ビビアンちゃんは、急性リンパ性白血病で入院をしている2歳の女の子です。
そんなビビアンちゃんが毎日楽しみにしていることは、窓から建設現場を眺めること。
ビビアンちゃんのママ曰く、工事現場の人が手を振り返してくれるまで、
ビビアンちゃんはずっと手を振っているといいます。
病気の関係で、外に出ることができないビビアンちゃんにとって、
この工事現場の人々とのやり取りが、唯一、外とのつながりだったのです。
建設現場をいつも見ている女の子

ある日外を見るとサプライズメッセージが!
いつものようにビビアンちゃんが工事現場を見ていると、そこには驚くべきものが…

なんと、
「はやくよくなってね(Get well soon)」
と、鉄骨に大きく書かれていたのです!!
このメッセージを書いたのは、ベテラン作業員の二人の男性。
溶接するためにクレーンで釣り上げられる鉄骨を建物の上で待ち構えていることが多く、
いつも窓際で手を振っているビビアンちゃんに気がつき、手を振り返していた、といいます。
「その日、下にいる仲間に頼んだんだ、『次あげてくる鉄骨にGet Well Soonって書いてくれないか』ってね」
特に2人の子どもの父親であるグレッグさんは、隣りの病院でたくさんの子どもたちが治療を受けていると思うと、
作業の手がとまり、命の尊さについて言葉にできない思いに駆られていました。
「初めまして!」ついに直接会える日が!!

病気が良くなりビビアンちゃんが面会ができるようになると、ビビアンちゃんの両親はすぐに工事現場の2人に連絡を取りました。
ビビアンちゃんは恥ずかしがり言葉を発しなかったようですが、
両親は2人のメッセージが大きな心の支えになっていたと、
感謝と言葉を伝え、直接会えたことを喜びあいました。
誰かを想う気持ちを持つこと、そして行動すること
工事現場の男性たちにとっては、ビビアンちゃんに対して
手を振っていたことやメッセージを送ったことは、そんなに大きな出来事ではなかったかもしれません。
しかし、それを受け取ったビビアンちゃんにとっては、
勇気と生きる希望に変わる大きな出来事だったのだと思います。
誰かを思う気持ちを持ち、行動すること。
それによって、救われる人、前を向ける人は、私たちが思っているよりもたくさんいるのかもしれません。
忙しい毎日を理由に、周りに目を向けることを忘れていましたが、
今日からまた視野を広くして、周りにいる人たちを大切にしたいと思います。

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