※これはあくまでうちの場合の話ですので、全ての方にあてはまるものではないと思います。
あくまで個人の体験談としてお読みいただければ幸いです。
我が家の次男、かんちゃん3歳。
少しずつお兄ちゃんらしくなってきたものの、ふとした時に「イヤイヤ期」がぶり返します。
そりゃあもうとんでもなく大声で泣き叫びます。ところかまわず力の限り泣き叫びます。
なんだったら床に寝そべって釣り上げられたマグロの如く、ピチピチと跳ねながら泣くこともあります。
場合によりますが、癇癪のピーク時は何を言っても無駄なので、落ち着くまでそのまま様子を見ます。
自宅の場合、しばらくするとケロッとするパターンが多いです。
(兄・姉が楽しそうに遊んでいたりすると、そっちに気がうつって泣き止んだりします。)
公共の場ではそんなわけにもいかないので、小脇を抱えて車に戻るか(我が家の移動手段は、ほぼ100%車です)
『かんちゃん、〇〇したろうか??』
という、我が家の子どもたちに絶大な効果を発揮する言葉を使います。
この、〇〇とは??
保育園登園時のこと。
自宅を出る時から不機嫌だった次男。
なんとか車には乗ってくれたものの、駐車場に着いたとたん、『いや!!おりない!!!!』と言い出しました。
さあ困った。本来なら落ち着くまで様子を見て…と言いたいところですが、そんな時間はありません。
こんな時、私は決まってこう言います。
「おんぶ」をした途端、さっきのイヤイヤが嘘のようにご機嫌になりました。
いつもおんぶの三男を抱っこし、次男を抱っこひもでおんぶして、
上の二人に荷物をお願いして、なんとか無事に登園できたのでした。
一人目の時から、私は子どもたちをいつも「おんぶ」していました。
用事をしている時もおんぶ。
寝かしつける時もおんぶ。
出かける時も、おんぶ。
歩けるようになるまでは、常に「おんぶ」で過ごしていました。
そして、1歳を過ぎ、2歳になる手前あたりで次の兄弟が産まれます(あまり間があかずに4人産んでます)。
ちょうど、イヤイヤ期に差し掛かるあたりで下の子が産まれるんです。
さあ、今まで自分に向いていた関心が、下の子に奪われようとしています。
当然、赤ちゃんがえり。そんな時も、私は毎回「おんぶ」していました。上の子を「おんぶ」しながら下の子を授乳。
下の子が首がすわりだすころ。
次は下の子をおんぶするわけですが、上の子は最初はやっぱり『おんぶは自分のものだったのに!!』と泣きます。
そんな時は、下の子が泣いていても上の子を“優先的”におんぶ。
しばらくおんぶで気が済むと、下の子に譲ってくれるようになります。
こうして少しずつ、「おんぶ」を下の兄弟に譲ることを覚えていくのですが…。
やっぱりふとした時に、「おんぶ」が懐かしくなるんですね。
赤ちゃんのころ、いつもいた場所だから。
(ちなみに4兄弟全員、日中はベットで寝ない子ばっかりだったので、ベットでいた時間よりおんぶの時間の方が長かったと思います。)
こんな感じで、我が家の子どもたちにとっての『おんぶ=母親の背中』というのは特別な場所なんだと思います。なのでイヤイヤしている時でも「おんぶ」と聞くとパッと切り替わるんだと思います。
ちなみに…ありがたいことに、この「おんぶ」の言葉で切り替わることが多いのですが、それでも切り替わらない場合は…
おんぶ以外の対処法を知らない私にとってはもうお手上げなので、やっぱり外出先の場合は抱えて移動しちゃいます(苦笑)
我が家の場合は『おんぶ』でしたが、他にもなにかいい方法がありましたら是非教えていただきたいです!!