【年齢別】3歳、4歳、5歳におすすめの絵本まとめ!
74,436 View子どもの心を育む絵本の読み聞かせ。赤ちゃんでも十分楽しめますが、お話が理解できる3歳にもなると、子どもにとってますます豊かな時間になります。今回は3歳、4歳、5歳の年齢別におすすめの絵本をご紹介します
絵本はどんなものを読ませたらいいの?
読み聞かせをしたいけれど、本屋さんや図書館には膨大な数の絵本があって、どれを選んでいいか迷ってしまいますよね。
そこでおすすめしたい選び方のポイントは、『長年愛され続けている絵本』です。ママやパパも小さい頃に読んでもらった覚えのある絵本はありませんか。何度も増刷され、出版され続けているロングセラーの絵本は、世代を超えて愛される魅力があります。こうした絵本は、選んでも失敗することは少ないものです。
子どものワクワクする表情を引き出してあげられる絵本と出会えるといいですね。
絵本の読み聞かせにはこんな効果が!
絵本の読み聞かせには、以下のような効果があるといわれています。
■親子のコミュニケーション
膝の上やお布団の中で、大好きなママやパパに絵本を読んでもらう時間は、とっても大切な親子のコミュニケーションタイムです。家事や仕事などで忙しいパパママも、絵本の読み聞かせている間はじっくりと子どもと向き合うことができます。読み聞かせは、子どもと絵本の世界を共有し、一緒にイマジネーションを膨らませる素敵なひとときです。大きくなっても、その楽しい思い出は子どもの心に深く刻まれているものです。
■想像力がふくらむ
限られた絵と言葉だけで、アニメのように動くことがない絵本は、子どもの想像する力を育みます。小さい頃は難しくても、たくさんの本に触れ、刺激を受けることで子どもの想像力はどんどん膨らみ、感受性豊かな子どもに育っていきます。
■言葉を覚える
絵本の中にでてくる言葉を、少しずつ覚えていくことができます。はじめは音だけでなんのことかわからなくてもかまいません。だんだん意味も理解するようになり、自然と使いこなすことができます。
■世の中の仕組みなどを知る
長い間読み続けられている本などは、世の中の不変のテーマがお話に盛り込まれています。よいこと、悪いこと、人との接し方などさまざまなことを学ぶことができます。
■心の安定と発達
親子のコミュニケーションがしっかりとれることで、子どもの心は安定します。お話の内容がわかるようになると、登場人物に感情移入したりして、人の心を気遣ったり思いやることができるようになってきます。
読み聞かせって、いいこと尽くしですね!
【3歳】お話が楽しめるおすすめ絵本!
おおきなかぶ
有名なロシア民話です。「うんとこしょ どっこいしょ」のリズムに合わせて、助っ人を次々よ呼びながら、なかなかぬけないかぶをみんなで協力して抜くというストーリー。読後には爽快感が残ります。
値段:864円(税込み)
著者: A.トルストイ (著), 佐藤 忠良 (イラスト), 内田 莉莎子 (翻訳)
読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:小学低学年から
何度も繰り返される「うんとこしょ どっこいしょ」のリズムが楽しく読み進んでいくことができます。たくさんの助っ人が集まって、ようやく抜けるところで、笑顔があふれるでしょう。
図書館のネット予約でおおきなかぶ借りたらめっちゃデカイ絵本が届いた〜〜! pic.twitter.com/RIbuEfZY0l
— やまし (@3can15) March 14, 2016
サンドイッチ サンドイッチ
サンドイッチを作り上げていくストーリー。パンにバターを塗って、トマト、ハム、きゅうりなど次々にリズミカルな言葉とともにサンドイッチが完成するまでのプロセスを楽しめます。
値段:864円(税込み)
著者:小西 英子
カラフルでリアルな絵が目をひきます。「サンドイッチ サンドイッチ」と繰り返され、リズミカルに読み進めることができます。サンドイッチが食べたくなる一冊。子どもと一緒に作るのも楽しくなりますね。
図書館で借りてきた「サンドイッチサンドイッチ」って絵本!あまりに美味しそうで息子とのランチに再現してみました!具だくさんでちょー美味しい!
— chia (@chia0407) March 8, 2016
良いママっぽい!!!どうしよう pic.twitter.com/7o0lmjSu6k
しろくまちゃんのほっとけーき
1970年の発売以来のロングセラー絵本です。しろくまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキをつくるまでのお話です。卵を割って、一つずつの工程を進みながらホットケーキが焼き上がるまでをお楽しみください。
値段:864円(税込み)
著者:わかやま けん
対象年齢:0~3才向け
「ぽたあん」「ふつふつ」「しゅ」「ぺたん」など擬音がたくさん登場して、子どもが楽しんで聞いてくれます。一緒にまねっこもできますよ。読んだ後はホットケーキが食べたくなってしまうかも。
子どもが喜んでホットケーキを食べてくれるようになったので、さっそく「しろくまちゃんのほっとけーき」の絵本を買ってきた。子どもが生まれたら絶対読んであげたいと思っていた絵本のひとつなので読み聞かせが楽しみ!
— anmitudaisuki (@anmitudaisuki) March 7, 2016
ねずみくんのチョッキ
40年以上も愛されるベストセラー絵本です。おかあさんが編んでくれたねずみくんのかわいいチョッキ。「ちょっときせてよ」といろんな仲間がやってきます。みんなに貸しているうちにチョッキがどうなってしまうでしょう。ハラハラしながらページをめくっていくことができます。
値段:432円(税込み)
著者: なかえ よしを (著), 上野 紀子 (イラスト)
シンプルな絵で描かれていますが、ねずみくんの表情が豊かで、悲しげな表情にかわいそうな気持ちになったり、応援したくなったり。「ちょっときせてよ」とやってくる動物にハラハラしながら読み進んでいきます。最後は思わぬ展開に。
ねずみくんのちょっき着る象かわいい pic.twitter.com/UnavvQUMxS
— aki (@cckvjt) April 27, 2015
【4歳】感情移入ができるおすすめ絵本!
からすのパンやさん
売れなくて困っているカラスのパン屋さん夫婦が、子どもたちにおやつで与えたパンが子どもたちの友達に大好評! 子どもの意見を取り入れて様々な種類のパンを焼きます。見開きいっぱいにひろがるユニークなパンが楽しいロングセラー絵本です。
値段:1,080円(税込み)
著者:加古 里子 (著)
かにパン、うさぎパン、テレビパン、じどうしゃパンなど楽しいパンが80種類以上も登場します。パンが好きな子どもに大人気です。登場するからすの表情も豊かで何度みても飽きることがありません。
子育て中のママに素敵な本をご紹介! 【 からすのパンやさん 】 / かこさとし 子育てをしながらパン作りをして家族皆で素敵なパン屋さんを作って行きます。作者も同じように子育てを .. https://t.co/yXJBXlhS6i pic.twitter.com/0Kh6eOfcYJ
— moonchiptrip (@moonchiptrip) March 14, 2016
めっきらもっきら どおんどん
主人公の男の子がめちゃくちゃに歌った歌で、不思議な世界に行ってばけものたちと楽しく遊ぶというストーリーです。文章がリズミカルで、子どもと一緒に楽しく読み進めることができます。主人公になった気分で一緒にあそんで、食べてと冒険が楽しめます。
値段:864円(税込み)
著者:長谷川 摂子 (著)、 ふりや なな (イラスト)
読んであげるなら:3才から
自分で読むなら:小学低学年から
不思議な世界にまぎれ込んでしまうストーリーに子どもは釘付け。登場するばけものたちと楽しく遊んで、最後はやっぱり現実が恋しくなってと、子どもの気持ちに素直に寄り添う作品です。
めっきらもっきらどおんどん
— 赤き血の吉田千浩 (@25_0402) February 16, 2016
懐かしすぎて泣けてくる pic.twitter.com/UNaXRyzeRK
すてきな三にんぐみ
黒いマントに黒いぼうしの、こわーい泥棒三人組が、ひょんなことから全国の孤児を集め、お城をプレゼントというストーリー展開が楽しい本です。こわーい泥棒がなぜすてきなのか、お話にぐんぐん引き込まれていきます。
値段:1,296円(税込み)
著者: トミー=アンゲラー (著), いまえ よしとも (翻訳)
青と黒、緑と赤などはっきりとした色使いで素敵な絵です。著者が幼い娘に捧げた本だそうです。ひょんなことで、人は変われるというメッセージもあり、風刺が効いていますが、ほっこりとする内容です。
Tシャツ買ったついでに、久しぶりにすてきな三人組を読んだ。
— お洒落ぱーま (@rockrockrockhel) March 11, 2016
幼少期から好きな本てのは、オトナになってもワクワクする。
三つ子の魂100までとはね。 pic.twitter.com/7dsfxvlXxY
ちょっとだけ
なっちゃんのおうちに赤ちゃんがやってきて、なっちゃんがちょっとずつお姉ちゃんになろうとがんばります。自分でできることをちょっとずつやってがんばりますが、眠たくなるとやっぱりママにお願いが。ママも気持ちがよく分かる本です。
値段:864円(税込み)
著者:瀧村 有子 (著)、 鈴木 永子 (イラスト)
お姉ちゃんになった切なさがよく描かれていて、実際に下の子が産まれたばかりの子どもは、自分のことのように思うでしょう。お母さんの愛情の深さにもじーんとくる絵本です。ママが涙してしまう本です。
『ちょっとだけ』お姉ちゃんになった なっちゃんの成長を描いた絵本です。母となった今読むと笑顔で号泣です。
— ごま (@hitomishirisuru) March 10, 2016
お兄ちゃん お姉ちゃんになるお子さんがいるお母さんに贈りたいです。#いか文庫社員 #for4you #イカ文庫正社員 pic.twitter.com/ckbZyvsQ1N
【5歳】想像力を育むおすすめ絵本!
キャベツくん
第4回日本の絵本賞「絵本にっぽん大賞」受賞した作品です。キャベツくんを食べると、体のどこかがキャベツになるというストーリーです。腹ぺこのブタさん、ライオンさん、ヘビさん、キャベツを食べるとどうなる?と楽しむことができます。
値段:1,404円(税込み)
著者: 長 新太 (著)
どうなるんだろう?という想像力が膨らむ本です。意味はなくても、引き込まれる世界観があり、子どもと一緒に笑いながら読み進めることができます。繰り返されるリズミカルな文章でワクワクします。
3歳の息子が絵本のキャベツくんとブタヤマさんにはまっている。このシリーズは読む側も楽しい。『つきよのキャベツくん』の「トンカツであーる」とか『ブタヤマさんたらブタヤマさん』の「なにか ごよう」といったセリフに大笑い。なるほど,そこに反応するのか。長新太,すごいぞ!
— 安達太郎 (@tarojky) February 6, 2016
うんち したのは だれよ!
まずはインパクト抜群のタイトルに、読み始める前から子どもが喜びます。ある日、地面から顔を出したもぐらくんに事件がおこります。誰かがもぐらくんの頭の上に、うんちを落としたのです。起こったもぐらくんの犯人探しがはじまります。
値段:1,404円(税込み)
著者: ヴェルナー ホルツヴァルト (著), ヴォルフ エールブルッフ (イラスト)
「ねえきみ、ぼくのあたまにうんちおとさなかった?」と犯人を見つけようと声をかけます。動物たちはうんちをしてぬれぎぬをはらしていきます。うんちの描写もリアルで勉強になります。親子で何度も楽しめる本です。
うんちしたのはだれよ!
— じゅにあや (@xa_ax8) August 23, 2015
最近のお気に入りの絵本♡
読み聞かせる方も楽しいよ♡
おおきなおおきなおいも
いよいよ明日はいもほりえんそく。ところが残念なことに雨で一週間延期。つまらない子ども達は、一週間の間にいっぱい大きく育つおいもを想像して遊びます。みんなで紙をつなげてどんどん大きくなるおいも。どうやって掘り出そう? どうやって食べよう? 想像はどんどん膨らみます。
値段:1,296円(税込み)
著者:赤羽 末吉 (著)
読んであげるなら:4才から
自分で読むなら:小学低学年から
みんなで描いた大きなおいもから、子どもたちの空想の世界がどんどん膨らんでいきます。リズミカルで読みやすく、シンプルな絵に引き込まれていきます。幼稚園や保育園でのおいもほりが楽しみになりますね。
『おおきなおおきなおいも』(赤羽末吉/福音館書店)私自身、子どもの頃大好きだった本。大きないもで恐竜作りたいなって思ってたもの。読んでいる間、「人間の線の描き方が簡単すぎー!」って呟いている子がいて面白かった。 pic.twitter.com/pBVxx87GCJ
— イルマ (@mrymmio) February 21, 2015
どんなにきみがすきだかあててごらん
チビウサギがベッドへ眠りに行く途中、デカウサギにきいてみたくなりました。「どんなに、きみがすきだか あててごらん」お互いどんなにすきかを比べあいます。ストレートに感情を表現してこころあたたまるお話です。
値段:1,404円(税込み)
著者: サム マクブラットニィ (著), アニタ ジェラーム (イラスト)
チビウサギは、デカウサギに、自分がどれだけ相手のことを好きか伝えようとします。でも何をしてもデカウサギにかなわないチビウサギ。その一生懸命さがかわいらしいです。愛情を表す大切さを教えてくれます。
今晩おすすめする絵本は「どんなにきみがすきだかあててごらん」。
— 絵本同好会 もろっこ (@ehon_morocco) January 22, 2016
二匹のうさぎがお互いのことを大好きな気持ちを競い合います。普段なかなか伝えられない「すき」の気持ち。こころがあたたかくなる絵本です。 pic.twitter.com/Hxkl7uW4ss
まとめ
絵本の読み聞かせの時間は、大人も子どもも一緒に本の世界に没頭できる楽しい時間ですね。テレビとはちがって、子どものペースでページをめくっていくことのできる絵本は、子どもの好奇心や想像力をどんどん膨らませてくれます。
絵本を読んでいる時に子どもが発する感想や疑問に、ハッとさせられることもありますよね。親自身も忘れていた子どもの気持ちを思い出したりと、心温まる時間が過ごれるでしょう。
少しの時間でもいいので、できるだけ読み聞かせの時間を作ってあげたいものですね。
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