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公開 2016年05月30日  

「心配ない」と言われても子どもの発達が気になった…息子が成長し、私が今思うこと

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一人目育児で、一生懸命だった時期のことです。


目次
長男が友だちに言われた「一言」とは
発達センターに通い始めると

乳幼児期に
「〇ヶ月で歩けるようになった」とか、
「もうオムツがとれた」など聞くと、

決まって大人たちは「へぇ~。●●ちゃん、エライね~」と言ってしまいます。

みんなの前でお歌が上手に歌えたり、
パパやママの名前もしっかり言えたりすると、

「すごい!すごい!」と称賛され、親の鼻もなんだか高くなるものです。

がしかし、その逆もまたしかり。

意外とできていないことを言われると、
必要以上に気にしてしまうことはないでしょうか?

長男が友だちに言われた「一言」とは

我が家の長男が幼稚園年中になったころ。

その日は参観日で、少し遠くからクラスの様子を眺めていたら、
なにかをお友だちに必死に訴えていた長男。

そばにいた女の子ははじめ熱心に聞いていた様子ですが、
みるみるうちに困り顔になり、

最後に

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「もぉ!! Kくんって、何言ってるのか全然分かんないんだもん!!」

と言い放ち、どこかへ行ってしまいました。


実は5歳になっても、赤ちゃん言葉が抜けなかった長男。
前々から気にはなっていたものの、まぁ、そのうち治るだろうと思っていた矢先のことでした。

この女の子の一言で、ショックを受けたのは母親の私でした。

発達センターに通い始めると

それからというものは、小児科、口腔歯科を渡り歩き、発達センターにも通い続けることに。

結果、どこに行っても「心配ありません」ばかり

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「心配ない」
「気にするレベルではない」
「そのうち良くなる」


と、言われているにも関わらず、
さらにあちこちの医療機関を渡り歩く始末。

毎日あれこれと悩みに悩み、
心身共に、疲れてしまっていました。


今思うと、そのころの私は
初めての子どもの幼稚園生活と、自分の仕事で精一杯。

はっきりしない診断名を受け入れる、
心のゆとりがなかったのかもしれません。


私のそんな行き過ぎた心配をよそに、
息子の成長と共に、言葉の発達は良くなっていきました。

現在20歳になった長男は、あの時専門家の先生が
「心配しなくていい」と言われたように、言葉に何も不自由はありません。

愛情があるがゆえの行動が、子どもや自分を追い込んでしまうことも

子どもを一生懸命育てている時期というのは、
子どもを思うあまりに敏感になりすぎてしまうことも多々あります。

もちろんその子によって、発達のしかたは様々だと思いますし
支援が必要な子がいることも事実ですが、
もし、今、昔の私と同じように悩んでいるママがいたら、
誰かに頼りながら、ちょっと肩の力を抜いてみてくださいね。

そうすれば、
「心配ない」「気にしなくていい」という言葉も、
また違った子育ての作用を起こしてくれるかもしれません。

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