幼稚園入園前準備リスト!登園用品・衣類・お弁当グッズなど必要性と用途のご紹介
3,326 View年が明けると入園予定の子には一日入園という行事が待っています。4月から入園するにあたって、子どもを一日だけ園生活の体験をさせます。父母への説明会もあり、そこで初めて入園するにあたって準備するものを知らされます。先輩ママになんとなく聞いているけれど、準備するものって何?どういうものを手作りするの?ここでは気になる入園前に準備するものについてまとめました。
入園準備できてますか? 準備するものは思っているよりたくさんあります
幼稚園・保育園から渡されたプリントに書いてある用意する様々なものは、あれもこれも手作りしなくては…と焦ることもあるかと思います。園によって違いはありますが、おおよそ必要なものをここでまとめてみましたので参考にしてください。
■園指定の購入するもの
制服・帽子・スモック・体操着・通園バッグ・上靴
■手作りが必要なもの(園によって必要ないものや既製品でOKのものもあります)
1.弁当袋
2.うがいコップを入れる袋
3.着替えを入れる袋
4.体操着を入れる袋
5.上靴を入れる袋
6.ランチョンマット
7.絵本バッグ
8.防災頭巾カバー
これらの袋は全てひもつきの巾着タイプになることが多いです。サイズは園によって指定があります。弁当袋・ランチョンマットは週何回弁当かによりますが、汚れて洗濯することを考えて2種類用意した方がいいと思います。
その他に意外と準備に時間がかかるのが、ネームラベルをつける作業です。小物類はシールを貼ればいいのですが、布製のものは手間がかかることもあります。特に年少さんから入園する場合は字が全く読めないため、子ども自身でもわかるように名前と一緒にイラストなどのワッペンをつけて他と区別化します。ラベルにイラストが描いてあれば、ワッペンをつけない人もいます。
登園用品
子どもが親から離れて幼稚園・保育園に通うのは、色々心配することもあるかと思います。天気の悪い日や冬季の服装など、用意するべきものは色々です。
■ホイッスル
通園の際の防犯に必要で園から持たせる所もあります。
■傘・カッパ
雨の日は必要ですが、バス通園の場合はたいていは使わないことが多いです。カッパは、遠足のときに持ってくるものリストに書いてあったりするので、買っておくといいでしょう。
■長靴
バス通園の場合も、雨の日は長靴を履かせます。
■スニーカー
普段は運動靴で登園します。子どもはすぐ汚したり、靴の中に砂が入ったりしてしょっちゅう洗うことになります。そのためあまり高い靴は買わずに、洗いやすく汚れが落ちやすいものにしてください。
また、年少さんは履くのに慣れなくて、自分で履くと左右逆になって帰ってくることがよくあります。その際に便利なのが絵が描いてある中敷きです。左と右の中敷きの絵が繋がっているので、履くときに間違えることがありません。買わずに親が直接書いてもいいでしょう。
■ジャンパー
冬は制服だけでは寒いので、上にジャンパーなどを羽織ります。フードがあると、通園リュックをしょったときに邪魔になるので、なるべくフード付きでないものを選びます。
スモックなどの衣類
子どもは園でどのように遊ぶか、お家の人は様子を見ることができません。外で走り回ったり、砂場で遊んだり、部屋でもクレヨン・粘土で遊ぶので服をけっこう汚します。また、おむつがとれたばかりの年少さんは、ときにはトイレがうまくいかず下着を汚すこともあるでしょう。そのため、予備の着替えを持たすのは園では必須です。
■着替え袋の中身
Tシャツ(季節によって長袖・半袖にする)・ズボン・スカート・靴下・下着のパンツ
※トイレトレーニングを終えたばかりの子は、パンツを多めに持たせた方が無難です。またその際靴下も汚すので、靴下も追加してください。
■スモック
園によって自由度に違いがあるかと思いますが、子どもが園に着いたら制服からスモックに着替える場合に、他の子のものと間違えたりすることがあります。そのために、スモックに自分のものという目印のために大きなワッペンをつける人が多いです。
そのワッペンも胸だけでなく、背中に大きくつけたりすると子どもがわかりやすいです。また女の子はスモックのポケットに刺繍やリボンを飾ったり、ボタンを付け替えてかわいいものにしたりして目立たせると喜ぶと思います。
■冬季の服装
冬は室内ではストーブ・暖房などで暖かいとは思いますが、冷え対策としてスモッグの下に着るベストや、女の子の場合はタイツなどが必要な場合があります。
ただし、年少さんはトイレでの着脱が容易でないので、タイツが難しい子もいます。どうしても寒い場合は、体操着のズボン着用でもいいという園もあるので確認してください。
お弁当グッズ
入園と同時に始まるのが、お弁当です。子どもがママから離れて食べるお弁当のグッズについては、どのようなものが子どもが使いやすいのか考えてみましょう。
■使いやすい弁当箱
園ではたいてい冬季になると、弁当箱を保温してくれる保温庫を用意しています。そのため、トータル1年間使う場合はアルミタイプの弁当箱がオススメです。今はプラスチック製でも保温庫使用OKの弁当箱も多数出回っていますが、それらは温めた場合に蓋が少し変形して中身が出やすい状態になる場合もあります。
また、子どもが開けやすいことを考えると、一番いいのはかぶせタイプです。その後ゴムバンドでとめれば蓋がゆるくなるなどの問題はありません。タッパーやパチパチととめるタイプの弁当箱は、年長さんくらいにならないと開けにくく、こぼしたりするかもしれません。
■スプーン・フォーク入れ
弁当箱と同時に必ず弁当袋に入れるのがこのスプーン・フォークケースです。今はわざわざ高いものを買わなくても、100円ショップなどで安くかわいいものが売っています。しかし、安く購入したケースはやはり壊れやすいようです。開け閉めが硬いタイプのものもあり、子どもが無理やり開けた際に壊れたり、落としたりするのです。
そこで、おすすめはスプーン・フォークそれぞれにキャップをつけるタイプです。スプーンの先の食べるところだけにキャップをつけるもので、これだと壊れにくく開け閉めもケースよりは楽です。
■年少さんにもおすすめの水筒
水筒はどこの園でも必ず必要かと思いますが、今は色々なタイプやデザインが売っていて迷うことと思います。しかし購入するときの大事なポイントは、子どもが扱いやすく壊れにくいもの、を見るようにしてください。
最近では軽量タイプが持ちやすいと言われており、プラスチック製の保温保冷のない安価の水筒があります。しかしこのプラスチック製は園によってはお断りしている所もあります。なぜならちょっと落としたりぶつけたりすると割れてしまうからです。
プラスチック製よりは多少重くても、アルミボトルやステンレス製にしましょう。また、子どもは案外慣れるまでは開けるのが難しいものです。ワンタッチで開けられて、なおかつコップがついているツーウェイタイプがおすすめです。
幼稚園生活で必要なもの
園生活では、細かく色々なものが必要になります。しかし、本当に必要なものは園から必ず連絡がありますので、後は入園後に話を聞きながら揃えていっても遅くないでしょう。
■園からもらう必要な小物
1.名札 制服につけます。クラスごとに色別に分かれているので毎年変わると思います。
2.連絡帳・出席ノート 連絡帳は先生と父母が連絡事項があった際に記入して、子どもに持たせます。
3.工作道具 たいていは一日入園の際に配られます。クレヨンやはさみ・のり・粘土制作の道具などです。
4.カラー帽子 運動する際に被ります。これもクラスごとに色分けされているのが通常です。
5.防災頭巾 避難訓練のときに使います。
6.バスワッペン バス通園の子に限り園から配られます。
■家から用意していくもの
1.手拭きタオル ぶら下げるひもをつけるよう指定があると思います。最低2枚は用意します。
2.雑巾 掃除の際に使います。3枚くらいは手縫いして持たせるよう指示があるでしょう。
3.歯ブラシ・コップ 昼食後に歯磨きをします。袋に入れて毎日持ち帰ります。
4.弁当箱・はし・スプーン・フォーク
5.水筒
※おむつ・おしりふき 入園前におむつがとれなかった子に限り、家から替えのおむつを持っていきます。
家から用意していくものは、手作り品も含めてできればキャラクターや色は統一すると子どももわかりやすいです。
季節によって必要なもの
園では季節によって様々な行事があります。その行事はたいてい毎年行う恒例のものなので、3年保育なら3回は必ずあると考えると、できれば購入は1回きりで済ませたいと思っているママが多いと思います。しかし、子どもが大きくなるのはもちろん、年少さんならではの事情もあり、水着は特に女の子の場合は買い直したりする必要があるかもしれません。
■プール用品
たいていは、6月中旬~夏休み前までがプール実習の期間です。夏休みに預かり保育をお願いする場合は、その際もプールに入ったりするでしょう。水着・サンダル・水泳帽・プールバッグ・バスタオルは必需品です。
水着は、女の子はセパレートタイプとワンピースタイプがあります。最初着脱に慣れるまでは、セパレートタイプの方がいいかもしれません。さらに、上下分かれている方が途中トイレで用を足しやすいです。水着の肩紐は、なるべく太めのものを選ぶといいでしょう。あまり細いと肩に食い込んで着心地が悪く感じます。
■夕涼み会の浴衣
夏になると、もう一つ行事として「夕涼み会」というものがあります。夏休み前に行われるもので、盆踊りを踊ったり父母の役員が用意した屋台で食べものやおもちゃを買って楽しみます。
その際に着用するのが浴衣です。たいていは自由かと思いますが、園によって違うかもしれませんので、急いで用意する必要はないでしょう。
入園準備で注意すること 先に買っておかない方がよかったもの
入園すると、1年間の予定表というものが配られるかと思います。その様々な行事によって必要なものが出てきますが、園から指示があるまでは早めに用意しても失敗することがあるので気をつけましょう。
■早めに用意しなくてもいいものとは
手作りの弁当袋や着替え袋など、準備に時間がかかるものは早く用意したい、という気持ちはわかりますが、焦って作って失敗した例はよく聞きます。必ず園の説明会で「園指定のサイズ」を確認してから作るようにしてください。園によっては2月に説明会があって制作時間が短すぎる、というママもいるかもしれません。同じ園にいる知り合いのママから聞ければ一番いいのですが、それが無理なら他の用意できるものを先に片づけて、サイズの指示を待ちましょう。
サイズによっては、店で売っている手作り風の既製品で間に合うこともあります。また、手作りサイトなどで制作を依頼して作ってもらう方法もあるので、手作りが苦手な人も心配することはないでしょう。
■買って失敗・意外と使えなかったものとは?
ネット通販で、ネームシールというものがたくさん紹介されています。子どもの好きなキャラクターが書かれたシールに、子どもの名前を印刷してもらうのです。シールは、弁当箱などに貼る通常のタイプのものと、布製品全般に使うアイロンタイプ、厚手のコットン100%の布に使うコットンタイプがあります。
これはアイロンタイプに関してですが、例えば靴下に貼る場合は、あまり向いていません。よく動く部分に貼るとすぐに角から剥がれて来てしまいます。場所によっては、直接布ペンで書いた方がいい場合もあります。布ペンは万一洗濯などによって字が薄くなって来てもすぐに書き直せばいいので簡単です。
他、コットンタイプのシールも、使うものは限られており(着替え袋など)セット単位購入なので余ってしまいます。貼る対象が少なかったら、お店でネームシールを買って自分で名前を書いた方がいいかもしれません。
また、紙おむつに押すネームスタンプ、などおむつに関するネーム用品も色々あるようですが、これらはわざわざ買っても使うのはほんの一時です。一つ一つにマジックで名前を書いた方が早いと思います。
効率よく準備しよう
子どもの目線で考えると、準備するもの一つ一つこれでいいのか、ちゃんと使えるのかと確認しなくてはならなくなります。園指定の巾着タイプの袋も、年少さんは当初は自分で中を開けなかったり、ひもを引っ張って閉じれなかったりします。
そのため、園生活を想定して、自宅で一度シミュレーションをしてみることをおすすめします。スニーカーを履く・脱ぐ、制服からスモックへの着替え・通園リュックの開け閉め、弁当箱の開け閉め、水筒が使えるかなど、一度用意したものを一通り子どもに使わせてから園に持って行くようにしましょう。
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