おっぱいってそもそも、何で出るの?と疑問に思ったことがある人もいるのではないでしょうか。そんな素朴な疑問から、色々なことを紐解いてみましょう。
おっぱいは、お母さんだけが頑張って出るものではありません。お母さんと赤ちゃんがいっしょに育んでいくことで、変化していくものです。例えば兄弟を出産た場合。上の子の時は吸いが弱くて眠りがち、生後3か月まで混合栄養だったけれど、二人目は生んだあとすぐにぐんぐんおっぱいを吸ってくれて、ほしい時にしっかりと泣く子だったら母乳だけでした、なんてお話しもよく聞きます。赤ちゃんによって、その「育っていく感じ」が違えば、おっぱいの出方も違います。
おっぱいは一人ひとり全く違う、オーダーメイドな成分です。DNAで紡がれたその繋がりのある母乳を飲むことで、赤ちゃんの体に負担のないように与えることができますし、もちろん体温の温かさで飲むこともできます。そして赤ちゃんとしっかりと触れ合う授乳は深いコミュニケーションになります。
おっぱいは「オーダーメイド」
ママの身体の巡りのケア
おっぱいは、からだ全身の「めぐり」の影響がとても大きく、その「めぐり」が滞らないようにすることがとても大切です。たとえば、サイズがきつすぎるブラはやめたほうがよく、ゆったりと、そして心地よいものを身に着けていきましょう。また、心地よく授乳ができるように、ぜひ授乳服も活用してみてください。授乳服にもいろいろな種類がありますが、きちんとデザインされたものは肌の露出も少なく、スムーズで快適な授乳ができます。
また、多くのお母さまが前かがみの姿勢で授乳をされていますが、ぜひ、ゆったりとしつつも背をのばすしたような姿勢で授乳することをおすすめします。授乳服を着ずに、首の下でめくり上げた衣類を顎でおさえての授乳は、お母さんもかなり疲れてしまいます。
おすすめの水分の取り方
おっぱいにおすすめ食材や食べてはいけない食材など、ネットで調べるだけでも賛否両論があります。どの部分を信じるかは個人の自由だと思いますが、ただ一つ言えるのは、水分の取り方を少し気を付けることが大切だということ。
授乳中は喉がとても乾くと思いますが、一気にどんどん飲むのではなく、ちょこちょこ水分をとることをおすすめします。お好みの飲み物も色々あると思いますが、私のおすすめは「白湯」。簡単にいえば「お湯」です。
常温のお水でもいいのですが、体温よりも少し温かいものを飲んでみましょう。一度温めて冷めたものでも大丈夫。ぜひ一度白湯を飲んでみてください。体に負担が少なく飲むことができ、ほんのり甘さを感じることができるでしょう。
意識的に少しずつ水分もとりながら、めぐりの良いからだで過ごしていきましょう。
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