価格別おすすめチャイルドシート12選!正しい選び方・基礎知識まとめ
17,652 View平成12年4月より日本でもチャイルドシートの装着が義務化されました。しかし一口にチャイルドシートといってもその種類は様々で、どのタイプをどの様に使用して良いか、どうしてチャイルドシートを使用しなければいけないのか、疑問がある人もいるかもしれません。
今回は必ず知っておきたい基礎知識や選ぶ際のポイント、おすすめのチャイルドシートを価格別でご紹介致します。
チャイルドシートを買う前に知っておきたい基礎知識
■法制度
平成12年4月1日から、チャイルドシートの義務化がスタートしました。自動車の運転者は、チャイルドシート(幼児用補助装置)を使用しない6歳未満の幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。
つまり、6歳未満の幼児はチャイルドシートを着用させなかったら車に乗せてはいけない、ということなんですね。これは道路交通法で定められているので、もし怠った場合は罰則はないものの、シートベルトを使用しなかったときと同様、基礎点数が1点引かれてしまします。チャイルドシートの使用は、法律で定められた、必ず守らないといけないルールの1つといえます。
■補助金
子どもを持ったら必ず必要なチャイルドシート。とは言ってもお安くないのが現状です。そんなとき利用したいのが、「補助金」制度です。購入時の費用を補助してくれる嬉しい制度があります。
都道府県や市町村によって内容は異なるものの、利用できるのであれば積極的に活用したいものですよね。まずは購入前に、各自治体へ補助金制度を行っているか、また自分は条件に合っているか、事前に調べておくことが大切です。
■レンタルチャイルドシートについて
チャイルドシート義務化の概要には、幼児の発育に合わせた形状を有するもの、とあります。新生児と、1歳以降と、少し大きくなってからと、大きくなるのに合わせてチャイルドシートの見直しが必要になっていきます。成長が早い子どもに合わせてチャイルドシートを買い替えるなんてことできないですよね。必要なときに必要な期間だけ借りられるレンタルを検討してみるのもいいかもしれません。
そこでベビー用品レンタルショップをご紹介します。
・Babyrenta(ベビーレンタ)
元保育士さんが運営しているレンタルショップです。品揃えは500点以上、業界最安値の1600円~の料金制度。注文の実況中継もされていて、リアルタイムで評価等が分かるので安心してじっくり検討できます。
・DMM.com KIDS&BABY
様々な分野で常に上位の評価を受けているDMM.comが、ベビー用品のレンタルもしています。品揃え最大級を謳っており、種類が多くて色々検討できて良かったと口コミも上々です。
・かしてネット
ダスキンがベビー用品のレンタルもしています。決められた期間をまとめて契約すると、最大40%OFF割引を受けられる制度があります。長期間借りる予定があるときはお得に利用できるかもしれません。
チャイルドシートを選ぶ際に考慮する5つのポイント
1.年齢
チャイルドシートは年齢別で乳児用、幼児用、学童用の3つのタイプに分けられます。
乳児用:体重10㎏未満。身長65㎝まで。新生児~生後約10ケ月頃
幼児用:体重9~18㎏まで。身長65㎝~100㎝まで。生後約10か月~4歳頃
学童用:体重15㎏~36㎏まで。身長100㎝~135㎝以下。4歳~10歳頃
体格は個人差があるので月齢は目安で、子どもの身長と体重で選ぶのがポイントです。
2.適合車種
じっくり検討して購入したチャイルドシートが車に付けられないなんてことがないように、購入前に必ず取り付け可能か調べてみましょう。チャイルドシートを購入する店舗に「適合表」が置いてありますので、それを見て調べることもできますし、不安であれば実際に店員さんにお願いをして付けさせてもらうこともできます。
店舗に行く前に知っておきたい方は、ネットでも調べることができます。チャイルドシートを販売している各メーカーのホームページには車種チェック表がありますので、そこで事前にチェックできます。
3.設置のしやすさ
チャイルドシートの固定の仕方が分からず、正しい位置での設置をしないまま使用しているケースも見られます。特に女性には複雑な固定方法はさっぱり分からないといった方も少なくないのではないでしょうか。
チャイルドシートをただ使用するだけでは事故は防げません。正しく設置していない場合、せっかくチャイルドシートを着用していても、死亡・重症率が6倍以上に跳ね上がるというデータも出ています。設置のしやすさも考慮して選びたいものです。
4.安全基準
国土交通省の安全基準に適合したチャイルドシートには、製品にEマークが付いています。これは2012年7月以降、新基準を満たしている新製品のマークですので、このマークを確認して選ぶと良いでしょう。
5.価格
チャイルドシートには適合年齢によって様々な種類がありお値段も様々ですが、新生児用は価格が高めで3万円前後のものが多いようです。幼児用や学童用はウン千円で買えるものもあるようですが、1万円~というのが相場です。性能やブランドによっては10万円を超えるものもありますが、ご家庭のライフスタイルによって選ぶ必要があります。
おすすめチャイルドシート12選(価格別)
■15,000円以下のおすすめ商品
・Combi(コンビ)チャイルド&ジュニアシート ジェイトリップエアスルーGC【14795円】
子どもの成長に合わせてシートを変化させることができ、1歳頃~11歳頃まで対応しています。取り付け・取り外しが簡単な、軽量・省スペース設計。
・グレコ ジュニアシート ジュニアプラス メトロポリタンGR【5980円】
3歳頃~12歳頃まで長く使えます。肩ベルト調整クリップ、肘掛けカバー、収納式カップホルダー付きです。
・Combi(コンビ)チャイルドシート コッコロS UX【13172円】
新生児~4歳頃まで対象。ペットボトル3本(1.5ℓ)の軽さで設置が簡単、低い座面設計で乗せおろしも楽々です。
・Combi(コンビ)ジュニアシート ムーブフィットジュニア ブースターシートSZ【4280円】
3歳頃~11歳頃対象。通気性の高いエアスルーで、長時間のドライブも快適です。
■15000円~30000円のおすすめ商品
・Combi(コンビ)チャイルド&ジュニアシート ジェイトリップ エッグショックGC【20045円】
1歳頃~11歳頃まで長く使えます。高い通気性と快適性を実現した立体メッシュシートを採用。軽量・省スペースで、取り付け・取り外しも簡単です。
・タカタ 312アイフィクスジュニア ISOFIX対応ジュニアシート【23800円】
3歳頃~12歳頃まで長く使えます。ワンタッチで子どもの体にジャストフィットし、常に正しい位置で装着できます。側面衝突を考慮したサイドガードで安全を守ります。
・カーメイト エールベベ【26800円】
新生児~4歳頃までのチャイルドシート。360度回転型で、子どもの乗せおろしが楽にできます。
・Combi(コンビ)チャイルドシート マルゴットBE【28282円】
新生児~7歳頃までこれ1台でカバーできます。成長に合わせてヘッドレストが13段階に上下して、子どもの頭を支えてくれます。
■30000円以上の商品
・アップリカ 回転式チャイルドシート ディアターン プラス 【39960円】
新生児~4歳頃まで対象。やわらかクッションを採用して、赤ちゃんの身体を衝撃から守ります。赤ちゃんの身体に1番負担がないものを選びたい方におすすめです。
・エルーム エッグショックNF-600【64797円】
新生児~4歳頃まで対象。成長してもスペース広々、シートの大きさ・角度を調整できる「愛情コンパクト」設計です。エッグショックを側頭部にまで搭載した、快適性にこだわり抜いた最上位モデルです。
・カーメイト エールベベ クルットNT2プレミアム【39957円】
新生児~4歳頃まで対象。「クルット回転」シートがドア側にクルッと回転し、シートの向きと赤ちゃんを乗せる向きが同じになるので、無理な体制をせず乗せおろしができます。
・Combi(コンビ)ホワイトレーベル ネムール【64800円】
新生児~4歳頃まで対象。ベッドで眠るような心地よさと、衝撃からしっかり守る安全性のネムールシリーズです。
チャイルドシートは子どもの安全のために必要
6歳未満の幼児を対象で義務化はされていますが、シートベルトは身長140㎝以上の体格に合わせて設計されていますので、身長が満たない場合には安全が守れません。シートベルトをそのまま使用すると首にベルトがかかり大変危険ですので、6歳を過ぎても発育に応じたチャイルドシートの設置をしましょう。
車による事故で、両親だけが助かっているケースがよく見られます。それは、両親は前の座席でシートベルトを着用しているからです。シートベルトを着用させていない後ろに乗ったお子さんは、衝突等の事故で前の座席の上、つまり親の頭の上をすりぬけ、フロントガラスを割り亡くなっているのです。
そういった事故を防ぐためにもチャイルドシートを活用しましょう。
子どもの安全を守るために
チャイルドシートの着用義務を認識している人は多いと思いますが、まだ装着率は全体の60%程度といわれています。チャイルドシートの着用有無により、事故時の死亡・重症率が4倍以上にも跳ね上がると言われています。家族のライフスタイルに合わせたチャイルドシートを選び、正しく使用し、大切な命を守っていくことが、我々大人の使命だといえます。
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