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公開 2016年01月30日  

結婚して21年。良好な夫婦関係でいるために、僕が妻との会話でずっと心がけて来たこと

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妻への声かけひとつで、妻の気持ちはプラスにもマイナスにもなります。ずっと良好な夫婦関係であるために…結婚してから今までの21年間、私が心がけてきたコツをお伝えします。


妻からの嫌みをかわす、感謝の言葉

休日の朝、私がいつものランニングに出かけるときのこと。妻は、部活動へ行く娘のお弁当を作っていました。

「ちょっと走ってくるわ」
「あなたはいいわねえ。お弁当作らなくていいから」
「ごめんね」

妻から軽い嫌みのジャブを受けながらも、私は結局走りに行ってきました。こんなときには、妻への感謝の言葉が大切です。
走り終えて、家に帰ってきたとき

「走りに行かせてくれてありがとうね」
「いつまでも、若々しくて元気だよね」

このような言葉をかけると、妻も笑顔で答えてくれます。

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結婚して21年間続けてきたこと

妻と結婚して21年が過ぎましたが、いつもこんな具合で感謝の言葉を伝えると、なんとかその場が収まることは多い。

私は妻へ豪華なプレゼントもしたことはありませんし、恥ずかしい話ですが結婚前はお金がなくて、婚約指輪も買えていません。そんな情けない夫ですが、「これだけはずっと続けてきた!」と自信を持って言えることがあります。

それは『プラスの言葉がけ』をすること。

大げさなことではありません。名言の様なフレーズやカッコイイ言葉を言ってきたわけではないのです。

では『プラスの言葉がけ』とは、どのような言葉がけなのでしょうか?

『プラスの言葉がけ』とは?

『プラスの言葉がけ』と言っても、それは本当にとてもシンプルな言葉です。

「ありがとう」
「おいしい」
「きれい」
「かわいい」


たったこれだけなのです。

妻がなにかやってくれたら…「ありがとう」
妻がご飯を作ってくれたら…「おいしいなあ」
妻がきれいにお化粧していれば…「きれいだね」
妻の何気ない仕草が良かったら…「かわいいね」

いかがでしょうか?とてもシンプルだと思いませんか?

『プラスの言葉がけ』は「マイナス感情」を消してくれる

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ここまでで、「本当にそんな言葉で妻の気持ちが楽になるのか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

そこで私は、妻にどう思っているのか、気持ちを聞いてみたのです。

「結婚して、俺はずっとプラスの言葉がけを続けてきたけど、実際どうだった?」

「あなたは、時々自分のイライラ感情をぶつけてくることもあって、嫌な気持ちになったこともあったけど、自分が悪いと思ったらごめんなさいって謝るし、嫌な気持ちの2倍も3倍ものプラスの言葉がけをしてくれたおかげで、マイナス感情からプラス感情に変わっていったわよ」

私の続けてきたことは、あながち間違ってはいなかったようです。

「気持ちは言葉で伝える」こと!

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夫婦生活が長いと「言葉なんていらない」とか「照れくさくて、ありがとうなんて言えない」といったことをよく耳にしますね。確かに日本人は、感情表現が下手だとも言われます。「愛と信頼があれば言葉はいらない」という男性もいらっしゃるようです。

でも、私は逆だと思います。長く一緒に生活していれば、お互いの我慢が積もり積もっていく可能性もあります。「これくらい言わなくてもわかるはず」といった思いこみは、とても危険です。男性側の勝手な思いこみであったりすることも多いのです。

このようなことが長年続けば、妻の不満は積もりに積もって「熟年離婚」という残念な結果にもつながりかねません。それを解消するには、「言葉で自分の気持ちを伝える」ことが一番です。

どうか照れずに、あきらめずに!

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いかがでしょうか?「今までそんな言葉、妻に面と向かって言ったことがないから、やっぱり無理」という方!そういう方には、『ながらプラス言葉』をオススメします。

食べ終えた茶碗を片付けながら「あー、おいしかった。ありがとう」。仕事へ出るとき「いってきます」と言いながら「今日もきれいだなあ」とつぶやいて出ていく。

どうでしょう?『プラスの言葉がけ』をすると、最初は奥様も「いったいどうしたの?」と不思議がるかもしれません。でも、続けてみてください。きっと奥様も、だんだんとそれが心地良くなってくるはずです。

結婚してから21年間、この言葉がけを続けてきた私。もちろん、これからも続けていきます。

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