誕生会に誰も来なかった…悲しんでいた息子に起こったサプライズとは！！

これはアメリカ・フロリダ州に住むブラッチさんファミリーに起こった話です。


息子グレン君が6歳の誕生日を迎えるので、お母さんのアシュリーさんは、誕生日会を開くことに。

誕生日会に招待したのは、グレン君のクラスメート。
しかし、誰一人として招待状への返信がありません。

アシュリーさんは、誰も来なかったらどうしようと不安は抱きながらも、誕生会当日までは分からないと、ケーキや料理を用意することにします。


誕生会当日。
残念ながら、クラスメイトは誰一人として来てくれませんでした。

アシェリーさんは、悲しい気持ちを抑えきれず、その時の気持ちをFacebookに書き込みました。

「私たちは息子の6歳の誕生日に16人のクラスメイトを招待したけど、誰一人として来てくれなかった。
息子はずっと『いつになったら僕の友だちたちは来るの？』と聞いてくるの。
息子に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。」

アシェリーさんの投稿は、あっという間に広まりを見せ、ブラッチさんファミリーが思いもよらなかった奇跡のような出来事が起こります。

なんと、アシェリーさんの投稿がオセオラ郡の警察署のスタッフにまで到達し、たくさんの警察官やレスキュー隊がプレゼントを持って、お祝いにかけつけてくれたのです！

グレンくんは、白バイに乗せてもらったり、

消防車について教えてもらったりと、夢のような時間を過ごしました。


このサプライズに対して、グレンくんの父親でありジョンさんは次のように語っています。

「今日、僕たちの息子グレンの誕生日を祝いに、家まで来てくれたオセオラ郡の警察署、消防署のスタッフの皆さん、そしてKoffee Kupのオーナーのフランク、心からありがとう。

グレンは皆さんのおかげで、すばらしい誕生日を過ごすことができました。
あまりにステキだったから、きっと近所の人たちが窓越しに隠れながら様子を見ていたんじゃないかな。

関わってくれた全ての人たち、本当にありがとう！」

このお話を知って、皆さんは何を感じましたか？

私はこのお話にでてきた警察官の方たちのように、誰に対しても優しく手を差し伸べられる存在でありたいと思いました。


電車の中で子どもが泣いてしまった時。
ベビーカーを持って階段をあがらないといけない時。
子育てをしていると、様々な場面で手を指し伸ばしてもらえたら、と思う場面がよくあります。

しかしそれは子育てをしている人だけに限ることではないと思うのです。

お年寄りのかたや妊婦さん、具合が悪い人は、席を譲ってもらえたらと思うことがあるだろうし、
外国の人たちは、道が分からなくて助けてほしいと思っていることもあるでしょう。

私たちきちんと周りを見ようとすれば、手を差し伸べられる相手ってたくさんいると思うのです。


一人ひとりがもっと、優しく手を差し伸べられる存在になれるといいですよね。




※ご本人より掲載許可をいただいています。