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公開 2016年07月09日  

お食い初めのおすすめ煮物のレシピ5選!失敗しない作り方をご紹介!

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赤ちゃんが生まれると、たくさんの儀式がありますね。その中のひとつである「お食い初め(おくいぞめ)」は、子どもが一生、食べものに困らないように願って行うものです。お食い初めには欠かせない煮物のおすすめレシピを紹介します。


目次 お食い初めにはなぜ煮物?
我が家の筑前煮(蓮根・里芋・人参・蒟蒻の煮物)
お食い初めにきれいなお煮しめ
名店の味、筑前煮
和食の定番!筑前煮
冷めてもおいしい♪醤油麹でほっこり筑前煮
まとめ

お食い初めにはなぜ煮物?

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煮物は、お食い初めのお膳には欠かせない1品です。お食い初めの膳には地方によって多少違いはありますが、尾頭付きの焼き魚・すまし汁・煮物・香の物そして赤飯か白飯という献立が基本です。

それぞれのお料理には意味があり、尾頭付きの焼き魚は鯛が代表的で「めでたい」の語呂合わせからきています。すまし汁にははまぐりが使われており、貝殻が同じ貝殻同士でないと合わないことから、よい伴侶に恵まれるようにとの願いが込められています。

煮物にはれんこん・里芋・にんじん・大根・しいたけ・かぼちゃなどが使われます。れんこんは先を見通す、里芋は小さな小芋がたくさん増えることから子沢山という意味がありますす。おめでたい紅白を表現するにんじん・大根や、しいたけ・かぼちゃを長寿の象徴である亀の甲羅に似せた飾り切りをしたりして、お祝いの席を飾ります。

我が家の筑前煮(蓮根・里芋・人参・蒟蒻の煮物)

【材料】(4人分)
里芋 10~12個
レンコン 1節
こんにゃく 1枚
ニンジン 中1本
しいたけ 8枚
がんもどき 4枚
オリーブオイル 大さじ1
(調味料 A)
水 600cc
鶏ガラスープの素(顆粒) 大さじ2
砂糖 大さじ3~4
しょうゆ 大さじ4
酒 大さじ3
みりん 大さじ2

【所要時間】約30分

【作り方】
1:里いもは綺麗に洗いボウルに入れ、ふんわりラップをかけて、レンジで2分加熱してから皮を剥きます。塩水(小さじ1の塩)で洗い軽くヌメリを取り、流水で洗い水気を切っておきます。
2:レンコンは皮をむき、縦半分に切り1cm厚さの半月切りにし、酢水(分量外)に浸けてアク抜きをします。5分ほどしたらザルに上げ、水気を切っておきます。
3:コンニャクは1cm巾に切り、真ん中に小さな切込みを入れ、片方を穴に入れて結びコンニャクにします。
4:しいたけは、石づきを落とし縦に半分に切ります。
5:ニンジンは皮をむき、5ミリほどの輪切りにし、型抜きをしてみました。(3)とニンジンを、熱湯でさっと茹でザルに上げ水気を切っておきます。
6:がんもどきは、熱湯をかけて油抜きをし、余分な油と水気をペーパーで拭き取っておきます。
7:鍋にAのだし汁を煮立たせておきます。
8:フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、(1)、(2)、(4)、(5)のコンニャクを軽く炒め合わせます。
9:(7)に、(8)、(6)を入れ中火で15分煮込みます。火が通ったら(5)のニンジンを加え中火強で5~6分煮込みます。※汁気がなくなりかけるまで煮詰めて火を止めます。
10:器に盛りつけて出来上がりです。

お食い初めにきれいなお煮しめ

【材料】(4~6人分)
人参 1本
れんこん 1個
しいたけ 5個
里芋 5個
ごぼう 1/2本
こんにゃく 1枚
鶏もも肉 1枚
鶏肉下味のしょうゆ 小さじ1
鶏肉下味の酒 小さじ1
さやえんどう 10枚
だし汁(かつおだし) 500~600ml
砂糖 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
酒 大さじ2

【所要時間】1時間以上

【作り方】
1:人参は1cmの輪切りにし花型で抜いて花びらを作る。れんこんは皮をむいて、側面にV字に切り込みを入れて花型にする。しいたけは軸を取って、表面に飾り切りする。
2:里芋は皮をむき、2~3等分に切り、沸騰した湯に入れて再沸騰したらざるにあける。
3:ごぼうはたわしでよく洗い、0.5cm厚さの斜め切りにして、水に浸けておく。
4:こんにゃくは1cmの厚さに切り、手綱こんにゃくにする。
5:鶏もも肉は3cm×3cmくらいの大きさに切り、下味のしょうゆ、酒をもみ込んで、フライパンで表面を焼き、取り出しておく。鶏肉から出た油はフライパンに残しておく。
6:鶏肉を焼いたフライパンに人参、れんこん、しいたけ、里芋、ごぼう、こんにゃくを入れて軽く炒める。
7:だし汁を入れて火にかける。沸騰したら砂糖、しょうゆ、酒を入れて鶏肉をフライパンに戻す。(肉汁が出ていたら肉汁ごと)
8:キッチンタオルまたは、キッチンペーパーを1枚鍋にかぶせ、煮汁がほとんど無くなるまで弱火~中火で煮る。キッチンタオルなどが、落し蓋兼、あくや余分な油をを吸い取ってくれます。
9:すじを取り沸騰した湯で2分茹でたさやえんどうと一緒に盛り付けて完成。

名店の味、筑前煮

【材料】(4人分)
里芋 4個
にんじん 1/2本
ごぼう 2/3本
レンコン 150 g
こんにゃく 150g
しいたけ 8枚
鶏モモ肉 200g
水 400cc
しょうゆ 50 cc
みりん 50 cc
砂糖 大さじ3

【所要時間】約30分

【作り方】
1:里芋、にんじん、ごぼうは、全て一口大の乱切りにする。 この時火の通りにくいものは小さめに、火の通りやすいものは大きめに切る。
2:レンコンは7mm幅くらいのいちょう切りに。しいたけも同じくらいの薄切りにする。
3:鶏モモ肉も、野菜の大きさに合わせて一口大に切り、コンニャクは煮汁に当たる面積を増やすため、 スプーンで一口大にちぎる。
4:里芋、にんじん、ごぼう、レンコン、こんにゃくを一緒のざるに入れ、鍋で2~3分下茹でする。
5:④と同じ鍋で今度は鶏モモ肉としいたけをサッと湯通しする。
6:鍋に分量外のサラダ油をひき、④を強めの中火で炒める。
7:全体に油が回ったら、水、砂糖、みりん、半量のしょう油、あればネギの青い部分を加え、 湿らせた落とし蓋をし、中火で煮る。
8:煮汁が少々煮詰まり、里芋に火が半分ぐらい通ったら⑤を加え、再び落とし蓋をする。
9:落とし蓋のすき間から、粘り気のある大きめの泡が出てきたら、落とし蓋を取り、ネギの青い部分を 取り出す。
10:残りのしょう油を加えひと煮立ちさせて完成。

和食の定番!筑前煮

【材料】(2人分)
鶏もも肉 2分の1枚
干しシイタケ 2枚
にんじん 4分の1本
レンコン 3cm
ごぼう 20cm
板こんにゃく 1枚
絹さや 8本
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だし汁 150ml
シイタケのもどし汁 150ml
酒 大2
みりん 大2分の1
砂糖 大1
しょうゆ 大1.5

【所要時間】約30分

【作り方】
1:干しシイタケを入れたボールに、かぶるくらいの水を入れ、お皿で重石をして冷蔵庫に半日入れておく。(時間がない場合は、水に砂糖ひとつまみを加え、電子レンジにかける。)
2:シイタケがもどったら、軸を切り落として軽く水気を絞り、削ぎ切りにする。もどし汁は煮汁に使うので取っておく。
3:ゴボウはたわしできれいに洗い、ひとくち大の乱切りにする。水につけてアクを抜いた後、茹でる。
4:板コンニャクはスプーンでひとくち大に切り、熱湯に入れて茹でる。
5:レンコンは皮をむき、ひとくち大の乱切りにして水につける。
6:ニンジンは皮をむき、ひとくち大の乱切りにする。
7:鶏肉はひとくち大に切り、フライパンで炒めてから鍋に入れる。
8:フライパンでニンジン、レンコン、ゴボウ、コンニャク、干しシイタケを炒める。全体に油がまわったら、鍋に移し、だし汁、シイタケのもどし汁を加えて強火で煮立てる。
9:⑧をやっている間に、きぬさやのすじをとり、塩を入れた熱湯に入れて茹でる。
10:⑧が煮立ったら中火にし、アクをとる。酒、砂糖を入れて、やわらかくなったらみりん、しょうゆを加えて、さらに煮る。
11:最後に絹さやを散らして、出来上がり!

冷めてもおいしい♪醤油麹でほっこり筑前煮

【材料】(約4人分)
レンコン 1節
人参 小1本
しいたけ 4個
インゲン(モロッコインゲン使用) 1/2袋
こんにゃく 小1枚
鶏もも肉 1枚
醤油麹 大さじ2
だし汁 300cc
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1
しょうゆ 小さじ2~3
サラダオイル 大さじ1

【所要時間】約30分

【作り方】
1:鶏もも肉は一口大に切り、醤油麹をもみこんでおきます。モロッコインゲンは一口大に切り、ラップをして電子レンジ600wで1分加熱しておきます。
2:レンコンは皮をこそげ落とし、7ミリ厚の半月切りにして水にさらします。人参は小さめの乱切り、椎茸は四つ割りにし、こんにゃくはスプーンで一口大にちぎります。
3:フライパンにサラダ油を熱し、レンコン、人参を炒めます。
4:レンコンが少し透き通ってきたら、フライパンの中央を空けて鶏肉を入れて焼きます。こんにゃくも加えます。
5:鶏肉の色が変わってきたらしいたけを加えて軽く炒め合わせます。
6:だし汁と砂糖、みりんを加えます。沸騰してきたら強めの中火で10分ほど煮ます。
7:しょうゆを加え、さらに10分ほど煮ます。火加減は強めの中火のままで、煮汁を飛ばすようにします。
8:煮汁がフライパンの底に少し残る程度になったら、モロッコインゲンを加え、さっと混ぜ合わせたらできあがり。
9:秋から冬にかけて、レンコンが旬の時期に作ると、レンコンの甘さとみずみずしさが際立ちます♪

まとめ

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子どもの健やかな成長を祈る「お食い初め」。最近は、通販などで出来合いのお食い初めセットなどが販売されていたりして、赤ちゃんの忙しいパパママも手軽にお食い初めのお料理を用意することができます。

出来合いではなく手作りお膳に挑戦したいパパママなら、まずは普段のおかずにも応用できる煮物にチャレンジするのがおすすめです。野菜がたっぷりでやわらかい口当たりの煮物は、お祝いに駆けつけてくれたおじいちゃんやおばあちゃんにも優しい食べ物です。

出来合いの煮物のように、飾り切りが綺麗にできなくても気にする必要はありません。愛情込めた手作りのお料理がなによりのごちそう。家族みんなで赤ちゃんの健やかな成長を願ってお祝いしましょう。

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