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公開 2016年01月31日  

これがアメリカの愛妻家か!アメリカ人夫婦のさりげない思いやりに、大反省した

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アメリカの企業で働いている私たち日本人夫婦。1月31日は愛妻の日、ということで、アメリカ人が何気なく見せた愛妻エピソードをご紹介します。


妻の海外赴任に伴って、日本での仕事を退職し、妻と子どもとアメリカで暮らしている駐在夫のブルースです。

1月31日は愛妻の日ということで、わたしが見たアメリカ人の愛妻家エピソードをご紹介します。妻のために会社を辞めて、妻の仕事をサポートしているので、それなりに愛妻度は高いのかな…と思っていたけれど、レディーファーストの国、アメリカではまだまだだな、と思い知らされました。

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さりげないアメリカ人の仕草にビックリ

ある平日の夕方、私は息子と二人で、妻を待っていました。1台の車で夫婦で通勤してきたので、妻の残業が終わるまで帰れないのです。先に息子を保育園にお迎えに行き、車を妻の会社の前に止め、妻が会社から出てくるのを待ちます。

30分近く待っても妻は出てこないので、お腹を空かせた私と息子はだんだんイライラとしてきました。その時、目の前に1台の車が止まりました。運転席から出てきたのは50代くらいの男性です。どうやら我が家と同じように、奥さんをお迎えに来たようで、すぐに会社の玄関から彼と同じくらいの年齢の女性が歩いてきました。

男性は、流れるような動作で奥さんのために助手席のドアを開け、彼女が持っていたバッグを受け取って後部座席に置き、すぐさま助手席のドアを閉めて運転席に戻って、車を発進させました。

わずか10秒くらいの出来事だったでしょうか。とにかく無駄がない気配り。これは日々やっているからできるワザでしょう。

アメリカ人はレディーファーストの国なので、ドアを開けて待っていてあげるとか、車のドアを開けてあげるとか、みんな比較的意識しているようです。とはいえ、彼のようにできる人ばかりではありません。

寒いから妻が来るまで車から一歩も出ないし、荷物も持ってあげないし、早く来ないからといってイライラしていた自分の愛妻力の低さに気づかされるひと場面でした。

ちなみに妻は30分ほど待ってようやく会社から出てきたものの、出口で同僚と最後の仕事の立ち話が長引き、結局この日は先ほどの男性のようなことは一切できずじまい。日頃からやってないとできませんね・・・

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