地域の活動で、たまに気になるのがこの意思決定の流れです。

ミーティングでもその場にいる人の意見というのはあまり出なくて、
「誰々は前にああ言ってた」
「どこどこのグループから文句が出るかも…」
と、その場にいる人以外の存在が引き合いに出されたりします。

ある時、びっくりしたのが「主人が言うには…」という意見。

ミーティングにいない人は皆と同じ情報を持っていないので、
状況の全体像をわかっていない可能性も高く、
その意見は参考程度にしか聞けません…。

意思決定の責任の所在をうやむやにしたまま話を進めると
物事が決まるのがどんどん遅くなって時間が取られ、
結果的に自分たち皆の首を絞めることになるんですよね。

「誰も責任を取らず、みんなで平等に”損”をする」状態です。


平等って、みんなが幸せになるための考えだと思うんですけど、
平等のためにみんなが不幸になるってのも変な話ですよね。

自分が楽になるために、意思決定の場では
主語を「私」で話すよう心がけたいものです。