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公開 2016年04月17日  

子どもがおねしょした布団はどうする?4ステップの対処法を紹介!

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避けては通れない子どもの成長過程のひとつが、おねしょです。おねしょをしてしまうのは仕方がないけれど、後始末が大変。布団に匂いを残さず、きれいにする4ステップの対処法を紹介します。


目次 子どもが布団におねしょをしてしまった…
【STEP1】水分を取り除こう
【STEP2】臭いを取り除こう
【STEP3】シミを取り除こう
【STEP4】よく乾かそう!
おねしょの処理に役立つグッズ
まとめ

子どもが布団におねしょをしてしまった…

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■おねしょをしてしまっても叱らないことが大切
昼間のおもらしはすっかりなくなったけれど、夜はおねしょをしてしまう…。これは就学前後までは仕方のないことです。幼児期は、膀胱が未発達であったり、「抗利尿ホルモン」というホルモンが十分に出ていなかったりするので、本人がいくら気を付けていても、寝ている間のおしっこを我慢することはできません。

成長には個人差があるため、まわりのお友達がおねしょしなくなっているのに、うちの子だけ…ということもあるでしょうが、あまり気にせず、叱らないことが肝心です。プレッシャーでおねしょが続いてしまうおそれもあります。

■おねしょを予防するには
「抗利尿ホルモン」は熟睡すると増えていくので、夜中に起こしてトイレに連れていくのは逆効果になることもあります。なるべく水分は午後の早い時間までにたっぷりとり、夕飯は塩分控えめにして水分を取り過ぎないようにし、心配なうちは夜用紙パンツやおねしょシーツなどを利用するとお互いに安心です。

「もう大丈夫」と思った後も、疲れた時やストレスがかかった日、寒い日や水分の摂取が多かった日にはおねしょをしてしまうこともあるかもしれません。そんな時のおねしょ布団の対処法をまとめてみました。

【STEP1】水分を取り除こう

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丸洗いできる布団なら洗うのが一番ですが、洗う前にも、とれるだけおしっこを吸い取りましょう。おしっこの量が多い場合は乾いたタオルか、紙おむつで挟んで踏みつけると水分がよく吸い取れます。丸洗いすると替えがなくて困る場合は、おしっこの部分だけ対処します。

おねしょの直後なら

ひとまずティッシュやタオル等を軽く載せてしみこまないよう、広がらないように表面の水分を吸い込みつつ、重曹を取りに行き、おねしょの上にかけます。様子を見ながら吸い取れるだけかけましょう。吸い取り終わったら重曹を払うか、掃除機で吸いこみます。

時間が経っていたら

すっきりさせたいなら洗うのが一番です。洗濯表示タグを確認して、洗濯してはいけない布団の場合はクリーニングに出した方がいいかもしれません。部分洗いでも中身が寄ったりして、使えなくなる可能性があります。布団の痛みを覚悟の上なら、自己責任で洗っても。

丸洗いOKの布団の場合、タオルやティッシュでなるべく水分をとった後、40度くらいのぬるま湯をかけてからまた水分を取ります。布団をさらに濡らすのは抵抗がありますが、アンモニアは水に溶ける性質があるので、水で流した方があとあと臭いが残りにくいようです。

部分洗いしたい場合は、たらいなどの上に置き、おねしょ部分をへこませてからぬるま湯をかけてみてください。傾けて流すと乾いている部分にもしみこんでしまうので、すべてタオルなどで吸い取ってください。

そのあとタオルや紙おむつを敷いた床やバスタブの上におき、またタオルか紙オムツをのせて踏むか、重曹をかけて水分をとります。

熱湯はだめ!

殺菌されて臭いがとれそうな気がしますが、熱湯をかけると、おしっこの中のタンパク質が反応して固まってしまいます。鼻血などの血のシミも同じく、70度以上の熱いお湯をかけるのは避けましょう。

【STEP2】臭いを取り除こう

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100円ショップなどで売っているスプレーボトルを用意します。酢水かクエン酸水を用意してスプレーボトルに入れます。食品にも使われるものですから安全で、酸性なのでおしっこのアンモニアを分解してくれ、臭いも除いたり、弱くしたりしてくれます。

<酢水の作り方>
水1:酢1

<クエン酸水の作り方>
水200ml:クエン酸小さじ1

【STEP1】でおしっこをなるべく吸い取った布団に、酢水かクエン酸水をたっぷりスプレーして、再度タオルや紙おむつで水分をとります。どちらもない場合は、市販の消臭スプレー等で試してください。

朝、時間がない場合は重曹を多めにかけておくか、できるだけ水分をとった後に風通しのよくなるように立てかけてから出掛けてください。

【STEP3】シミを取り除こう

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【STEP1】【STEP2】と順序良く進んでくれば、シミになることはほとんどないと思います。しかし、すでに出来てしまっているシミや、うまくおしっこが抜けなくてシミになった場合も、以下の方法で取れるかもしれません。

1.布団をたらいなどの上においてシミの部分を少しへこませ、40度位のぬるま湯をかけます。

2.タオル等でよく水分を吸い取ってから、上下をタオルか紙おむつではさんで、踏みます。

3.シミの部分に酢水かクエン酸水をたっぷりスプレーし、よくふき取ります。

4.3を2~3回繰り返します。

5.重曹をかけて水分をとります。

子ども布団ではなくベッドにおねしょをしてしまった場合は、3の工程からはじめてみてください。これで取れなかったら、ご家庭でそのシミを取るのは難しいかもしれません。時間もかかり大変ですが、天気のよい休日の朝に試してみてください。

【STEP4】よく乾かそう!

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病気等でない限り、出たばかりのおしっこ自体に雑菌はあまりいないようですが、時間が経つとアンモニアが発生して臭いが出てきます。なるべく早く対処して、乾かすのが肝心です。

晴れの日

天日で干します。日当たりにもよりますが、10時くらいからはじめて、1時間ごとに裏返し、気温の下がってくる14時までには取り込むのがおすすめです。14時をすぎると逆に布団が湿ってきます。乾ききらなかったら、ドライヤーをあててください。

雨の日

雨の日は天日干しができないので大変ですが、できるだけ早く乾かしておきたいものです。ドライヤーをあてたり、布団乾燥機を使うのがおすすめですが、下記の方法もあります。

■除湿器、こたつ 
時間がかかりますが、なんとか乾きます。
■エアコン、浴室乾燥機 
時間がかかりますが、湿度を下げてくれるのでそのままよりは早く乾きます。
■コインランドリー 
布団を濡らさないで運べるのであれば便利です。

外出してしまうときは時間の許す限りドライヤーで乾かして、除湿器、エアコン、扇風機等をかけてでかけます。なければせめて布団の裏面にも風が当たるように立て掛けておきましょう。帰ってきて乾いていなかったら、再度ドライヤーを使って乾かします。

おねしょの処理に役立つグッズ

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上で紹介した重曹やクエン酸のほかに、市販の消臭スプレーを使う手もあります。

花王 リセッシュ 除菌EX 消臭ストロング 本体 370ml

汗・体臭・尿臭に効くので汗をたくさんかく子どものお布団にもぴったりの商品です。布団まわりや、トイレ、おむつペールなどにも。スプレーなので、気づいたときに手軽に消臭できます。

<成分> 両性界面活性剤、緑茶エキス、除菌剤、香料、エタノール
<価格> ¥452

小学生になる子供がまだ、夜はオムツがとれず、溢れてほぼ毎日ベッドにビッショリ。
寝相が悪いから横シーツの意味なし!で、日々洗濯しているわけですが、マットレスは洗えない。
そこでこちらを使ったところ、臭いが気にならなくなりました。

niwaQ 除菌もできるクエン酸 300g

クエン酸水を作るときに。クエン酸水は台所等のぬめり予防にも使えます。

<原材料・成分> クエン酸
<価格> ¥ 339

トイレ掃除、電気ケトルの水垢落し、汚れを浸して放置。簡単にピカピカになる。

ニチガ(NICHIGA) 国産 重曹1kg (炭酸水素ナトリウム) 食品添加物 食用なので安心

おねしょを吸い取ったり、臭いをとったり。お菓子やお料理に使える食品添加物だから、子どものものに使っても安心です。

<成分・規格> 炭酸水素ナトリウム 食品添加物(食品用)
<価格> ¥ 490

掃除や消臭に大量に使うのでこちらで購入しました。
用途が色々ですが国産で食用にも使える品物ですので安心ですね。

まとめ

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おねしょの時期は、子どもにとってもママにとっても大変な期間です。つい愚痴のひとつも言いたくなりますが、子どものプレッシャーになると余計に長引く可能性があるので、おねしょしてしまった布団はささっと処理して子どもにはあまり気にさせないようにしたいですね。

続く場合は無理せずにおねしょシーツや夜用パンツなども活用しましょう。気がついたら、「いつのまにかおねしょしなくなった!」という日が必ずくるものです。

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