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公開 2016年02月03日  

ふと気づくとついている背中のお肉…原因は姿勢にあった!?

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こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。お腹に比べると、脂肪がついても気づきにくい背中。脂肪がつくと、背中が余計に丸く見えて、老けてしまいます。背中に脂肪がつく原因とその対処、そして脂肪がつきにくくなる姿勢をご紹介致します。


1.背中にお肉がつく原因

背中の筋肉は、私達が知らないうちに酷使して疲れがたまっています。その疲れの原因の1つとなるのは姿勢。背中の筋肉を酷使してしまう、よくない姿勢をここに2つあげます。

①背中を丸めた姿勢【写真】
子どもの抱っこやデスクワークを長時間していると無意識に背中が丸まりがちですが、背骨にとっては不自然でつらい姿勢です。背中の筋肉は伸ばされて引っ張られながらも元の長さに戻ろうと力を入れた状態が続きます。そのため、疲労物質がたまり、血行が悪くなるので、脂肪もつきやすくなってしまいます。

②腰を反らせた姿勢
腰や背中の筋肉の緊張が強く、この姿勢もクセになりやすいので、長時間続くと疲労・凝りが蓄積し、脂肪もつきやすくなってしまいます。

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2.凝った背中を柔らかくするエクササイズ

それでは、疲れて凝り、脂肪もたまった背中を柔らかくほぐし、老廃物を流すエクササイズをご紹介していきましょう。

①ローリングライクアボール

両膝を立てて、カーペット程度の硬さにした床に座ります。膝裏に両手をかけて、腰や背中を後ろに丸め、すぐにでも転がれる体勢になります。その体勢のまま、息を吸いながら後ろへ、吐きながら前に転がり続けます。常に軽くアゴを引いておきましょう。


背骨周りの筋肉をストレッチし、転がす刺激でほぐすことができます。

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②ロールダウン・ロールアップ

両膝を立てて座り、両腕は前に伸ばします。息を吐きながら、腰を後ろに丸めて徐々に後ろに寝ていきます(手を床についてもOK)。息を吸って、吐きながら頭から背骨を丸くして起き上がります。

円背でも反り腰でも、ゆるんで背筋とのバランスが崩れている腹筋をつけることで、背中を伸ばすことができます。

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③体側を伸ばすストレッチ

お尻を床について座り、息を吸いながら右手を挙げ、吐きながら上体をしなるように左へ倒します。倒し始めに感じた体側の突っ張り感が和らぐまで、ゆったりと呼吸を続けます。息を吸いながら上体を起こします。反対側も同様に行います。

体側を伸ばすことで、つながりの深い背中の筋肉の緊張もほぐれます。

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④ねじりのストレッチ

左右のお尻に体重を等しくかけて座り、右膝を立ててあぐらをかいた左膝の向こうに掛けます。左腕で右膝を引き寄せ、息を吸って背骨を伸ばし、吐きながら右にねじっていきます。 無理のない痛気持ちいい範囲でねじり、深呼吸を5回繰り返したら、息を吸いながらねじりを解きます。反対側も同様に行います。

背骨をねじることで、背中の筋肉が広くストレッチされ、ほぐれます。

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背中にお肉をためない姿勢の意識

背中にお肉がつく原因となる姿勢を正すには、どうしたらいいのでしょうか。先のエクササイズで鍛えた腹筋と、体側を意識することがポイントになります。

①お腹を引っ込めましょう
まずは、おへそや下腹を背骨の方向へ引っ込めてみましょう。腹筋が使われると、腹筋と共に背骨を支えている背筋の負担が減ってリラックスし、血行が良くなります。お腹を引っ込めつつも呼吸を止めないために、息を吐く時にお腹を引っ込める意識を持つのも良いでしょう。

②わき腹を持ち上げて伸ばしましょう
わき腹を、わきの下の方へ向かって持ち上げる意識を持ってみましょう。たるんでしわが寄ったお腹が薄く伸び、背すじが伸びますね。これも姿勢を整え、背中の負担を減らして老廃物や脂肪を流しやすくしてくれるのです。

おわりに

いかがでしたか?背中のお肉と姿勢の深い関係を実感していただけたでしょうか。背中の疲れが脂肪をためる原因になっていたのです。背中を労り、お腹で助けてあげる習慣を、加えてみて下さいね。

背中にお肉がつく理由

背中の筋肉は、私達が知らないうちに酷使して、疲れがたまっています。例えば
①背中を丸めた姿勢。【写真】
抱っこ等で長時間座っていると、無意識に背中が丸まりがちですが、背骨にとっては不自然でつらい体勢です。
背中の筋肉は伸ばされて引っ張られながらも元の長さに戻ろうと力を入れた状態が続きます。
そのため、疲労物質がたまり、血行が悪くなるので、脂肪もつきやすくなってしまいます。
②もう1つは、腰を反らせた姿勢。
腰や背中の筋肉の緊張が強く、この姿勢もクセになりやすいので、長時間続いて疲労・凝りが蓄積、脂肪もつきやすくなってしまうのです。

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凝った背中を柔らかくするエクササイズ

それでは、疲れて凝り、脂肪もたまった背中を柔らかくほぐし、老廃物を流すエクササイズをご紹介しましょう。

①ローリングライクアボール

両膝を立てて、カーペット程度の硬さにした床に座ります。
膝裏に両手をかけて、腰や背中を後ろに丸め、すぐにでも転がれる体勢になります。
その体勢のまま、息を吸いながら後ろへ、吐きながら前に転がり続けます。
背骨周りの筋肉をストレッチし、転がす刺激でほぐすことができます。
常に軽くアゴを引いておきましょう。

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②ロールダウン・ロールアップ

両膝を立てて座り、両腕は前に伸ばします。
息を吐きながら、腰を後ろに丸めて徐々に後ろに寝ていきます(手を床についてもOK)

息を吸って、吐きながら頭から背骨を丸くして起き上がります。
※円背でも反り腰でも、ゆるんで背筋とのバランスが崩れている腹筋をつけることで、背中を伸ばすことができます。

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③体側を伸ばすストレッチ

お尻を床について座り、息を吸いながら右手を挙げ、吐きながら上体をしなるように左へ倒します。
倒し始めに感じた体側の突っ張り感が和らぐまで、ゆったりと呼吸を続けます。
息を吸いながら上体を起こします。
反対側も同様に行います。
※体側を伸ばすことで、つながりの深い背中の筋肉の緊張もほぐれます。

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④ねじりのストレッチ

左右のお尻に体重を等しくかけて座り、右膝を立ててあぐらをかいた左膝の向こうに掛けます。
左腕で右膝を引き寄せ、息を吸って背骨を伸ばし、吐きながら右にねじっていきます。

無理のない痛気持ちいい範囲でねじり、深呼吸を5回繰り返したら、息を吸いながらねじりを解きます。
反対側も同様に行います。
※背骨をねじることで、背中の筋肉が広くストレッチされ、ほぐれます。

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背中にお肉をためない姿勢の意識

背中にお肉がつく原因となる姿勢を正すには、どうしたらいいのでしょうか。
先のエクササイズで鍛えた腹筋と、体側を意識することがポイントになります。

①お腹を引っ込めましょう
まずは、おへそや下腹を背骨の方向へ引っ込めてみましょう。
腹筋が使われると、腹筋と共に背骨を支えている背筋の負担が減ってリラックスし、血行が良くなります。
お腹を引っ込めつつも呼吸を止めないために、息を吐く時にお腹を引っ込める意識を持つのも良いでしょう。

②わき腹を持ち上げて伸ばしましょう
わき腹を、わきの下の方へ向かって持ち上げる意識を持ってみましょう。
たるんでしわが寄ったお腹が薄く伸び、背すじが伸びますね。
これも姿勢を整え、背中の負担を減らして老廃物や脂肪を流しやすくしてくれるのです。

おわりに

いかがでしたか?背中のお肉と姿勢の深い関係を実感していただけたでしょうか。
背中が疲れて上げる悲鳴の1つが脂肪をためることだったのです。
背中を労り、お腹で助けてあげる習慣を、加えてみて下さいね。

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