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公開 2016年05月31日  

「ぷよぷよを一緒にしてくれた」ゲームに夢中で不登校だった僕に、親がしてくれた神対応

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昔不登校でした。学校が全く楽しくなくて、家でゲームばかりしていました。辛い時期もありました。今子育てする立場に立って、どうやったら自分の辛かったことを子どもに体験させず、でも伸び伸びとこの子らしく育つてられるんだろう。と日々考えながらしていることを自分の体験を踏まえてお伝えしようと思います。


小学校から中学校にかけて不登校でした

僕は小学校から中学校にかけて、断続的に不登校の時期がありました。

不登校のときは、

家でゲームをして、
家族とご飯も食べず、
部屋で1人でご飯を食べる生活をしていました。

不登校になった理由

不登校になった理由は

・学校よりも家でゲームをすることの方が楽しかったこと
・誰かに誇れる、誰かに勝てる「得意なこと」が何もなかったこと
・トドメは、結果イジメにあったこと

です。

イジメにあってからは
学校にいくモチベーションが全く湧かなくなって不登校になり
そして自己肯定感が下がりきり
結果、家族とのコミュニケーションの機会すら少なくなっていました。

不登校の時期にのめり込んだゲーム

そんな最中、のめり込んだのはゲームの世界。

・ドラゴンクエストでLv99にして職業コンプリートするまでやったり
・ファイナルファンタジーのクリアまでの時間全国1位を目指したり(結局1位は無理でした)
・桃鉄を1人でコンピュータ3人相手に99年やったり
・ぷよぷよで18連鎖を達成するために1ヶ月くらいぷよぷよし続けたり(↓こんな感じ笑)

不登校であることを利用して
半年くらいゲームしかしていなかったです。

ただ、今思い出しても

あの時は、めちゃくちゃ幸せでした。笑

ストレスもなく
やりたいことだけをただ夢中にやって
嫌いなコミュニケーションや楽しくない学校には行かなくて良くって

なぜ不登校の後に再び学校に行きだしたのか

そんな僕に対して、親はどうしていたかというと


不登校でゲームしかせず、部屋で1人こもっていることに
全く否定的な言葉は言わず、全て許容してくれました。


さらに、
「このゲームやってみたい」というと買ってくれたり。
ぷよぷよも一緒に勝負してくれたり。

時には

「また上手くなってるね!すごいね!」

って褒めてくれたり。

そんな親でした。

そして結局学校に行くようになった理由は

・親にゲームを褒められて自己肯定感があがったこと
・またゲームをやり過ぎて飽きてきたこと
・学校以外に当時選択肢が見つからなかったこと

でした。

そしていざ不登校児をやめてみて、学校へ行きだすと
(初めはめちゃくちゃ行きづらかったですが...)


・ゲームをキッカケに友達が少しできて
・そこから友達とゲームをするようになって
・友達と勉強もするようになって
・友達と部活も初めるようになって
・ゲーム以外の勝負(テストや部活)にも興味を持ち出すようになって
・出来るようになるほど、またその分野で友達が出来るようになって
・学校が少しずつ楽しくなってきて


と、僕の学校生活は変化していったのです。

そしてその後、

「不登校から始まったゲームをキッカケに
 友達ができてそこから一気に勉強や部活も頑張りだす」

とは僕も両親も思っていませんでした(笑)。

不登校でゲーム漬けな経験をした僕だからできる、エンジニアという仕事

僕はいま、エンジニアとして働いています。

大好きだったゲームに没頭したこと
そしてそれを「すごいね」といって見守ってくれた両親がいたからこそ
今の仕事に就けていると感じています。

みんながみんな、僕のような結果になるかは分かりませんし
どういう子育てが良いのかはまだまだ勉強中ですが
少なくとも僕の子どもにも

「好きなことをとことんできる環境」と「親の僕も一緒に楽しむこと」

を与え続けていこうと思います。

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