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公開 2015年04月29日  

子どもの服は子どもに任せて親も子もHAPPYに

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朝の忙しい時間、親が用意した着替えの服に子どもからのブーイング・・・そんな、ついイラッ!としてしまう光景を無くすことに成功しました。未就学児にオススメの作戦をご紹介します。

出典:https://instagram.com/p/0cE2F-qngv/

幼児だってこだわりたい!?お洋服のコーディネイト

子どもが小さいうちは親が服を選ぶ機会が多いと思いますが、早いと1歳半くらいから服にこだわりを見せるようです。お気に入りのキャラクターがついているとか、男の子ならダーク色だったり、女の子ならスカートやフリルなど、少しだけお兄さんお姉さん気分になれるものを着たがるようになります。



親としては芽生え始めた子どもの意志を尊重したい反面、その日の天候に合わない服だったり、すごくシュールな組み合わせだったりすると、そのままお散歩に行くのも戸惑ってしまいますよね。でもそこでイライラしては勿体無い!これはある意味チャンスなんです。うまく誘導すれば、身支度や服の管理などを自分でやろうとする、そんな自立心が一緒にすくすく育ち始めるでしょう。

思い切ってやらせてみたら意外なほど大助かり!

筆者は、休日着る服やシーズンオフの服だけを引き出しにしまい、普段着る服は子どもが自分で出し入れしやすい環境を作ってみました。



我が子が3歳半くらいの頃、まずは声掛けをしながら一緒に服を選ぶ状態からスタート。時には、全身ボーダー(囚人服っぽい!)とか、全身まっ黄色(ブルースリーみたい!)とか、奇抜コーデに驚かされた事もありましたが、「しましまズボンと模様がない服を選んでね。さあ、今日はどれにする?」「ママとどっちが早く選べるか競争しよう!」といった感じでお題を出すようにすると、奇抜コーデの回避や、グズグズモタモタを減らすことにも成功♪



次第に、朝起きた時はもちろん、服を汚したら自分で着替えを取りに行き、畳んであげた洗濯物は自分で所定の場所に片付けられるようになりました。4歳になる頃には、好きな服が見当たらないと「明日着たいからお洗濯して」と催促してくるほどに。要求が分かりやすくなったおかげで服の事でモメないし、服を出すために何かの手を止める必要も無いので、今では忙しい朝には大助かりです。

環境作りが成功のカギ!?

服選びを本人に任せようにも、その時の気分でヤル気にならず、かと言ってママが選んだ服も嫌がってグズグズ・・・という時には、かえってママのストレスが増えてしまいます。でも、ほんのひと工夫で子どものヤル気をそそる事もあれば、例えば引き出しのように中身が見えないと、子どもの初動がもたつきがちになる事もあります。



特に引き出しの開け閉めは、小さい子には難しく、面倒くさくなってしまう事が多いようです。たとえ滑りが良い引き出しでも、開け閉めし易いと逆に面白がって遊んでしまう場合があるので、難しいところ。



本人の性格や兄弟の有無など、その子にあった環境を作ってあげられるかどうかが、成功のカギの一つと言えるかも知れません。

「大雑把」「一目で判る」がポイント

あれこれ試行錯誤の末、我が家で最終的に落ち着いたのは、以下3点を押えた形でした。



1.ズボン、トップス、下着、靴下・・・と分類別に透明のカゴに入れます。カゴは深すぎると一目で中身が判りにくいので、上から服が少しはみ出るくらいの物を。



2.扉がないオープンな棚に、子どもの服が入ったカゴを並べ、子ども専用の服置き場にします。棚は、カゴぴったりの高さだと、出し入れし難くて子どもが面倒くさがるので、十分な余裕ある高さに調整。



3.兄弟が居る場合、棚の段を別けたりして「マイスペース」を明確にします。「自分だけの場所」という実感が、任されてると感じさせ、ヤル気に繋がるようです。

決して見栄えが良いとは言えないお部屋環境ですが、子どもは自分で服を選べる満足感とゲーム感覚の楽しさで、お題(ママのリクエスト)にご機嫌で応えてくれます。上手にお題を出して、ママも楽に、HAPPYになりましょう!

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