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公開 2016年06月30日  

子どものすることを、認められないあなたへ

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書籍「不安なあなたがゆっくりラクになるメッセージ」(LICO)より、全3回にわたってご紹介します。第1回目は「子どものすることを認められないあなたへ」。


子どものすることを認められないあなたへ

ねぇ ママ

わたしね わたしが 抱っこして って甘えたら
ママに いいよ って言ってほしいの

わたしが おしっこを失敗しちゃっても
ママに いいよ って言ってほしい

わたしが つい牛乳をこぼしちゃっても
ママに いいよ って言ってほしい

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わたしが 楽しくていたずらしちゃっても
ママに いいよ って 言ってほしい

わたしが ワガママを言って泣きわめいても
ママに 泣いてもいいよ って 言ってほしい

わたしが わたしはありのままのわたしでいいの? って聞いたら
ママに いいよ って 微笑んでほしい


わたしが ママ わたしはここにいていいの? って聞いたら

目尻にシワをいっぱいつくって いつもの笑顔で

いいよ って 笑って抱きしめて

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人は自分の言ったことや自分のしたこと、自分の想い、
それらを受け入れてもらえた時に、
自分はありのままで愛されていると感じることができます。

一方で、大人であれ子どもであれ、
否定されると悲しい気持ちになって、
傷つけられた気がします。

愛されることは許されることです。

子どもは、人は、みな許されるべき存在です。

許された経験がある人は同じように、
周りを愛せる、
許せる人になるのだと思います。

そして、それは巡ります。

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親に「いいよ」と言われた子どもは
自分に「いいよ」と言えるようになります。

同じようにお友だちに、伴侶に、見知らぬ誰かにも
「いいよ」と言えるようになるでしょう。

何よりも将来、自分の子どもたちがいつか子育てをする時、
その自分の子どもたちに「いいよ」と微笑んであげてほしいから。

子どもの頃に許された経験のあれこれは、
きっとその子の心を優しく強くするでしょう。


「いいよ いいのよ あなたは あなたでいいの」


子どもたちの心に許された経験を。
自分は許されている存在であるという、

揺るぎないしあわせを。


出展:「不安なあなたがゆっくりラクになるメッセージ」(主婦の友社 刊)より一部抜粋

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