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公開 2016年06月23日  

介護現場で学んだ「見守る」ことが、育児にとっても大切な理由

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子どもは2歳前後になると、自分でなんでもやりたい時期が来ます。そして、お母さんはそれを見てもどかしさを感じ「つい、手が出ちゃう」そんなことはないでしょうか?


見守ることの難しさ

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子どもがなにかやっている時に
思わず、手が出そうになったことはありませんか?

特に時間がない時など

「わたしがやった方が早い!」

と思い、先にやってしまうことがあります。

たしかに大人が先にやってあげれば
失敗もなく、なんでも早いです。

ただ子どもの成長できる機会を
逃しているような気がします。

それに気づいたのは介護のお仕事をしていた時でした。

介護の職場で気づいたのは…

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私は介護現場で働いています。

自分で身の回りのことを全部できる人、
全介助の人も施設にいます。

働いていて、どうしてもできずに困っている人を見ると
すぐに手伝いたくなります。

もちろんできないことを介助することが
私たちの仕事なのですが、場合によって
自分でできるのに手伝ってしまうことがあります。

職場の先輩に指導されたのは

その人の残存機能(残されている活用できる機能)を
引き出すケアをしなければならない。

ということでした。

子どもの成長も、ゆっくり見守るために

見守るということは

簡単なようで1番難しいと思います。

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子どもが自分で頑張ろうとしている姿を
「見守る」のも立派なお母さんの仕事だと思うんです。


手を出してしまいそうな時には、

どうやったら子どもが「自分だけのカ」でできるようになるのか?

どうやったら「できない部分」だけ助けられるのか?

をまずは考えてみることが大事なんだと思いました。

私も、子どもの成長をゆっくりと見守り
できたことを一緒に喜べる母親になりたいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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