息子を大切に思えない時期があった私が、シッタ―を利用して思ったこと。のタイトル画像
公開 2016年05月26日  

息子を大切に思えない時期があった私が、シッタ―を利用して思ったこと。

66,714 View

シッターサービスを利用したことはありますか? そんな高額なサービス利用できない、と感じる方もいらっしゃるでしょうか。もちろタダではありません。しかし工夫してコストを減らし、手の届く価格でシッターサービスを提供している企業もあります。私にとってシッタ―サービスとはなんなのか。まっかちんが語ります。


子育ては親がするべきか?

息子を大切に思えない時期があった私が、シッタ―を利用して思ったこと。の画像1

こんにちは、働いているが子どももいる女、いわゆるワーママのまっかちんです。

新年度、新しいことを始めるにはうってつけ…ということで、気になっていた「シッターサービス」を利用してみました。

・シッターサービスの利用料は高い
・自分で対応すればその分お金がかからないのだから自分でする
という意見は、私の周りでもよく耳にします。

でも、子育てって本当に、母親または父親が行わなければならないものでしょうか? 

お金がかからないから? 
両親の愛が一番だから? 
だから、子どもの面倒は両親が見るべき?

私はその価値観に疑問を抱いています。

わが子を大切に思えない時がありました

息子を大切に思えない時期があった私が、シッタ―を利用して思ったこと。の画像2

例えば私たち夫婦であれば、夫も私も、自分たちで望んで子どもを迎え入れました。
当たり前のことですが、子どもが産まれてからは、今まで自分たちのためだけに使えていた時間の多くを、子どものために使うようになりました。

でも、その中で思ったのです。
こんな生活を続けていたら、私はつぶれてしまう。


子育てって、かなりの集中力と判断力が必要です。
自分以外の人に頼れないのであれば、それは常に全神経をとがらせて、子どもと正面から向き合わなくちゃいけないことを意味します。


子どもがいたって、夫にも私にも、外で仕事をしたり本を読んで知識を深めたり、自分のために使いたい時間がある。
それなのに親、特に女性は、子どもを産んだという理由だけで、365日年中無休で育児という仕事をし続けなくてはいけなくなるのです。

私は正直、そんな毎日を過ごす中で、子どものことを大切に思えないことが何度もありました。
それは私にとっても息子にとっても不幸で苦しい時間でした。


シッターサービスは、そんな母親や父親を子育てから解放し、親と子ども双方を幸せにすることができる解決策の一つだと私は信じています。

保育のプロであるシッターを依頼することは、何も恥ずかしいことではなく、当然の権利だと思うのです。

利用して、本当によかった

息子を大切に思えない時期があった私が、シッタ―を利用して思ったこと。の画像3
シッタ―さんと息子が遊んでいるようす

そう言いつつも、わたしにも人並みに、シッターサービスを利用するにあたり、不安がありました。

しかし実際に利用してみての第一の感想は、利用して本当によかった。

園などの保育施設に自分が連れて行かずとも、子どもの面倒をみてもらえるなんて、自分は好きなように本や仕事をする時間が持てるなんて、シッタ―を利用する前は考えられないことでした。

実際シッタ―さんと楽しそうに遊んでいる息子の姿を見て、自分だけでなく、息子にとってもいい時間になっているということも分かり、心が本当に軽くなりました。

同時に、息子にとって「親以外にも信頼できる大人がいる」ということは、貴重なそして成長に必要な機会となっていくだろうと、感じました。

子育てを外に出すことで得られたもの

息子を大切に思えない時期があった私が、シッタ―を利用して思ったこと。の画像4

私はまだシッターサービスを3回しか利用していませんが、これからも機会があれば利用していきたいと思っています。

シッターサービス利用の1番のメリットは、信頼できる方に保育を任せられることで、親の気持ちが楽になり、子どもに対して寛容になれることだと思います。


自分の子どもがシッターといる間に、自分の読みたい本を読み進めることができ、自分の好きな手順で料理ができる。
そんな時間のあとは、子どもの抱っこやこれ読んで読んで、これなんで、あのね…という要求に、すぐにこたえることができるのです。

ゆったりした気持ちの親と一緒にいられることは、子どもにとっても幸せなこと、と身を持って感じています。

日本にシッター文化が広がり、より多くの親子が幸せな関係を築くことができれば、それは本当に幸せな社会だと私は考えます。
私の経験がどなたかの一歩に繋がれば、幸いです。

Share!