知っておきたい♪赤ちゃんを起こさず布団へおろすテクニックまとめ
410,872 View赤ちゃんには「背中スイッチ」があるって知っていましたか?ここでは、抱っこでやっと寝てくれた赤ちゃんを、起こさずに布団へおろす、様々な対策をご紹介しています。ちょっとしたコツで寝かしつけることに成功するかもしれません。授乳クッションやバウンサーなども使ってみるのもいいかもしれませんね。寝かしつけで毎晩赤ちゃんと格闘中のママやパパ。ぜひご一読ください!
出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030000305なんで泣いてしまうの?ポイントは「背中スイッチ」
ママの腕の中で、ようやく眠ってくれた赤ちゃん。起こさないように、そーっとそーっと、静かに布団の上におろした途端…!なぜか目がパチリと開いて「ギャー!」と泣き出してしまう赤ちゃん。「はぁ…」とため息をついて、また抱き上げる。
これを何度も繰り返したママも多いのではないでしょうか?
抱っこでは寝るのに、どうして布団におろすと泣いてしまうのでしょう。
「背中スイッチ」という言葉を耳にしたことはありませんか?これは、寝かしつけた赤ちゃんを布団の上におろすと、まるでスイッチが入ったかのように、すぐに起きて泣き出す様子を表した言葉です。
赤ちゃんの背中は、本当にびっくりするぐらい敏感。我が子の「背中スイッチ」に翻弄されているママたちの声を集めてみました。
膝の上からお布団の上に降りたくらいで世界が終わる訳ではないのだから、素直に寝てくれればいいのにっていつも思う(背中スイッチ)
— さとこ (@grizz_grizz) January 19, 2016
1時間半くらいかけて寝かしつけしたのに40分で背中スイッチ入れてしまったつらい
— めいび'16 (@maybe_tw) August 10, 2015
腕の中ではほんっとグッスリなんだよなぁ…なーんでベッドにおくとたちまち起きてフナフナ泣くかなぁ…?????? そう、それが背中スイッチ。うん、知ってるよ知ってるんだけど
— あさこ@2歳♂と0歳♀ (@asako_seasons) January 14, 2016
たくさんのママたちが、同じような経験をしている…と思うと、少しホッとしますね。
背中スイッチが発動する原因は?
では、赤ちゃんを布団におろすと、どうして背中スイッチが発動してしまうのでしょうか?その原因を探ってみましょう。
①ママの腕と布団の、温度や感触の違いを、背中で感じ取ってしまう
眠りの浅い赤ちゃんは、温かいママの腕から、冷たいお布団に移動させられると、その温度変化にすぐに気づいてしまうようです。
②布団に置くと、赤ちゃんの姿勢が変わる
これは仕方のないことですが、丸い姿勢で抱かれていた赤ちゃんが、布団の上に置かれると、体が伸びます。その姿勢の変化で、目が覚めてしまうのです。
③本能の表れ
こんなに小さな赤ちゃんですが、やはり布団におろされると不安を感じてしまうのでしょうか。泣くことで「一人にしないで!」と訴えているのだと思います。
スイッチを押さずに、寝ている赤ちゃんを布団へおろす時の方法5選
それでは、この「背中スイッチ」を押さずに、赤ちゃんを布団に上手におろす5つのテクニックを、実際の成功例と共にご紹介していきたいと思います。
1.頭からおろす
【手順】
1.まず、赤ちゃんの頭を静かに布団に下ろす。
2.次に、首・背中の順に、少しづつ布団に下ろす。
このとき、首や背中に添えていた手を、そっと抜く。もう片方の手はお尻を支えたまま。
3.最後に、空いた手で、お尻をトントンしながら、お尻を布団に着地させる。
【ポイント】
お尻は赤ちゃんの安心ポイント。
意外ですが、一番最後に、お尻を下ろすことで、不安を感じさせずに布団に寝かせることができます。
心配な場合は、しばらく、お尻の下に手を置いたままにしておくのも効果的です。
背中スイッチは厄介だけど、よく赤ちゃん布団に置くときお尻から置く人多いけど頭からの方がいいって聞いてから頭から置くようにしたら背中スイッチあんまり作動しないから置き方変えるだけでも変わるなんて本当に繊細なんだなって改めて思う
— めぐめぐ (@Nadeshiko_ym) January 16, 2016
2.おくるみやバスタオルにくるんで抱っこして寝かしつけ、そのまま布団におろす
【手順】
1.赤ちゃんをおくるみやバスタオルにくるみ、眠るまで抱っこする。
2.おくるみをした状態で、静かに布団に下ろす。
【ポイント】
お腹の中にいたときと同じような体勢になるよう、しっかり赤ちゃんをくるみます。
布団におろしたとき、おくるみがはだけてしまわないように、きっちりと崩れないように赤ちゃんをくるんでから、抱っこしてくださいね。
【必要なもの】
おくるみ・バスタオル。
赤ちゃんをくるみやすく、肌に優しい、季節に合った素材のものを選んでください。
@mai_k_kiss 背中スイッチですね……。気温が変わるのが不快で泣くんじゃないかなと思ってます。今の季節はそのまま置くよりおくるみかなにかで背中を包んで布団におろすと成功率が良かったです。
— 苔 (@koke_h) January 16, 2016
3.赤ちゃんが眠るクッションごと抱っこする
【手順】
1.いつも使っている、赤ちゃん用布団やクッションに赤ちゃんを乗せ、抱っこして寝かしつける。
2.そのまま、布団の上におろす
【ポイント】
特に、クッションに乗せて抱っこする場合は、赤ちゃんが抜け落ちて落下することがないように、十分注意してください。
【必要なもの】
赤ちゃん用布団・授乳クッションなど。
2015/10/12 床に置くと背中スイッチ発動で泣く。 どんだけ寝てても泣く。 授乳クッションで寝かせると良いらしい。 お腹の中で丸くなってたの思い出して安心なんだって。 pic.twitter.com/A9pWbcmsuD
— emama813 (@emamama813) October 12, 2015
布団への下ろし方のテクニックではありませんが、このような方法も試してみてはいかがでしょうか?
4.布団を温めておき、ママの体温との差をなくす
【手順】
特に冬場の、誰も寝ていない布団は、ひんやりしているので、湯たんぽや電気毛布などで、あらかじめ温めておく。
【ポイント】
布団が熱くなりすぎないように気を付けてください。
赤ちゃんを寝かせたら、湯たんぽや電気毛布は外しましょう。
【必要なもの】
布団を温めるグッズ(湯たんぽ・電気毛布など)。
我が家の息子君も少し前に背中スイッチが激化したんですが、湯たんぽで解決しました。お布団に湯たんぽ入れて、ウトウトしだしたら湯たんぽと息子君を入れ替えると、布団に置いた瞬間ムッ!て顔するんですが、背中の暖かさに解凍されてスヤァしていきます。
— まゆみ (@akai_mayumi) January 18, 2016
5.ベビーラック(またはバウンサー)を、ゆらゆらさせながら寝かしつける
【手順】
1.授乳が終わりゲップがだ出たら、ベビーラックに寝せる。
2.ベビーラックをゆらゆら動かして、寝かしつける。
【ポイント】
もし、スイングするベビーラックやハイローラック、バウンサーをお持ちなら、ぜひ試してみたください。
自然な揺れが、赤ちゃんの眠りを誘います。
手動で揺らすタイプと、電動タイプがあります。
【必要なもの】
スイング機能付きのベビーラックまたはバウンサー。
坊やは結構寝てくれるタイプの子で、すごく楽。ベビーラックゆらゆらも効果大なので、背中スイッチで起きることも少ない。
— まり (@ma_ri_aka) November 10, 2015
だっこ寝以外のお子さんへおすすめな寝かしつけ方法
■添い寝が好きな子におすすめな寝かしつけ
赤ちゃんは、一人にされると不安になるもの。ママがそばにいるだけで安心して、眠りに就けるでしょう。
【手順】
ママは赤ちゃんにぴったり寄り添って、肌のぬくもりを感じさせるほど密着します。
やさしく胸をトントンしたり、頭を撫でてあげたり、手や足を軽く握ってあげたり。
赤ちゃんを安心させてあげてください。
【ポイント】
ママの愛情が赤ちゃんに伝わるように、やさしく触れてあげてください。
【必要なもの】
快適に眠りに入れるよう、寝具やパジャマは暑くないか、寒くないか、気を付けてあげましょう。
赤ちゃんとは出来る限り添い寝をしてあげてください。 意外なほどよく眠ってくれるし、 赤ちゃんもママと同じ布団で寝ると落ち着くということが研究でわかっています。 3歳まで添い寝した子は情緒の安定した子になると言われています。
— ゆいあやまむ (@mttfg886) January 15, 2016
■おっぱいが好きな子におすすめな寝かしつけ
おっぱいが大好きな赤ちゃんなら、ママも一緒に横になって、おっぱいをあげてみてはいかがでしょうか?
【手順】
1.ママは横向きに寝る。赤ちゃんも横向きに寝かせ、赤ちゃんと向かい合う。
2.赤ちゃんの口元に、ママのおっぱい(乳首)が届くように、高さや距離を調整して、赤ちゃんにおっぱいを飲ませる。
3.おっぱいを飲みながら、寝てしまったら、静かに乳首を外す。
【ポイント】
抱っこに疲れてしまったとき、ママも横になって休みたいとき、添い乳をされる方も多いでしょう。
ママも眠ってしまうと、赤ちゃんが窒息してしまう危険性もありますので、注意してください。
【必要なもの】
ママの体重を預けるクッションがあると、飲ませやくて便利です。
昨日から添い乳始めました 自分も寝ていられるし、背中スイッチも入らないしいいなこれ なにより腕枕でしがみついて寝てるのちょうかわ
— ゆずき (@yuzuki5321) October 10, 2015
■絵本を読んで寝るのが好きな子におすすめな寝かしつけ
赤ちゃんはママの優しい声が大好き。絵本の読み聞かせは、赤ちゃんの心を落ち着かせます。
【手順】
部屋の照明は明るすぎず、暗すぎず。
ゆったりとした気持ちで、ママも楽しみながら、絵本を読んであげてください。
【ポイント】
寝る前の“入眠儀式”として、毎日行ない、定着させること。
毎日続けることで、安心して眠りに就けるようになり、本が大好きな子になるでしょう。
【必要なもの】
赤ちゃんのお気に入りの絵本を、数冊用意しましょう。
どんなに工夫しても寝ない時もある
いろいろな方法を試してみても、どうしても赤ちゃんが寝てくれない時。
そんな日は、諦めて、ママも赤ちゃんと一緒に起きていましょう。
毎晩、続くようであれば、時にはパパにも、赤ちゃんのお世話をお願いしてみましょう。「次の日はお仕事がお休み」というような夜は、頼みやすいかもしれませんね。意外にも、パパのほうが寝かしつけが上手だったり…という、新たな発見があるかもしれません。
今はつらいかもしれませんが、夫婦で協力して、この大変な時期を乗り切ってくださいね!
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