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公開 2016年04月18日  

【年齢別】3歳、4歳、5歳におすすめの絵本まとめ!

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子どもの心を育む絵本の読み聞かせ。赤ちゃんでも十分楽しめますが、お話が理解できる3歳にもなると、子どもにとってますます豊かな時間になります。今回は3歳、4歳、5歳の年齢別におすすめの絵本をご紹介します


目次 絵本はどんなものを読ませたらいいの?
絵本の読み聞かせにはこんな効果が!
【3歳】お話が楽しめるおすすめ絵本!
【4歳】感情移入ができるおすすめ絵本!
【5歳】想像力を育むおすすめ絵本!
まとめ

絵本はどんなものを読ませたらいいの?

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読み聞かせをしたいけれど、本屋さんや図書館には膨大な数の絵本があって、どれを選んでいいか迷ってしまいますよね。

そこでおすすめしたい選び方のポイントは、『長年愛され続けている絵本』です。ママやパパも小さい頃に読んでもらった覚えのある絵本はありませんか。何度も増刷され、出版され続けているロングセラーの絵本は、世代を超えて愛される魅力があります。こうした絵本は、選んでも失敗することは少ないものです。

子どものワクワクする表情を引き出してあげられる絵本と出会えるといいですね。

絵本の読み聞かせにはこんな効果が!

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絵本の読み聞かせには、以下のような効果があるといわれています。

■親子のコミュニケーション
膝の上やお布団の中で、大好きなママやパパに絵本を読んでもらう時間は、とっても大切な親子のコミュニケーションタイムです。家事や仕事などで忙しいパパママも、絵本の読み聞かせている間はじっくりと子どもと向き合うことができます。読み聞かせは、子どもと絵本の世界を共有し、一緒にイマジネーションを膨らませる素敵なひとときです。大きくなっても、その楽しい思い出は子どもの心に深く刻まれているものです。

■想像力がふくらむ
限られた絵と言葉だけで、アニメのように動くことがない絵本は、子どもの想像する力を育みます。小さい頃は難しくても、たくさんの本に触れ、刺激を受けることで子どもの想像力はどんどん膨らみ、感受性豊かな子どもに育っていきます。

■言葉を覚える
絵本の中にでてくる言葉を、少しずつ覚えていくことができます。はじめは音だけでなんのことかわからなくてもかまいません。だんだん意味も理解するようになり、自然と使いこなすことができます。

■世の中の仕組みなどを知る
長い間読み続けられている本などは、世の中の不変のテーマがお話に盛り込まれています。よいこと、悪いこと、人との接し方などさまざまなことを学ぶことができます。

■心の安定と発達
親子のコミュニケーションがしっかりとれることで、子どもの心は安定します。お話の内容がわかるようになると、登場人物に感情移入したりして、人の心を気遣ったり思いやることができるようになってきます。

読み聞かせって、いいこと尽くしですね!

【3歳】お話が楽しめるおすすめ絵本!

おおきなかぶ

有名なロシア民話です。「うんとこしょ どっこいしょ」のリズムに合わせて、助っ人を次々よ呼びながら、なかなかぬけないかぶをみんなで協力して抜くというストーリー。読後には爽快感が残ります。

値段:864円(税込み)
著者: A.トルストイ (著), 佐藤 忠良 (イラスト), 内田 莉莎子 (翻訳)
読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:小学低学年から

何度も繰り返される「うんとこしょ どっこいしょ」のリズムが楽しく読み進んでいくことができます。たくさんの助っ人が集まって、ようやく抜けるところで、笑顔があふれるでしょう。

サンドイッチ サンドイッチ 

サンドイッチを作り上げていくストーリー。パンにバターを塗って、トマト、ハム、きゅうりなど次々にリズミカルな言葉とともにサンドイッチが完成するまでのプロセスを楽しめます。

値段:864円(税込み)
著者:小西 英子

カラフルでリアルな絵が目をひきます。「サンドイッチ サンドイッチ」と繰り返され、リズミカルに読み進めることができます。サンドイッチが食べたくなる一冊。子どもと一緒に作るのも楽しくなりますね。

しろくまちゃんのほっとけーき

1970年の発売以来のロングセラー絵本です。しろくまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキをつくるまでのお話です。卵を割って、一つずつの工程を進みながらホットケーキが焼き上がるまでをお楽しみください。

値段:864円(税込み)
著者:わかやま けん
対象年齢:0~3才向け

「ぽたあん」「ふつふつ」「しゅ」「ぺたん」など擬音がたくさん登場して、子どもが楽しんで聞いてくれます。一緒にまねっこもできますよ。読んだ後はホットケーキが食べたくなってしまうかも。

ねずみくんのチョッキ

40年以上も愛されるベストセラー絵本です。おかあさんが編んでくれたねずみくんのかわいいチョッキ。「ちょっときせてよ」といろんな仲間がやってきます。みんなに貸しているうちにチョッキがどうなってしまうでしょう。ハラハラしながらページをめくっていくことができます。

値段:432円(税込み)
著者: なかえ よしを (著), 上野 紀子 (イラスト)

シンプルな絵で描かれていますが、ねずみくんの表情が豊かで、悲しげな表情にかわいそうな気持ちになったり、応援したくなったり。「ちょっときせてよ」とやってくる動物にハラハラしながら読み進んでいきます。最後は思わぬ展開に。

【4歳】感情移入ができるおすすめ絵本!

からすのパンやさん

売れなくて困っているカラスのパン屋さん夫婦が、子どもたちにおやつで与えたパンが子どもたちの友達に大好評! 子どもの意見を取り入れて様々な種類のパンを焼きます。見開きいっぱいにひろがるユニークなパンが楽しいロングセラー絵本です。

値段:1,080円(税込み)
著者:加古 里子 (著)

かにパン、うさぎパン、テレビパン、じどうしゃパンなど楽しいパンが80種類以上も登場します。パンが好きな子どもに大人気です。登場するからすの表情も豊かで何度みても飽きることがありません。

めっきらもっきら どおんどん

主人公の男の子がめちゃくちゃに歌った歌で、不思議な世界に行ってばけものたちと楽しく遊ぶというストーリーです。文章がリズミカルで、子どもと一緒に楽しく読み進めることができます。主人公になった気分で一緒にあそんで、食べてと冒険が楽しめます。

値段:864円(税込み)
著者:長谷川 摂子 (著)、 ふりや なな (イラスト)
読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:小学低学年から

不思議な世界にまぎれ込んでしまうストーリーに子どもは釘付け。登場するばけものたちと楽しく遊んで、最後はやっぱり現実が恋しくなってと、子どもの気持ちに素直に寄り添う作品です。

すてきな三にんぐみ

黒いマントに黒いぼうしの、こわーい泥棒三人組が、ひょんなことから全国の孤児を集め、お城をプレゼントというストーリー展開が楽しい本です。こわーい泥棒がなぜすてきなのか、お話にぐんぐん引き込まれていきます。

値段:1,296円(税込み)
著者: トミー=アンゲラー (著), いまえ よしとも (翻訳)

青と黒、緑と赤などはっきりとした色使いで素敵な絵です。著者が幼い娘に捧げた本だそうです。ひょんなことで、人は変われるというメッセージもあり、風刺が効いていますが、ほっこりとする内容です。

ちょっとだけ

なっちゃんのおうちに赤ちゃんがやってきて、なっちゃんがちょっとずつお姉ちゃんになろうとがんばります。自分でできることをちょっとずつやってがんばりますが、眠たくなるとやっぱりママにお願いが。ママも気持ちがよく分かる本です。

値段:864円(税込み)
著者:瀧村 有子 (著)、 鈴木 永子 (イラスト)

お姉ちゃんになった切なさがよく描かれていて、実際に下の子が産まれたばかりの子どもは、自分のことのように思うでしょう。お母さんの愛情の深さにもじーんとくる絵本です。ママが涙してしまう本です。

【5歳】想像力を育むおすすめ絵本!

キャベツくん

第4回日本の絵本賞「絵本にっぽん大賞」受賞した作品です。キャベツくんを食べると、体のどこかがキャベツになるというストーリーです。腹ぺこのブタさん、ライオンさん、ヘビさん、キャベツを食べるとどうなる?と楽しむことができます。

値段:1,404円(税込み)
著者: 長 新太 (著)

どうなるんだろう?という想像力が膨らむ本です。意味はなくても、引き込まれる世界観があり、子どもと一緒に笑いながら読み進めることができます。繰り返されるリズミカルな文章でワクワクします。

うんち したのは だれよ!

まずはインパクト抜群のタイトルに、読み始める前から子どもが喜びます。ある日、地面から顔を出したもぐらくんに事件がおこります。誰かがもぐらくんの頭の上に、うんちを落としたのです。起こったもぐらくんの犯人探しがはじまります。

値段:1,404円(税込み)
著者: ヴェルナー ホルツヴァルト (著), ヴォルフ エールブルッフ (イラスト)

「ねえきみ、ぼくのあたまにうんちおとさなかった?」と犯人を見つけようと声をかけます。動物たちはうんちをしてぬれぎぬをはらしていきます。うんちの描写もリアルで勉強になります。親子で何度も楽しめる本です。

おおきなおおきなおいも

いよいよ明日はいもほりえんそく。ところが残念なことに雨で一週間延期。つまらない子ども達は、一週間の間にいっぱい大きく育つおいもを想像して遊びます。みんなで紙をつなげてどんどん大きくなるおいも。どうやって掘り出そう? どうやって食べよう? 想像はどんどん膨らみます。

値段:1,296円(税込み)
著者:赤羽 末吉 (著)
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら:小学低学年から

みんなで描いた大きなおいもから、子どもたちの空想の世界がどんどん膨らんでいきます。リズミカルで読みやすく、シンプルな絵に引き込まれていきます。幼稚園や保育園でのおいもほりが楽しみになりますね。

どんなにきみがすきだかあててごらん

チビウサギがベッドへ眠りに行く途中、デカウサギにきいてみたくなりました。「どんなに、きみがすきだか あててごらん」お互いどんなにすきかを比べあいます。ストレートに感情を表現してこころあたたまるお話です。

値段:1,404円(税込み)
著者: サム マクブラットニィ (著), アニタ ジェラーム (イラスト)

チビウサギは、デカウサギに、自分がどれだけ相手のことを好きか伝えようとします。でも何をしてもデカウサギにかなわないチビウサギ。その一生懸命さがかわいらしいです。愛情を表す大切さを教えてくれます。

まとめ

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絵本の読み聞かせの時間は、大人も子どもも一緒に本の世界に没頭できる楽しい時間ですね。テレビとはちがって、子どものペースでページをめくっていくことのできる絵本は、子どもの好奇心や想像力をどんどん膨らませてくれます。

絵本を読んでいる時に子どもが発する感想や疑問に、ハッとさせられることもありますよね。親自身も忘れていた子どもの気持ちを思い出したりと、心温まる時間が過ごれるでしょう。

少しの時間でもいいので、できるだけ読み聞かせの時間を作ってあげたいものですね。

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