「男性にも出産の痛みが伝わる例え」が話題に……これは言い過ぎ?それともリアル?のタイトル画像
公開 2016年02月16日  

「男性にも出産の痛みが伝わる例え」が話題に……これは言い過ぎ?それともリアル?

188,883 View

無痛分娩の話をすると、必ずといっていいほど「妊婦は痛みに耐えるべきだ!」という反対意見がでてきます。そんな「痛みに耐えるべき」派の男性にも、思わずその痛みを想像させ、納得させてしまう秀逸なツイートが話題となっています。いったいどんなツイートなのでしょうか。


出産の痛みを理解できないオトコたち

出産の痛みといえば、経験したことがある人ならば筆舌につくしがたいものであることは理解できるはず。

しかし、経験したことがない人、特に一生経験することのないご主人にその痛みを伝えるのは至難のわざといえます。

そのためか、男性の中には無痛分娩に反対する人も多いとのこと。

私は無痛じゃないと絶対に産みたくないので、少し遠め(家から40分強)の24時間無痛対応の病院を希望。 旦那はその病院が家から1時間位かかり、その距離が心配だから、近くの普通分娩の産院を希望。(中略)

もし無痛の産院にするなら、検診や両親学級には絶対参加しない。そもそもそんな遠い病院は反対だと一歩も譲りません。

男性が無痛分娩に賛成できない理由としては、

「なんとなく自然に生んだほうがよさそう」
「痛みを経験しないと、子どもへの愛情がわかない」
「母親としての自覚を持つには痛みが必要」

といったものが多いそう。

ですが、リスクや自分への負担を考えて真剣に無痛分娩を検討している女性にとっては、「なんとなく」といった理由で無痛分娩に反対されるなんてたまったものではありません。

しかし、そんな理解のない男性にも出産の痛みを的確に、かつダイレクトに伝えることができると話題になったツイートがあるのです。

それが、こちらのツイート。

出産の痛みが「痛いほど」伝わる秀逸ツイートがこちら

リアルすぎて、想像するだけで身が縮こまってしまいそうです。

一般的には出産は「鼻の穴からスイカを出すくらいの痛み」と表現されることが多いですが、それがどれくらいの痛みなのかを想像するのは難しいですよね。

その点、この言い方であれば男性がリアルに体感できる痛みに置き換えているために、痛さが伝わりやすいと言えます。

ちなみにこのツイートを書いたマルコメ乙女V9さんによると、

"ニタニタしながら右手をチョッキン・・・チョッキン・・・と動かす”

とより効果的だということです(笑)。ちょっと、こわい・・・。

自分は無痛分娩をしたいけれど、主人が反対している…という方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

ツイートを見た人々は…

ツイートを見た人からは、こんなコメントが上がっています。

陣痛の痛みだけではなく、出産に伴って様々な痛みが女性の上にはのしかかります。無痛分娩をしたからといって、痛みや辛さがないわけではなく、ましてや「母親の自覚が生まれない」ということはないということがよくわかりますね。

どんな出産をしたいのかを話し合う機会に

とはいえ無痛分娩が自然分娩に比べて絶対的に優れているかといえばそうとも言えません。

無痛分娩には、お産に対する恐怖が緩和されたり、痛みが緩和されることでお産による疲労が少ないといったメリットと同時に、妊婦さんの体質・状況によっては麻酔が投与できない、いきみのタイミングがわかりにくいといったデメリットもあります。

大切なのは「痛みを体験しないと母親になれない」といった精神論に終始した言い争いをするのではなく、「出産にあたってどういったポイントを重視したいのか」「自分たちの体質やスタイルにあった分娩方法はどちらなのか」といった地に足のついた話し合いを夫婦間ですることだと思います。

そのためにも、

・自然分娩と無痛分娩のメリットデメリットを理解すること
・痛みがどれくらいのものなのかを男性も理解しようとする姿勢を持つこと

といったことが重要になってくるといえます。

こちらの記事に、 無痛分娩のメリットやリスク、無痛分娩の流れ、無痛分娩を経験した口コミ体験談などが詳しく書かれているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

こうしたツイートをきっかけに、男性も女性と同じ目線にたって出産を考えるきっかけが生まれるといいなと思います。

Share!