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公開 2016年05月24日  

実親ではない私が、ママ友から聞かれて戸惑う話題

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子どもを持つ親にとっては、ママさん達とも上手に関わっていけたらいいな~って思いますよね。
そこで継母である私はというと…。


最初はママ友「いらない派」でした

私は当時、フルタイムで仕事をしながら家事・育児に追われていたので、ママ友を作ってる暇と余裕なんてなかったですし、そもそもママ友というものに良いイメージを抱いていなかったので、「ママ友いらない派」でした。

ドラマの見すぎかもしれませんが、ママ友付き合いで気疲れしていたり、ママ友のランチ会が断れなくて家計に支障が出ていたり、些細なことで関係がこじれて子どももろとも仲間外れにされたり……。
そんな想像をして、ママ友怖ぇ!って思ってました。

継母である私にとっては、子ども達との関係作りを優先したかったし、家庭が第一だったので、必要のない気疲れやトラブルを家庭に持ち込むのは避けたかったのです。
「ママ友=トラブルの元」というわけではないですが、火のない所に煙は立たぬと言いますか…。

貴重な休みは自分や家族のために時間を使いたかったし、友達作りは基本狭く深くを好む私にとっては、ママ友との付き合いは気疲れ以外の何ものでもなかったのです。

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実際にママさん達と関わってみると…

継母あるあるなのですが、初対面のママさんとの会話だと、どうしても話題が限られてきてしまうのか、出産はどうだったとか何人産んだとか、そんな話になることが多く返答に困ったことが何度もありました。

周りは我が家の事情なんて知らないので、「実は私の子どもは夫の連れ子で…」なんて、初対面のママさんにいきなり家庭の事情を説明すると、重苦しい空気にもなり兼ねないし、かと言って話を合わせてウソをつくのも気が引けるし…。
ぐあああああ、ママさんと会話するの面倒くせえぇぇぇって、当時は思ってました。


我が家の事情を話すときは、やはり相手を選んで説明していましたね。
この人とは今後も長い付き合いになりそうだから、最初に説明しておこう…とか、この人との関わりは今回限りだからやめとこう、とか。

私としては、必要あらばオープンに話すのは構わなかったのですが、子ども同士の中で「あいつのお母さん、本当のお母さんじゃないんだって…」なんて陰でヒソヒソ噂されて、私のせいで子ども達が嫌な思いをすることだけは避けたくて。


幸い、私が事情を打ち明けたママさんは良い方ばかりで、敬遠されるどころか凄く励ましてくれたりもして、「あぁ、話してよかった…」と安堵したのを覚えています。

ただ、やはり必要以上にママさんとの関わりは持たず、たまに子どもの情報交換ができる程度で十分でした。
というより、フレンドリーなママさんはごく一部で、私と同じように壁を作っているママさんがほとんどでしたので、ママさんの枠を超えて「友達」になること自体が難しいな、と感じました。


みんなは一体どうやってママ友を作っているんでしょう…?

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とまぁ、こんな露骨に救われたみたいな表情はしませんけど、こんな風に言ってもらえると凄ーく嬉しかったです。
自分の頑張りを認めてもらえた気がして、もっと頑張ろう!って前向きな気持ちになれました。

ただ、継子の気持ちは同じ立場である継子にしか分からない。
我が子と継親の板挟みである実親の気持ちは実親にしか分からない。

継母特有の悩みや葛藤は、やはり同じ立場である継母にしか分からない部分が多いので、気軽には相談できないし、子育てにおいての愚痴もこぼしにくかったです。

継母の私は、ママ友ではなく継母友が欲しい!

継母特有の葛藤を理解できるのは、やはり同じ立場である継母なんですよね。
なんというか…大袈裟な言い方になるけども、共に戦場を生き抜く同志と言いますか。
自分と同じ「継母」というだけで親近感を持っちゃうんですよね。

もちろん、PTAや子ども会役員なんかで知り合った普通のママさんとたまにお茶することもありますし、それはそれで楽しいです。
でもやはり子どもがいてこその付き合いなので、余計なことはベラベラと喋らないようにして、一線を引いて深入りはしませんね。
これが相手が継母だったら、グイグイいっちゃうんだけども。

継親ではなく実親の立場であるママさんの場合でも、自分とは逆の立場の話が聞けるので、それはそれでグイグイいっちゃいますね。
実親は実親にしか分からない悩みや葛藤が当然あるだろうし、今後の参考にもなるので非常に興味深いところなんです。

やはり再婚家庭がうまくいくには、それぞれが、それぞれの気持ちを理解する努力をしないといけないと思うので…。


そしていつか無事に子育てを終えたときに、同じ葛藤と戦ってきた戦友と「私たち今まで頑張ってきたよね!そんな私らにパンカーイ!」なんて、酒を酌み交わしたいものですね。

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