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公開 2016年03月31日  

子どもは泣きわめいてる。でも抱っこなんてできない…くたくたに疲れてしまったママへ

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小さな子どもが大好きなママの抱っこをねだる姿は微笑ましいですよね。でも、四六時中子どもと一緒にいるママにとって、かわいい我が子といえども抱っこのおねだりが負担になるときもあります…


子どもは、いつもママを見ている


ママは子どもにとって絶対的存在です。

ママの顔も声も匂いも大好きで、24時間いつだってそばにいてほしいと思っています。

ただひたすら、一生懸命にママを求めるだけ。

でもママの方からすれば、子どもだけ見ているわけにはいきません。

心の余裕を失っている時、子どもにどう接したらいいのでしょうか。


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心理カウンセラーが出会ったある親子の話


子育ては楽しく幸せな反面、幼い子どもの世話を一手に引き受けるママにとって、大変なストレスとなる仕事でもあります。

カウンセラーの資格を持つ、辰由加さんの「=★ナノパワー★=」というブログにとても興味深いエピソードが載っていました。


「抱っこしてくだしゃ~い」と号泣する娘


泣きわめく子どもと固い表情をして立ち尽くすママ。

育てをしたことのある人なら誰しもが一度は経験があるのではないでしょうか。

こんな場面に遭遇した辰さんが、ママに掛けた言葉とは・・・?


ベビーカーを おりて

2歳くらいの 女の子が

お母さんの 右足にしがみついて


泣きながら 訴えていた。。


「 抱っこしてくだしゃぁ~い お願いですぅ~~」

「 おかぁ~しゃ~~ん ねぇ ってばぁ~~~ 」

「 ・・・・ 」 (前をみて 無言)

「 だっこぉ~~~~ 」



「 いいから 立ちなさい。(凄く冷静に)」


「 えぇーーん >< だっこぉ~~~ 」

「 ・・・ 」( 無言 )





私は 横を通り過ぎた。


可愛い女の子が 心折れそうに

泣いていた。



お母さんの心には 届かない。



仕事で 頑張って 一日 働いたお母さん

急ぎ足で お子さんをお迎えに 来たんだね。

ベビーカーを持つ 右手

荷物を持つ 左手


抱っこ・・・出来ないよね。

だって もう クタクタだよ。




「 ほら 立ちなさい 」


そういうと 右足ごと 子供を

軽く蹴った・・・


手を放して 道にひっくり返った子供。


慌てて 手を差し伸べようとした母親は

それをやめて


「 ほら 立ちなさい 」 そう言った。

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ここまで読んで、あなたならどう思うでしょうか?

「育児、大変だなあ~」
「気持ち、分かる…!」

など、立場によって思うことは様々でしょう。

でも、このブログを書いた辰さんは

いったん通り過ぎたけれども、我慢できずに戻った

というのです。

それは、何故だったのでしょうか。


お母さんの目の前に立って

なるべく そっと 声をかけた。



「 抱っこ抱っこって やんなっちゃうよねぇ 」

「 あ・・・」

「 お子さんの名前なんて言うんですか?」

「 なんだか 言う事聞かなくて・・・まいちゃん 立って・・ 」

「 まいちゃんって 言うんだ 可愛い名前ですねぇ~」

「 はぁ・・」

「 まいちゃん いい事教えてあげる

抱っこして欲しい時はね

にっこり笑ってママ 抱っこしてあげる って言うんだよ 」


まいちゃんに わかるわけないけど

そう言わざるをえなくて・・・




そう言ったら

お母さんは 泣きだした。


私も 一緒に 泣いちゃった^^



まいちゃんを 抱っこできないのはね

お母さんが 抱っこして欲しいくらい

疲れちゃってるんだ。



「 私ね 日本ハグ協会に 入ってるんだぁ~ 」


そう言って お母さんを そっとハグした。

「 すみません すみません 」

「 いつまでも 小さくないから 大丈夫。

そのうち 本当に お子さんからハグしてもらえるさ! 」



そんなやりとりを見て

まいちゃんは さっきまで泣いてたのが

嘘のように 前を 歩きだしてしまった



「 じゃあね~♪ 」



遠くで 私におじぎしている 彼女。

負けるな! がんばれ!!

いつも「完璧なママ」でなんていられない

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仕事を持つママは、子どものお迎えに来たあともやらなければならないことが山積みです。

急いで家に帰ってご飯を作り、子どもに食べてもらい、お風呂に入れて、寝かしつけなければいけません。

子どもが寝たらこまごまとした家事をして、明日の準備をする。

ひたすら続く、自分の時間なんてあってないような毎日……

本当はいつだって優しく微笑んでいたいと思っているのに、ママは子どもだけに24時間を使えないから

子どもの求めに応えきれずに心が擦り切れてしまいます。


心の余裕がなくなったら、思い出したい一言


このように、子育て真っ最中は終わりの見えない毎日に振り回されて

子どもにきつく当たっては反省しての繰り返しで疲れきってしまいます。

そんな時に誰かが何気なく声を掛けてくれるのって、とてもうれしいことです。

辰さん自身がいう「おせっかい」は

このママにとって大きな救いになったんじゃないでしょうか。

子どもからハグしてもらえるまであとちょっと、そう考えたら大変な時も乗り越えられそうな気がします。


子どもはあっという間に大きくなる

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また子どもが必死に泣いてママを求めてくるのは、ほんの数年の間だけ。

小学校に入るころになると、子どもが甘えてくる時間もぐんと少なくなります。

そうなると生活は楽になる反面、もうママがいなくても大丈夫なんだなんて、ほんの少しさみしく感じられるかもしれないですね。


子育てママはみんな仲間

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後で後悔するって分かっていてもイライラが止められないのが子育てママのつらいところ。

でも自分だけじゃないって思ったら少し楽になりませんか?

誰かにほんの少しだけ、助けてもらえたらそれだけで心が軽くなります。

そして自分に余裕があるときには、誰かを少しだけ支えてあげられたらいいですよね。

一人ひとりがそう思うことで

少しずつ誰かを支え合う社会になっていけば良いなと思います。


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