祖母には5人の子どもがおります。
そのうちの一人が私の母。
私の実家には私の父、母、祖母が3人で暮らしています。
以前は一緒に住んでいた私も結婚して1年後に娘が産まれ、
産後の里帰りという事で1ヶ月間、実家でお世話になる事に…。
育児への不安もありつつ久しぶりに実家で過ごすという事を楽しみにしていました。
が…
子育ての大先輩、祖母。有り難いけどちょっと困った助言をもらった時には…
125,877 View子どもが産まれると、子どもを育て上げたという自信を持った身内があーだこーだ言ってくる時、ないですか?もちろん、自分も育てられた身であり、子育ての大先輩方には頭が上がらないのも事実。だけど時にはそっとしておいて欲しい時もありますよね〜。この記事は子育ての大大大先輩である祖母のお話です!
実家の状態
家に帰って2分後…
ギスギスギスギス…
赤ちゃんのベッドの向きを巡り、祖母と母が言い合いになってました(笑)
あ、そう言えばうちってこんなんだったわ…と
一気に現実の世界へ引き戻されました。
祖母と母は仲が悪いわけではなく、
少々口うるさい祖母に、娘である母がイライラ…。
親子だから言えるんだ!と、ガツンガツンぶつかっているのがこの二人の通常の関係なんです。
いざ、里帰り生活!
初めての育児…
何もかも分からない事だらけ。
母乳で悩んでいた私には、なかなかの直球でしたね…。
しかも
まったく悪気なんてなく…
言うなれば‥
一言多い!
デリカシーない!
だけなんです。
そして、
近所付き合い命!の祖母には
赤ちゃんの泣き声がやたら気になったんでしょうね。
おばあちゃんの知恵袋キタ!
え!?白湯!?初耳!
湯冷ましとも言うそうで…
調べてみると昔はお風呂上がりなんかに与えていたそうなんですが
今は与えない人が多い、というのが今の育児の現状だそうです。
そんな事分からないので
私の頭は大混乱を起こしました。
(すぐさまネットで調べたり、産婦人科に電話して聞いたりしました。)
こんな新たな問題をも生み出してしまう
大先輩の一言。
もちろん昔のやり方と今のやり方というのがあるので、
祖母も間違った知識ではないんですよね。
そしてやはり、ひ孫の事を心配してのお言葉なのです。
そう、祖母なりに気にしてくれて
アドバイスしてくれているんですよね…。
ええ、分かります…
そして‥
自宅に帰ることにしました(笑)
産後の精神状態には実家で暮らす方がきついと判断しました。
その後2週間は、母が(仕事をしているのでなかなか四六時中は、無理でしたが)なるべく家に来てくれて、助けてくれました。
この言葉だったのか…!
それから時は過ぎ、娘も2歳になりました。
実家は家から近いのでしょっちゅう遊びに行っていた私。
そんなある日の事。
この日は日曜日。実家にてお熱が出ました。
2歳になるともう保育園にも行っていたし、
何度か急なお熱も経験してたのですが、
やっぱり急なお熱には驚きますよね。
もちろん祖母の耳にもすぐさま入り、大慌て!
普段から着せている服が少ないと言っていた祖母。
大興奮…。
ですが、こちらも急な発熱に動揺してますので
やいのやいの言われている場合ではありません!
祖母の興奮に一緒に便乗するわけにはいきませんでした。
今は冷静に判断しなければいけない。
祖母にも少し静かにしていてほしい。
そんな時に出た言葉が
『お医者さん』でした。
お医者さんが言ってたから大丈夫だよという一言で
びっくりするくらい安心しきった祖母…。
私そのものの言葉なんかより
お医者さんが言ってたからという方が断然安心できるようで…
そこからは何かあるごとに
「大丈夫、お医者さんが言ってた…」
と何度も使いました。
大丈夫、よく吐くのもそのうち無くなるって。お医者さんが言ってた。
大丈夫、発達はその子その子だからって。お医者さんが言ってた。
子どもの事に関して、心配してくれる気持ちもわかるんだけど
親としても不安に思っている事だと、余計にあおられる事もあるので
自分の気持ちを維持するためにも使ってました。
心配のあまり、興奮した祖母を落ち着かせる事のできる魔法の言葉です。
祖母なしではありえなかった
と、そんな少々口うるさく心配性で、ちょっと一言多い祖母ですが、
感謝しているのも事実です!
やはり5人の子どもや孫、ひ孫、
たくさんの子供達を見てきているので
すごく勉強になる事も多々あります!
そして何より
祖母がいてくれたから私がこうやって生きている。
祖母がいてくれたから子供たちに会う事ができた。
私の今の幸せは祖母がいてくれたからこそ
味わえるもの。
命を繋げてくれたという事には
本当に感謝しています。
そんな祖母も今年で93歳!
(孫、ひ孫合わせて約30人いるそうです。)
これからもまだまだ元気に口うるさく長生きして欲しい!
と、心から思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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