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公開 2015年03月30日  

痛くない磨き方のポイントをおさえて、歯みがき嫌いを解消!

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子どもが歯みがきを嫌いになってしまう一番の原因に、『歯みがきは痛い』という認識を持っていることがあげられます。でも、正しい歯みがきの仕方が分からない…という方も多いのでは。子どもに負担がなく、かつしっかり歯垢除去ができる正しい仕上げ磨きのコツをご紹介します。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28144085918

正しい磨き方を覚える

痛くない歯みがきをするためには、まずは正しい磨き方を守ることが重要です。歯ブラシの持ち方ですが、握り持ちではなく執筆状(えんぴつを持つように)に持ちましょう。これは自分の歯を磨く時にも言えることなのですが、執筆状に持つことにより余計な負荷がかからなくなります。握って歯ブラシを使うと余計な力がかかり、歯や歯茎を痛めてしまうため注意が必要です。

そして歯みがきの基本的な方法ですが、歯の面に対して歯ブラシの毛先を平行に当て、左右に細かく動かしましょう。

目安としては、歯ニ、三本を一箇所とし、左右のストロークを十回から二十回できれば理想的です。

そして仕上げ磨きの姿勢ですが、磨く人の膝の上に仰向けでお子さんを寝かせて行うのが好ましいです。上下、裏表の歯をよく見ることができるためです。

痛くないために気をつける重要な二点

痛くない仕上げ磨きをするために覚えておきたいポイントは二つあります。まずは、上の前歯の唇側にある上唇小帯(じょうしんしょうたい)という“ひだ”状の部分です。

上唇小帯は基本、成長と共に歯間部から離れていきます。個人差はありますが、この上唇小帯が前歯の歯間部に達している場合、歯ブラシが当たると非常に痛みがあり、間違った磨き方を続けてしまうと小帯を傷付けてしまう場合もあります。ですので、上の前歯を磨く際にはよく注意してあげましょう。

前歯を磨く際は歯ブラシを持つ手と反対の手の人差し指で小帯自体を覆ってしまいましょう。

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こうして覆ってしまうことで歯ブラシの毛が当たる心配もなく、前歯をしっかりと磨くことができます。



もう一つは、奥歯を磨く際の口の引っ張り方です。奥歯を磨く際、指を入れてしっかり頬の粘膜を排除しての仕上げ磨きが好ましいですが、この時にも注意が必要です。口を開く際、口角に指をかけて広げるのは痛みがあり好ましくありません。良い方法としては、指を奥歯近くにいれ、中の頬の粘膜を広げるイメージで開きましょう。

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仕上げ磨きの際は清潔な手指で行いましょうね。仕上げ磨きの効果を得るためには、まず磨く人の目にしっかりお子さんの口腔内が見えていることが重要です。



いかがでしたでしょうか。痛くない歯みがきでお子さんの口腔内環境をしっかり守っていきましょう!

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