手作りパンのある朝食はこんなにハッピー!ママが考案した「あるレシピ本」との出会い
47,446 View「子どもたちに、焼きたての手作りパンを食べさせてあげたい!」と思ったことはありませんか?本屋さんで「これなら、私にもできるかも!」と思い手にしたレシピ本は、同じように子育てに奮闘するママが考えた、忙しいママのためのレシピ本。私が得たものは、手作りパンのある朝食だけではなく、ママとして大切にしていきたい”ある気持ち”でした。
出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161017613子どもたちに手作りパンを焼いてあげたい!と思っていたけれど・・・
私はパンを食べることが大好きで、独身のころはパン教室に通っていました。生地をこねるのも楽しかったし、部屋いっぱいに広がる焼きたてパンの香りも、オーブンを開けて焼き上がりを見る瞬間も大好きでした。
そして、いつか子どもが生まれたら、子どもたちに手作りパンを焼いてあげる生活を夢に見ていました。
でも、実際に子育てが始まってみると、毎日が戦争のようにドタバタと忙しく、パンを焼く余裕なんてありませんでした。まして、パン作りは一次発酵、二次発酵、形成、焼成・・・とたくさんのステップが必要で、発酵が足りなくても膨らまないし、逆に発酵しすぎても味が落ちる。
本当はパン作りをして子どもたちに食べさせたいのに、それができない。
子育て中はやりたいことをあきらめることの連続で、それをストレスに感じていました。
前の日5分→朝10分!簡単スティックパンのレシピ本との出会い
ある時、本屋さんで何気なくレシピ本のコーナーを見ていたところ、一冊の本のタイトルが目に飛び込んできました。
「前の日5分→朝10分で焼きたて!簡単もちもちスティックパン」
パン作りの経験がある私は、そんな短時間でパンができるの!?と衝撃を受け、本を手に取りました。
中にはかわいらしいスティックパンのレシピがたくさん紹介されており、材料も作り方もとてもシンプル。半信半疑ながら、「前の日5分、朝10分」で手作りパンを焼けるのであれば、ぜひやってみたい!と思い購入してみることにしました。
卵も油も使わない!ママが考案した、忙しいママ&子どものためのシンプルなスティックパンに感激
材料は、
・強力粉、
・きび砂糖
・塩
・牛乳
・水
・インスタントドライイースト。
卵も油も使わず、とてもシンプルです。
しかも、トースターや魚焼きグリル、フライパンなどで手軽に焼くことができます。
レシピ通りに作ると、本当にもちもち食感のスティックパンが焼き上がりました!
子どもたちに「パンが焼けたよ〜!」と差し出すと、嬉しそうにパクパクと食べ、お皿に残っているパンを競争しながら取り合っていました。
これなら私にも毎日焼ける!と感激したのですが、さらにもう一つ、驚いたのがこのパンが開発された経緯です。
考案者の吉永麻衣子さんは、4歳と2歳の男の子を育てるママ。「ママが焼いてくれるおうちパン」をたくさん開発されていて、子連れOKなパン教室「minna」を運営されています。
そして、吉永さんがこうしたパン作りをされている理由がとてもステキなのです。
形はかっこ悪くてもいい。(かっこ悪いより良いにきまってるけど、練習したのは家族が食べてくれる。そしたらそのうちかっこいいパンも焼けるようになる♡そして特別な日のパンはかっこいいのを一緒に焼きましょう!)
そんなことより大事なのは、安心な材料で、家族のことを思うママの愛情たっぷりで、ママの手で作ったおいしいパン。
ママが家族のためにパンを焼く姿を見せてあげられること、パンの焼ける香り、家族のおいしい笑顔。
そしてそれがシアワセだなって思える気持ち。
おおざっぱなママも、面倒くさがりなママも、どんくさいママも、仕事をしているママも、専業主婦のママも、Minnaのパン作りなら、「子どものために焼いてあげたい」その気持ちさえあれば大丈夫!
「家族のおいしい」がママのシアワセ。
ママの手作りおうちぱん、全力で応援します。
このスティックパンには、「ママが簡単に作ることができる」ということ以外にもさまざまな工夫がされています。
パンのもちもちとした食感は、子どもたちの咀嚼の練習になるようにと開発されたもの。実際、我が家の子どもたちもしっかりと噛んで食べているのが見て分かります。
基本のスティックパンは甘すぎないシンプルな味わいで、毎日子どもに安心して食べてもらえます。
他にも甘いパンやお食事系のパンのほか、離乳食向けのレシピも載せられているので幅広いバリエーション!
冷めても固くならずにもちもち感が持続するので、おやつとして持ち歩くのにも便利!
さすがママ目線で考案されたパンなだけあって、何もかもがママと子どもたちに優しいスティックパンに感激してしまいました。
そして何より、毎日美味しそうに手作りパンを食べてくれる子どもたちの姿。
朝起きて、「お母さん、早くパン焼いて!」と言われることが、私にとっても非常に大きな喜びです。
手作りパンを通して、私が本当に得たもの
同じように子育てに奮闘するママが、「忙しい合間をぬって子どもたちのために手作りパンを焼く」というママの夢をかなえるために開発したレシピ。このパンを通して、私も子どもたちのためにパンを焼くという幸せを味わうことができました。
でも、毎日このパンを焼いていて気づいたことがあります。
私が本当に得たものは、「忙しいからといって、やりたいことをあきらめなくてもいいんだ!」という自信なのだということ。
最初にこのレシピでスティックパンを焼いた時には、計量に時間がかかってしまい、「前の日5分」ではできなかった私。でも、本の中で紹介されていたように、週末に1週間分の粉の計量を済ませて冷蔵庫保存するようにしたところ、格段に効率が上がって本当に5分で準備できるようになりました。
そして回数を重ねていくうちに、ほんの少し材料の分量が変わるだけで、こねている時の生地の感じも焼き上がりも違うのだと気づきました。計量やこね方に工夫をする余地が生まれたことで、作ることが楽しくなり、どんどん他のレシピにも挑戦しようと思うようになったのです。
今まで、「忙しいから手作りパンなんて焼けない」とあきらめていた自分を思うと、「次はもっとこうしてみよう!」と工夫することができている今、とても変わったなと思います。
きっかけはささいなことかもしれませんが、日常生活の中で「やりたいこと」をあきらめてしまわないで、自分から手を伸ばしてみる気持ちが芽生えたのは大きな収穫です。
寝る前に、翌朝焼きたてパンを食べる子どもたちの姿を思い浮かべながら生地をこねるのは、とても楽しいものです。どっぷり疲れた1日の終わりでも、5分であれば手軽にやってみることができます。
本に掲載されているレシピの詳細はこちらでご紹介することはできませんが、とても簡単にできるスティックパン、ご興味のある方はぜひ本を手にとってお試しください!
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