我が家には4人子どもがおりますが、乳児期は全員添い乳で寝かしつけをしておりました。
部屋を暗くし、一緒に布団に入っておっぱいをやりながらトントンするとスーっと寝てくれるので、
乳児期の寝かしつけで「こんなに大変だった!!」という思い出は、ありがたいことにほとんどありません。
1歳を過ぎたころ、次の子を妊娠。それに伴って断乳。
断乳直後は泣いて暴れて大変でしたが、徐々におっぱいがなくても寝られるようになり、
「ああ、大分楽になったなぁ~」と思い始めた、長男が1歳半~2歳くらいのお話です。
もともと絵本が大大大好きだった長男。
寝る前にも絵本を読んでいたのですが、何冊読んでも満足せず、次から次と読んでもらおうとします。
何を言っても返ってくる言葉は「イヤ!!」
無理やり電気を消そうものなら泣いて大暴れ。
もしくは暗闇でもお構いなしに絵本を持ってきて「読んで!!」とグイグイ押し付けてきます。
絵本を読んであげること自体は私自身も好きだったので、できるだけ付き合って読んであげていたのですが、
日に日に絵本読みの時間が長くなっていき、気が付けば毎晩1時間以上読み続けるようになっていました。
散々読み続けて、やっと消灯。それでも寝る気配はゼロ。
電気を消したあとは私が童謡を歌って寝かせるという流れだったのですが、これも日に日に長くなっていき、
気がつけば絵本読み同様、1時間歌い続けるという、まさに『苦行』になっていきました。
布団に誘導するも途中で抜け出して遊びだし、『遊ぶんやったら母ちゃん先に寝るよ~』と言って歌うのを止めると怒ります。
だんだんと私のほうが疲れてきて、意識が朦朧としてくると歌詞を間違えたりするんですが、
『ちがう!!』と言ってたたき起こされます。
長男が寝るのが早いか、私が気を失うのが早いか…。
毎晩1時間絵本読み+1時間歌の、合計2時間(ひどい時は3時間)という寝かしつけスタイル。
ちなみに、「部屋を暗くして寝たふりをするといい」と聞いて試みたこともあったのですが、
ほっとくともう永遠と遊び続けるので、やはりどうにかして布団に誘導してどうにかして寝かしつける、という方法をとっていました。
やっとの思いで就寝。
8時に寝かしつけを開始して、ひどい時は寝つくのが10時を過ぎてしまうこともありました。
で、遅い時間に寝たから朝はゆっくり?かと思いきや、
毎朝5時には起きていた、早起き長男。
いろいろ試行錯誤するもののどれも失敗に終わり、この『遅寝早起き』は長男が幼稚園に通いだす3歳くらいまで続きました。
幼稚園に通いだすころになってようやく普通に寝てくれるようになった長男。
今思うと、もしかしたら日中の外遊びが少なかったのかも??と思います。
当時、私は2人目妊娠中のつわりがひどく、妊娠中~出産後にかけて夫の実家に頻繁にお世話になっていました。
夫のお母さんに協力してもらいながら、日中はできるだけ外で遊ぶようにしていたのですが、
もしかしたらそれでも足りず、体力が有り余っている状態で夜を迎えるためになかなか寝なかったのかも??と思いました。
実際に、幼稚園に通いだして外での時間が長くなると、夜は『充電が切れるように』寝るようになっていきました。子どものエネルギーは、大人が思ってる以上に有り余ってるんだなぁ~と実感しました。
次週は2人目・長女2歳、3人目・次男1歳の頃の寝かしつけエピソードです。