こんにちは、働くママまっかちんです。
息子は現在3歳7ヶ月。
出産から息子が1歳10ヶ月までは専業主婦をして再就職しました。
働くママ歴はもうすぐ二年、フルタイム歴は7ヶ月になります。
私は働くママ、ワーママです。
でも、「ワーママ」という言葉がなくなったらいいと思っています。
なぜかと言うと、私は働くママの前に子どもがいる人間であり、「働く権利」はママも当たり前に持っている権利だと考えているからです。
自分の「働く権利」を諦めなくてよかった。母になってもなお、私が働き続ける理由
57,643 View『熱が出ているのに仕事に行く母親はダメですか?』そんなわけありません!我が家は熱が出たら休むのは夫、だって有給休暇の残りが多いから!(とはいうものの諸般の事情で有給を取りまくり、12月まで残り5日で生きていかねばなりません)子どもがいるけど働いているんじゃない、仕事してるけど子どもがいるだけなんです。この境地に至った私の軌跡をご紹介します。
私は、母親だけど働いています
働くことは、ママも当たり前にもっている権利です
そもそも、自分は働きたいのかどうなのかを考える以前に、日本の社会は子どものいる女性が働きずらい社会 だと思います。
理由として、たとえば以下のような状況があります。
・仕事がなければ保育園は入れません。
・保育園が決まらなければ仕事は探せません。
・大きな会社では産休育休の取得、時短勤務ができますが、まだそのやり方ができない会社もあります。
(もしかするとそれは保育園の不足のせいかもしれませんが。)
極端な例かもしれませんが、私が産後に辞めた勤務先では『子どもの都合で遅刻早退欠勤する人はいらない』と言われました。
でも働くことは、女性も当たり前にもっているはずの権利です。
社会的に、男性より女性の方が家に居やすいという理由で、家事・育児を全て負担するのはおかしい。
私が産休後に仕事をやめた理由
しかしそんな私も、実は一度仕事を辞め専業主婦になった母親です。
私が出産したのは社会人三年目の夏でした。
育児のため仕事を辞めたかったわけではなかったのですが、職場がブラックだったことと、子どもを保育園に預けることのイメージがなかったため、産休を二か月取得した後、退職をしたのです。
母になって働くことのイメージができて、考え方が変わった
そんな中、息子の生後一か月にデビューした児童館や保健センターの集まりで出会ったママたちが、産後一年経たずに職場復帰していく様子を見て、少しづつに『働きながら子育てをする』人を身近に知る機会がありました。
連絡先を交換した方もいましたし、有給で児童館にお子さんを連れてくるママさんもいましたので、携帯のメールで、または直接会って、情報をもらうように。
それによって、私は子どもを保育園に通わせながら働くというイメージを持つことができ始め、働くためのアクション(就職活動)を起こすことになっていったのです。
そう考えるようになってから、それまでは無意識的に『子どもが1歳までは/2歳までは/3歳までは/幼稚園入園までは、母親(自分)が見た方がよい』と考えていたということに気がつきました。
それは社会の大多数がそうだからという理由や、社会が母親が子育てをすることを前提にデザインされているからそう考えていたのだと思います。
学生時代、適当な理由がないのにみんなが賛成しているからというだけで多数派の意見に乗ることは嫌いだったのに。
自分自身で考えることを大切にしてきた自分だったのに。
知らぬ間に産後は、自分のポリシーに反することをしてしまっていたのです。
ある意味、社会で生きるために身につけた妥協だったのかもしれません。
でも、自分で考えて選択することなく、なんとなく周りに流されていた自分に気づいた私は、再度、自分の信じていたことを思い出そうと決めました。
母になって働いている今、私が感じてること。
そして私は、時短勤務で再就職をしました。
子どもが生まれる前とは違う、家事育児のために時間を使える方がよいと考えたからです。
でも時短で働いて初めて、自分にとってフルタイムで働くことで得られる達成感や責任感は、家族に心地よい空間や食事を提供することと同じくらい重要だと気がついたのです。
フルタイムで働くようになり日々充実していると感じられるようになりました。
私は今、自分の「働く権利」を諦めなくてよかったと強く思っています。
私にとっては働くことは自分が社会に認められること。
働くことで自己肯定感が高まります。
再就職をしてから、子どもとの関係も自分が複数持つ人間関係の一つとして相対的なものになり、安定した関係が築けるようになったと感じています。
働いている人がいつでもママになれる社会へ
『働くママ(ワーママ)』という言葉がいつか死語になって、働いている人がいつでもママになれる社会を実現したい。
そのための一歩として、私はフルタイムで働きたいという自分の意志を尊重しました。
これからもそんな社会の実現のため、できることを模索していきたいと思っています。
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