自分の箸が嬉しくて、ご機嫌で手にする次男・シュン(当時3歳)
だがしかし、持ち方は、”グー!!”
頑なに、グー!
ちょーっとでも母が持ち方のことを言うと
箸を投げ捨ててしまい
全く”正しい持ち方”をしようとする気が、ナイ!
ど、どうしたものか…
この、シュンの態度に
母は大いに悶々としており、
ある日園の先生に相談をしてみました。
すると先生は
あっけらかーんと、こうおっしゃりました。
「大丈夫、持てるようになりますよ!
個人差があります!気長にいきましょう!」
と。
なんて心強いお言葉。
と、思っていたら
先生、
こう続けました。
「でも、シュンくんには
箸トレーニングはまだ早いと思います!」
・・と。
えー!?
どういうことですかー!
先生から、思わぬ言葉を聞いて
驚くわたし。
先生がおっしゃるには、
シュンは、まだ体ができていないと思う
とのこと。
運動機能は、『体の中心から末端へ』発達していくそうです。
シュンは、体の軸がまだしっかりしていないようだから
手先を器用に使うのは、まだ難しいのでは?
ということらしく…。
「箸トレーニングを始めるのは、
たくさん遊んで、体がしっかりできてからでいいと思いますよ~」
というのが
先生のお考えでした。
そ、そうか…
まだ箸トレーニングを始める段階では、なかったのね。
と、いうことで
シュンに正しい箸の持ち方を教えることを
その時は一旦やめた母なのでした。
ちなみに先生がシュンに対して
”体の軸がまだしっかりしていない”と判断されたのは
○姿勢が崩れやすい
○疲れやすい
などの、普段の様子からそう思われたようです。
(そこらへん、詳しく聞いていないのです…すみません。汗)
しっかりと体作りをすることが
手先を使うことにもつながるなんて、すごいー!
と、妙に感心した先生のお話でした。
この時先生がはっきりおっしゃって下さったので
わたしも納得して、すっぱりと箸トレーニングを中断することができました。
あれがもし、曖昧な言い方だったら
「でも、周りの子はやってるし…」と
意地で箸トレーニングを続けていたと思います。
あの時の先生に、感謝~
次回、
時を経て、箸トレーニングを再開したはなしをします。
では~!