウンロードできます。

そちらの利用して、ご自身でマタニティーマークを手作りしている人もいるようです。

またハンドメイド品販売サイトでは、可愛いデザインの手作りマタニティマークが多く販売されています。

裁縫が苦手だけど人とはちょっと違ったマタニティマークが欲しい!という方は、一度探してみてもいいですね。


車用マタニティステッカー


妊娠中に車を運転するという方向けに、車用のマタニティステッカーもあります。

これを張っていることで、緊急時にレスキュー隊に、妊婦や小さなお子さんが乗車していることを知らせることができます。

最近ではショッピングセンターの駐車場などに、妊娠中の方向けの駐車スペースが用意されていることがあります。

妊娠中の方であればもちろんこのステッカーがなくても駐車できますが、貼っておくとより周囲の理解を得やすいです。


マタニティマークをつけるメリット

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マタニティマークをつけるメリット


マタニティーマークをつけて出かけると、周囲の温かい心遣いを感じることがあります。

電車やバスでは席を譲ってもらえることがあり、レストランやカフェでは空調に気を遣ってくれたり、座る席もソファーか椅子のどちらが良いかなど選ばせてもらえることが多いです。

車で買い物に行くときは、駐車場が混んでいても優先的にお店の入口に近いところに停めることができたり、最近では、コンビニの駐車場にマタニティーマークが描かれているところもあります。

お店に出入りするときにドアを抑えてくれる方もいて、荷物を持っているときはとても助かります。

妊娠初期はお腹も目立たないため妊婦とは気づきにくいですが、マタニティーマークをつけることで周囲の人も手助けしやすくなるようです。

親切にしてもらったときは必ずお礼を言うと、お互いほっこりとした気持ちになれますね。


マタニティーマークをつけていたときのあったか体験談

嬉しかったことは
バスで先に並んでいた見知らぬおじいさんから
先に乗るようにススメて下さった事です
空いている時間帯だったので、
おじいさんを先にどうぞっと気持ちだけ受け取りました
ツワリが辛かった時期だったので、とっても嬉しくなりました

マタニティマークをつけるデメリット

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マタニティーマークをつけていると危険なこともある?


本来、妊婦さんとお腹にいる赤ちゃんを守るためのマタニティーマークですが、ときとして嫌がらせを受けることもあります。

ここでは、被害にあった方の体験談をご紹介します。


7か月の妊婦です。今朝電車で隣に座った50歳位の女性が私の事を「隣の妊婦、咳をしたり鼻水を拭いたりマジでイライラする」とネットにアップするのを偶然見てしまいました。皆さんはどう思われますか?
この50歳くらいの方は、明らかに健康なのに毎朝優先席を陣取り小説を読んだり携帯を触ったりしています。
目の前に他の妊婦さんが立っても気付かないふりをしています。今日もそうでした。

詳しい書き込みは「妊娠してるからって特別か?隣の妊婦マーク付けた女、マジ最悪。
前も隣になったことがあるけどた咳したりマスク外して鼻水拭いたりほんとイライラするんだけど。」といった内容でした。
もっと酷い表現を長い文章でされていました。

友人から連絡があり、マタニティマークはつけない方がいいかもしれないと言
われました。
理由を聞くと、朝のラッシュのときに、電車に乗ろうと並んでいいると後ろに立っていた人が妊婦うざいと言って、バッグにつけていたマタニティマークを引きちぎってそのへんに捨てたらしいです。
幸い、彼女に怪我などはありませんでしたが、中にはマタニティマークをよく思わない人もいるのが事実だから、つけない方がいいかもしれないとのことでした。

マタニティーマークをつける注意点

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マタニティーマークを付けるにあたって注意したいことは、そのマークを見て全ての人が優遇してくれるわけではないということです。

特に、公共交通機関では妊婦が近くにいることで緊張する人もいますし、お腹の大きいことを邪魔と思う方もいるようです。

また、疲れているのに妊婦に席を譲りたくないと考えて、狸寝入りをする人もいます。

妊娠してマタニティーマークを付けている妊婦さんはとても幸せそうに見えるため、子どもを授かりたいと不妊治療を続けている女性からすると嫉妬や妬みをかうかもしれません。


そのため、マタニティーマークを付けるときは、時間や場所を考えて有効に活用することをおすすめします。

体調がすぐれないときや、お腹の張りが頻繁にある日などは付けておくと、何かあったときに周囲もすぐに妊婦だと気づくことができるためつけておく方が良いでしょう。


やはりお腹の赤ちゃんの命を守れるのは自分だけですので、何かあった時の為に、マタニティマークはバッグの外側の見えるか見えないかの位置に付けていました。
電車で席が空いてて普通席に座れた時には、手で隠したりして見えるか見えないかぐらいにし、優先席に座る時は見える様に、立ってる時は見えない様に内側に移動させ、と臨機応変にしてました。たまに立ってても私に気づいて譲って下さる方が居た場合は、相手の気持ちも考え、例え乗ってるのが一駅だけでもお礼を言って座らさせて頂きました。

ちなみに、妊娠中期に一回駅で倒れてしまった事があり、その時に近くに居た人が私の異変に気づいて下さり助けて下さったのですが、その時はマークを外側に付けていたお陰で私が妊婦だってすぐ気づいて頂けてそれにそった処置して頂けて事なきを得ました。

お母さんと赤ちゃんのために

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妊婦さんにとって、身を守るためにあるマタニティーマークは社会で受け入れられることが理想です。

街で出会う全ての人が妊婦さんを歓迎してくれるとは限りませんが、親切にしてくれる人もたくさんいます。


何かあった時に、すぐに妊婦だと気づいてもらえれば、その場での処置や病院への搬送も間違いなくおこなうことができます。

まずは自分の体とお腹にいる赤ちゃんを気遣ってマタニティーマーク活用してください。

これから生まれてくる命のためにできるだけ安全で健康的な生活を送りたいですね。


※ この記事は2024年12月10日に再公開された記事です。

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