さかなクンといえば、今やタレントの枠を超えて、海洋生物関連の専門家として、多大な社会貢献をされています。
そんな彼がいじめられっ子に向けて送ったメッセージをご存知でしょうか?
そこには彼らしい、率直な想いがこもっています。
「広い海に出よう」さかなクンがおくった“あるメッセージ”に感動
29,420 Viewさかなクンがいじめられっ子に向けておくったメッセージをご存知ですか?学校に通っている自分の息子や娘がいじめられていないか不安になる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、このメッセージが届けば、きっとその子たちにとっても、一つの救いになることでしょう。
出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030000183「さかなクン」のプロフィールとは
テレビでよく見かける印象もあるので、ただ単にお魚好きな一タレントというイメージを持っている方も多いかもしれません。
しかし、実は漁業界においての貢献度は思いの他高く、数々の功績を残しています。
また、非常に多くの肩書きを持っています。
2015年3月には東京海洋大学名誉博士に就任。
皆様にお魚の情報や正しい知識、美味しい食べ方や環境問題、漁業従事者の
皆様とともに明日の漁業を考えて頂こうと全国各地で講演を行っています。
また、2010年には絶滅したと思われていたクニマスの生息確認に貢献。
さらに海洋に関する普及・啓発活動の功績が認められ、「海洋立国推進功労者」
として内閣総理大臣賞を受賞。
2011年農水省「お魚大使」、2012年文科省「日本ユネスコ国内委員会広報大使」、
2014年には環境省国連生物多様性の10年委員会(UNDB-J)「地球いきもの応援団」
の生物多様性リーダーを務めています。
執筆活動では『朝日小学生新聞』にて毎週(土)「おしえてさかなクン」コラムを連載中。
水族館いったらさかなクンのイラスト飾ってあったのだ。さかなクン見ると空条博士がさかなクンみたいにテレビとか出ちゃって海の生物とか話してたらいいのに…て思うよね。 pic.twitter.com/cRJkxHiJPL
— しび (@shibibibibi) March 6, 2016
さかなクンが贈った、「あるメッセージ」とは
さかなクンがいじめられっ子に向けて送ったメッセージが、大きな共感を呼んでいます。
「広い海へ出てみよう」というタイトルで掲載されたコメント。内容を一部紹介します。
彼は中学生のときに友人たちから無視されるようになり、戸惑ったときの経験を率直に述べています。
そして、そのときに彼はこのような状況をさかなの世界と似ていると捉え、苦境を乗り越えたのです。
でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。
広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。
そうして、学校にいた仲間外れにされていじめられた人とよく魚つりに出かけたそうです。
それだけでお互いに、心が安らいだと彼は言います。そして、記事はこのように締めくくられています。
ぼくは変わりものですが、大自然のなか、さかなに夢中になっていたらいやなことも忘れます。大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。広い空の下、広い海へ出てみましょう。
さかなクンのメッセージに対しての世間の反応
さかなクンのメッセージは多くの人の胸に響きました。
今現在、学校でいじめにあっている人。
過去にいじめられた経験がある人。
そして、今子育てをしているパパママなど。
テレビ番組でさかなクンの特集がされたときの、世間の声をいくつか紹介します。
さっきやっていた「金スマ」、さかなクンさんの「魚の涙」の話に改めて感動。
— くっくろびん (@cockrobbin5) December 18, 2015
いじめられていたという同級生、さかなクンさんに助けられていたのがとても羨ましい。
私も学生時代(幼稚園~中学)ずっといじめられていたけど、ああいう人が居たら良かったのに…いじめで故郷を追い出されたからね。
さかなクンの、いじめられている君へ。これって、いじめだけでなく、人生で悩んでいる人にも言えるよね。仕事の人間関係、上司で悩んでいたけど会社なんか、ちっぽけな世界なんだな…。自分も外の楽しい世界を見よう‼︎
— matthew24a (@matthew412Apple) December 18, 2015
さかなクンの「いじめられてる君へ」はいい話だよね。
— Chappy (@chappy_hit) December 18, 2015
子供達にもしっかり伝えなきゃ。
また、さかなクンのように熱中できるものがあれば、いじめも気にならなくなるのだろうという意見もありました。
小さい頃にはなかなか認められなくても、それを一生懸命続けていけば、手に職を持ったり、専門知識を得たりして、その道のプロとして認められることもあります。さかなクンは、事実それを体現している一人でしょう。
さかなクンの体験があることで、どんな立場にいる人も、考えさせられる何かがあるのではないでしょうか。
子どもが学校に行くようになると、親の知らないところでコミュニティーができていくでしょう。
「もしかしたら、我が子はいじめられてるかもしれない」
「最近何か様子が変…」
そう感じる時があったら、声をかけることはもちろん、
このさかなクンのメッセージを通じて、世間を大きく見ることの大切さを伝えてみてはいかがでしょうか?
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