普段子どもたちのそばにいると、何気ない日常の中でいろんな初めての経験をしたり、
大人をとてもよく観察していることが分かります。
その観察や経験が活きてくる遊びが「ままごと」と「〇〇ごっこ」遊びです。これは模倣といって自分たちが経験したことを再現して行ったり、イメージで行ったりする遊びです。
この遊びこそが子どもたちの社会性を育み、言葉の発達に欠かせないのです。
関西では「ままごと遊び」と言えども、「笑い」にはすごく厳しかった話
21,398 View子どもたちは『〇〇ごっこ』が大好きです。今日はでっかいおっさんの保育園で起こった関西ならではのエピソードを披露します。
「ままごと、ごっこ遊び」は社会性を育む!
なぜ「ごっご遊び」で社会性が身につくのか
一人で遊ぶのと違ってままごとなどには、必ず相手が必要になります。
相手と関わるということは言葉や表現で相手とコミュニケーションを取らなくてはいけません。
自分が表現、発言することによって相手がどう反応するか予測がつかないため臨機応変さも必要になります。
例えばお店屋さんごっこをしている場合
Aくん『いらっしゃいませ~』(今日はカレーを作りたいなぁと思ってる)
Bくん『ラーメンください!』(ここではラーメンがあると思って注文する)
Aくん『ラーメンはありません』(カレーを注文して欲しいなぁ)
Bくん『え?』 (ラーメンがないのか・・・じゃぁどうしよう?と考える)
Aくん『・・・・・』(Bくん困ってるな~ じゃぁラーメン作ってあげよう)
『いつもはないですけど、今から作ってあげますよ』
Bくん『ありがとう』
この一連のやりとりだけでも、いろんなことが起こっています。
Aくんはラーメンを作りたいけど我慢してカレーを作ってあげました。
我慢する力やBくんが困っていると、相手の気持ちを推し量る優しさも身についていきます。
Bくんも食べたいものがなくても怒らずに我慢していますし、
最後は『ありがとう』と感謝の言葉を伝えました。
この大人にとっては当たり前のやりとりだけでも
子どもたちは、たくさんの刺激を相手から受けていることが分かります。
また道具がない場合でも、子どもたちは他の道具で代用したり想像力を駆使して「ごっこ遊び」を行います。
上記のことから
子どもたちの発達にとってままごと遊びは、
人が社会で生きていく上でとても大切な社会性を学び発達させていく遊びであることがわかります。
でっかいおっさんが招かれた「お店屋さんごっこ」は手厳しかった…
そんんた大切なごっこ遊びですが、おっさんもつい最近5歳児クラスのお店屋さんごっこに誘われました。
『おっさ~ん~ラーメン屋さんきて~』と
子どもがたちが誘ってくれたのでお店に入ると・・・・・
分かりますか?
『ダジャレでうまかったひとは
いちばんおいしい
ラーメンが食べられる』
とテーブルの上にメニューが置いてありました。
おっさんは勇気を振り絞って
って言って見たところ
店員さんは・・・・・
『はい、それ知ってるし面白くないからカップラーメンです!』
カップラーメンを出してくれました(笑)
これはこれで面白い発想なので笑いましたが…
面白くないと言われて、傷ついたおっさんでした。。
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