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公開 2016年01月31日  

お宮参りの服装は?時期や場所、祈祷料をまとめてご紹介!

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新しい家族が増えて、初めて外出する家族の行事が「お宮参り」です。しかし初めてのお宮参りに、服装や時期・場所、祈祷料などの不安をもっているママも多いのではないでしょうか。今回はそんなお宮参りについてまとめました。ぜひ、参考になさってください。


目次 お宮参りって?
お宮参りはいつ行くの?
お宮参りはどこに行くの?
祈祷料はいくらお支払いするの?
お宮参りの服装は? ①ママの場合
お宮参りの服装は? ②赤ちゃんの場合
掛け着とは?
お宮参り当日の流れ
まとめ

お宮参りって?

お宮参りとは、赤ちゃんが無事に産まれたことを感謝し、健やかな成長を願って産士神さまに参拝する伝統行事です。お宮参りの別名を「産士神参り(うぶすなかみまいり)」「初宮詣(はつみやもうで)」と言うこともあります。


■お宮参りの由来
お宮参りの由来は古来、赤ちゃんの誕生を産士神に報告する「産士詣(うぶすなもうで)」にあるといわれています。江戸時代頃には、親戚や知人宅へお宮参りの報告と挨拶に出向く習慣が全国に広がっていきました。


■参拝時の風習
お宮参りは、子どもに祝い着を着せ、生まれた子どもを夫の母が抱く習慣があります。母親が抱かない理由は、古来ではお産は穢れたものと考えられており、母親の産後は「忌」明けがまだであるため、神様に近づくことを許されなかったからだといわれています。

お宮参りはいつ行くの?

お宮参りの時期は一般的に男の子は生後30日、女の子は31日と言われています。しかしお宮参りの日は、地域によって異なります。また、真夏の猛暑の時期や冬の極寒の時期などに無理に行う必要はありません。赤ちゃんやママの体調を見て、ベストな時期に訪れて下さい。神社によっては、予約制や祭事などにより祈願してもらえないこともあるので、事前に問い合わせをしておくことをおすすめします。

お宮参りはどこに行くの?

古来のお宮参りは、出生地や現在住んでいる土地を守ってくれている氏神様が祀られている神社に参拝に行っていました。しかし最近では、無事に生まれた感謝と健やかな成長を願う行事となっており、どこの神社に参拝しても構わないとされています。


また信仰や母子の体調によっては、お宮参りの場所をお寺にすることもあります。産後間もない時期に、長距離の移動をすることは母子ともに負担が大きいので、無理をせず近場の寺社を選ぶことをおすすめします。

祈祷料はいくらお支払いするの?

お宮参りの際にお支払いする祈祷料のことを「初穂料」「玉串料」と呼びます。初穂料の包む金額の相場は5000円~1万円です。包む金額が決められている場合もあるので、事前に下調べをしておきましょう。

のし袋の書き方

お宮参りの際にお納めする初穂料は、のし袋に入れて支払うのが一般的です。次の点に注意して、初穂料を用意して下さい。


■用意するもの
・紅白の蝶結びの水引きがついたのし袋
・筆ペン(薄墨の筆ペンは仏事の時に使用するため避けること)


■記入方法
・のし袋
表:水引きよりも上に「御初穂料」または「玉串料」と記入する
  水引きの下に赤ちゃんの名前をフルネームで記入する


・中袋
 表:包んだ金額を記入する
(5,000円ならば「金 伍千円」、10,000円ならば「金 壱萬円」などの大字での記入が好ましいとされています)
 裏:住所・赤ちゃんの名前をフルネームで記入する

お宮参りの服装は? ①ママの場合

本来、お宮参りは正装が基本で、主役の赤ちゃんに着せた服装の格に合わせるのがしきたりです。赤ちゃんが正式な祝い着の場合、母親の着物は色留袖や訪問着になります。赤ちゃんが略式の祝い着の場合は、スーツやワンピースなどを着るとバランスを取ることができます。


しかしママの体調により難しい場合は、その限りではありません。大切なのは主役の赤ちゃんと産後のママの体調です。授乳をすることもあるので、母子ともに体調を最優先した服装にしましょう。

お宮参りの服装は? ②赤ちゃんの場合

赤ちゃんの正式な祝い着は、肌着の上に「白羽二重(しろはぶたえ)」を着せるというものです。肌着は「短肌着+長肌着」「短肌着のみ」など気候によって合わせて下さい。


最近では、略式の祝い着としてベビードレスを着せることも増えてきています。肌着の上にベビードレスを着て、寒い時期には白いおくるみでくるんであげると良いでしょう。お宮参りでの赤ちゃんの正式な服装は祝い着といわれていますが、気候や経済的な面を考慮して、無理に着せる必要はありません。普段着せているベビー服でも問題ありません。

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肌触りがとっても良く、縫製がしっかりしていると口コミでも好評な商品です。胸元に大きめのフリルとリボンがついており、男の子も女の子も着ることができます。帽子がセットでついてくるのもおすすめのポイントです。


・値段:3,580円
・素材:綿100%
・サイズ:身長50から70 体重3キロから9キロ

掛け着とは?

白羽二重やベビードレスを着せた赤ちゃんの上に掛けてあげる着物のことを「掛け着」または「晴れ着」といいます。一般的なしきたりでは、母方の祖父母が掛け着を用意しますが、最近ではレンタルでも借りることが可能です。またベビードレスの場合は、ケープをつける方も増えています。

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仕立て直しをすることでお宮参りから3歳の七五三の際にも着ることができます。深い紺色の生地と、武士大将の存在で、将来たくましく立派になれるようという意味のある兜が特別な日をより華やかにしてくれます。


・値段:23,000 円
・素材:生地 絹100% 裏地・長襦袢 ポリエステル100%
・カラー / 柄:濃紺地系 / 兜に扇と波頭の柄
・サイズ:身丈約 98㎝ 袖丈約 56㎝ 裄丈約 47㎝

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仕立て直しをすればお宮参りから3歳の七五三の際にも着ることができます。赤色の生地に魔除けや神様への呼びかけの意味をもつ鈴と可愛らしい印象の蝶が華やかな掛け着です。


・値段:16,500 円
・素材:表地 絹100% 裏地 長襦袢 ポリエステル100%
・カラー / 柄:赤地系 / 鈴に蝶の柄
・サイズ:身丈約97cm 袖丈約56cm 裄約47cm

掛け着の着方

赤ちゃんを抱っこした状態で赤ちゃんの上から羽織ります。赤ちゃんの頭と反対の肩に祝い着を掛け、ママの首の後ろで蝶結びをすれば完成です。


ポイントは、前から見た時に祝い着の柄が綺麗に見えるようにすることですよ。また小物をつける時は、首の後ろで結ぶ前に紐に小物を通してから結んで下さいね。

お宮参り当日の流れ

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1.赤ちゃんの着替え

赤ちゃんにとってフォーマルウェアのベビードレスは、普段着と比べると着心地の良いものではないため、できるだけ直前に着せてあげる方が良いでしょう。まだ授乳が必要な時期のため、ミルクの吐き戻しも考えてスタイやタオルなども用意しておきましょう。

2.神社で受付

受付に予約をした名前を伝えて受付を済ませます。このタイミングで初穂料を神社の方にお納めする場合が多いようです。

3.御祈祷をしてもらう

御祈祷の流れの説明があるので、それに従って御祈祷を進めていきます。玉串を捧げる場面では、赤ちゃんだけではなく両親も御祈祷に参加します。その際も説明があるので安心してください。

4.記念撮影をする

お宮参りの記念に記念撮影をする場合が多いですが、必ず撮影が必要なわけではありません。お宮参りの前後に記念撮影をする場合や、赤ちゃんの体調に配慮して、後日記念撮影を行う場合もあります。

5.食事会を行う

お宮参りの後には両家の両親を招いて夫婦・赤ちゃんと共に食事会を行うことがあります。赤ちゃんとママの体調を第一優先に考え、無理のない程度で行うようにして下さい。


■自宅の場合
献立に決まりはありませんが、お赤飯やエビ・鯛などの縁起の良いものが好まれるようです。ママの体に負担がないように、準備や当日の調理は周りの人に手伝ってもらうようにして下さい。


■自宅以外の場合
赤ちゃんのことを考えて和室・個室を選ぶことをおすすめします。また禁煙であることや授乳できるスペースがあるかも確認しておくと安心です。

6.挨拶回りをする

基本的なしきたりでは、お宮参りを行った後に、ご近所や実家・親戚の方に挨拶回りを行います。しかし挨拶回りは絶対にやらなければならないものではありません。そのため最近では赤ちゃんのお披露目会として、家族や親戚一同が揃って食事会をする場合が多いようです。

まとめ

お宮参りは、赤ちゃんと家族が一緒に外出する記念の行事ですが、無理に行わなければならないというものではありません。大切なのは赤ちゃんと産後のママの体調です。赤ちゃんにとっても、ママにとっても、無理のない範囲で行って下さいね。

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