頑張り続けていたけれど、夫婦ともども、心にも体にも少しずつ疲れが蓄積されていきました。
双子は、あいかわらず月に数回は熱を出したり、病気にかかったり。
ちょうどその頃、私の仕事も、主人の仕事も
ハードな時期にかかっており、お互いに休みが工面しづらくなっていました。
それでも、どちらかが休まなければ双子をみることができない。
そんな時、結局いつもどうするかを最終的に決断していたのは私。
そして、メインで休むのは私の方になっていました。
不満をぶつけたとき、
今振り返れば、
このとき、もうお互いの仕事や思いを受けとめるだけの、
話し合うだけの余裕は夫婦になかったと思います。
この後、なんとか立て直そうとしましたが、うまくいかず、
結局、夫婦ともに疲れ果て、私は仕事を辞めることとなりました。
もちろん、実母のせいなどではありませんでした。
ただ、手が足りなかったのは大きな原因の一つでした。
今、振り返ってみれば、
こんな風に夫婦ともに話し合いをする余裕や余地がなくなる前に、
・双子が病気や熱で保育園が長く利用できないときの
お休みの工面をどうするのかということ
・夫婦二人、ともにどうしても休みがとれない時間があった場合に、
子どもをどこで誰に代わりにみてもらうのかということ
・お互い仕事の忙しい時期が重ならないようにすること
(お互いの年間のスケジュールに見通しを持って自分の仕事を組んでいく)
など、具体的に話し合っておくべきだったと思います。
職場復帰して、少なくとも3年間は、
仕事両立への山があると先輩ママさんからの話をよく聞きました。
復帰してから仕事と育児家事のリズムがとれるようになるまでも時間がかかりますが、
早く慣れたくとも、保育園に預ければ(特に最初の1年目は)
子どもはよく病気をもらってきて休みを取らざるを得ず。。。
子どもたちが落ち着くまで…
そして、そこから夫婦で仕事と家事育児のバランスやリズムがとれるまでに
3年くらいはかかるということなのでしょうか。
私はその3年の山をうまく越えることができませんでした。
今現在、私の住む地域にも、
病児保育所やファミリーサポートセンターなども利用可能になってきています。
(まだまだ十分に利用できるには少ない数ですが。)
また職場でも時短などのシステムを使えることもあります。
夫婦だけで山を乗り越えようとしても難しい。
借りれる手をできるだけ借りることも大事
なのだと痛感しました。
たとえ保育園が増えて、保育園に入れても…
その後にも多くの大変さがあります。
これからも、少ししでも共働きで頑張っている家族の
その支援の手が増えていくよう願っています。
終わり