子どもが楽しんで英語を話せるようになる6つの方法!
31,455 Viewいよいよ公立小学校でも、2018年から一部先行で英語が正式教科として導入され、2020年には完全実施されることが決まっています。英語検定も2016年度からすべての級でスピーキングの試験が実施されています。英語はコミュニケーションの手段なので、子どもが楽しみながら身につけられるのが一番ですよね。その参考になる方法をまとめてみました。
いつから英語を始めればいいの?
英語の早期学習については賛否両論あります。幼少期に始めた方がよいという説は根強く、「英語耳」といわれる英語(外国語)特有の周波数を聞き取る能力が、0~3歳の間に完成するといわれているためです。
早く始めれば英語耳が育ち、大人になってから始めるのに比べて英語を聞き取るのに苦労が少ないとされています。また幼いときから始める方が、子どもが英語に抵抗がなく受け入れやすいというメリットもあります。
一方で、行きすぎた早期教育に異を唱える声もあります。まだ母国語を取得していない乳幼児期に英語を教えると、子どもが混乱をきたし言葉が遅れる原因にもなると指摘されています。中学から本人の意思で学習しても十分に身につくという意見も多くあります。
■遊び感覚で初めてみても
どちらの説がより正しいのかという結論は簡単に導き出すことはできませんが、子どもの教育に対して最終決定を下すのはパパとママです。早いうちから混乱しない程度に遊び感覚で英語に触れさせる、といった方法を取るパパママも多いようです。
学校の授業で習うようになったとき、英語を好きになった子は意欲的に学習しますが、いったん苦手意識を持ってしまうとなかなかその意識を変えることは難しいようです。
子どもが抵抗なく英語を受け入れられるように、耳が柔軟な就学前から遊び感覚で始めてみてもいいかもしれません。
英語を学ぶための重要な点
英語は楽しいもの、と思わせる
英語を学ぶために重要なことは、子どもに「やらされている感」を感じさせないことです。英語に限ったことではありませんが、やらされていると楽しくありませんし、長続きしません。
英語は長く続けることが重要です。英語圏で暮らして英会話をマスターした帰国子女でも、帰国して英語を話さなくなると数年で英語を忘れてしまうといった例はよく聞かれます。幼稚園の間だけ英会話スクールに通っていて発音がよかった子も、やめたらあっという間に忘れて通わせた意味がなかったと後悔する声も聞かれます。
長く英語を続けるためには、いかに子どもに英語は楽しい!と思ってもらうかが大切です。子どものモチベーションを上げることは、ママやパパの腕の見せ所でもあります。
環境づくり
環境づくりでは、できるだけ毎日英語に触れる時間を持つことが重要になります。両親のどちらかが英語圏の出身であったり、英語が堪能であれば、普段の生活でとるコミュニケーションだけでも大丈夫ですが、一般の家庭ではなかなかそうはいかないものです。
身近なテレビやCDで英語を聞くようにしたり、教材を利用するなどして、子どもが毎日英語に触れられる環境をつくってあげましょう。
子どものモチベーションを上げる!
英語は楽しい!と思えるように、子どもの英語に対するモチベーションを上げるよう工夫しましょう。それには子どもが小さければ小さいほどママが一緒になって取り組むことが大切になります。
学習というより遊びの延長として捉え、ママと一緒に楽しいことをしているという感覚を持ってもらえば十分です。まずは英語に対して抵抗感を持たないようにしてあげましょう。
英語を楽しい遊びにする
英語にはテンポの良いのリズム感があり、童謡や子ども向けの楽しい歌もたくさんあります。英語の歌をCDや英語番組の録画などで毎日流すようにすると、リズムに乗って自然に英語が耳に入ってくるようになります。
簡単な歌なら一緒に歌えるようにママがリードしてあげたり、言いやすい1フレーズだけ声に出してみたり、また音楽に合わせて体を動かしたりすると、ますます英語を楽しいと感じるようになるでしょう。
大切なことはママが子どもと一緒になって楽しむことです。音楽を流して聴かせるだけだと、子どもはすぐに飽きてしまったり、聞き流すだけになってしまいます。ときどき声を掛けながらママも一緒に笑顔で聴いてあげると、子どもの心に「英語は楽しい遊びのひとつ」と印象づけられ、楽しく続けられる可能性が高まります。
映像を使って耳と目で英語を楽しむ
子ども用の英語番組やアニメを観て英語を耳と目で楽しみましょう。NHK教育テレビで放送されている英語番組や、ディズニーなど子どもにもわかりやすく人気の番組を見せることで、子どもがスムーズに英語にふれることができます。
また、映像があれば単語の意味がわからなくても、場面からある程度想像することが可能なので、無理なく内容を理解することができます。ママが子どもの様子を見ていて、わかりにくそうにしていたら「○○だったんだね」などと声を掛け、それとなく教えてあげるとよいでしょう。
こうしたコンテンツに親しむうちに、楽しみながら英語に慣れていくことが期待できます。
英語を学ぶ環境をつくる!
日常生活の中に英語を取り入れてみて、子どもが楽しんでいるようであれば、次のステップに進んでみましょう。聴いたり見たりするだけでなく、学習してみるのです。
英語を学習する方法は数多くあるので、子どもやその家庭に合った方法を選んであげるのが重要です。いくら子どもでもすぐには話せるようにはなりませんから、あまり成果をあせらず、まずは楽しく続けられる環境を作ってあげるようにしましょう。
①英会話スクールに通う
子どもを対象とした英会話スクールは、大手のスクールから、個人による教室までたくさんの種類があります。レッスンもグループだったりマンツーマンだったり、講師も日本人と外国人と選ぶことができます。
こうしたスクールに通う場合、まずは通いやすい場所かどうかをチェックしましょう。通学に負担を感じると長続きしないからです。通いやすいエリアに絞って探し、体験授業など実際にレッスンを経験させてみて、子どもの反応をみながら検討しましょう。
英語教材を利用する
子ども用の英語の教材は、書店で手軽に買えるものから通信販売の高額なセットものまで、数多くあります。
こうした教材を使用するメリットとしては、出かけなくても家庭でできる便利さと手軽さです。しかし、それだけに子ども任せにしてしまいがちで、いつの間にカかやらなくなってしまった……という失敗もしやすくなります。
まずは英語を学習する曜日や時間を決めてしまいましょう。そしてできるだけママやパパが子どもと一緒になって取り組むようにしましょう。定期的に英語を学習する習慣が定着してしまえば、そのうち自分一人でも取り組めるようになります。
オンライン英会話を使用する
自宅にいながらインターネットで講師とつながり、オンラインでレッスンを受けるオンライン英会話が広がりを見せています。
オンライン英会話のメリットは、1レッスン数百円からという低価格で外国人によるマンツーマンレッスンが受けられることです。人件費が安く英語が話す人が多いフィリピンとつながっていることが多く、日本のスクールでマンツーマンレッスンを受ける場合には考えられない価格で始められます。しかも、スクールに通う必要がなく、好きな時間に自宅でレッスンを受けることできる点もm大きなメリットです。
1ヶ月あたりのレッスン回数や時間などは、各社によってさまざまなプランが用意されています。多くのスクールでは無料体験レッスンを行っているので、実際にレッスンを受けてみてから決めるのがおすすめです。
インターナショナルスクールに通う
インターナショナルスクールというと、英語圏の国で認定されたシステムで運営された学校というイメージがありますが、特に法律で決まられた定義などはないそうです。ほとんどの学校が英語を言語とした授業が行われるため、子どもの英語の習得させることを最優先とするなら、まさに理想的な環境といえます。
しかし、都市部などの一部のエリアだけに集中しているうえ、学校によっては日本の義務教育を修了したと認められない場合があります。授業料なども高額になりがちなので、入学を考えるなら子どもの進路などをよく検討しましょう。
インターナショナルスクールでは、夏休みの期間に生徒以外でも参加できるサマースクールを実施しているところも多いので、利用してみるのもいいでしょう。
続けることが大切
英語を習得するには、長く続けることが重要になります。まずは子どもが抵抗なく英語に触れ、楽しんで学べる環境を作ってあげましょう。英語を好きになれば、学校での英語教育が始まってからも無理なく学び続けることができるでしょう。
英語はあくまでコミュニケーションの手段です。英語を使ってさまざまな国の人と会話ができる楽しさを実感してもらえるといいですね。
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