母子手帳には通常、妊娠の経過や、子どもの成長・発達などの記録がされています。
他にも自治体によって、若干の違いはありますが、育児の不安や感想を書く欄があります。
育児の不安と言っても、何がわからないかわからない状態で、さらにその欄に書く余裕もなかったので、最初は空欄のままにしていました。
そんな中、自治体の保健指導でのこと、助産師さんから「母子手帳は記録だけではなく、子どもへの手紙と思って、色々書くと良いかもね」と聞きました。
それからは、成長・発達だけではなく、お気に入りのおもちゃのことや、その時心配だったこと、医師から言われたことなど記入するようになりました。
一時保育の利用や入園、様々な申請書類を書く時に、必ずと言って良いほど聞かれるのは、「子どもの成長・発達」について。何カ月でどんなことをするようになったかということ。
覚えているようですが、いざ書こうとしてもなかなか思い出せないことがありました。
また、息子は何回かかかりつけの病院が変わったため、母子手帳に細かくかいてあると、経過の報告がスムーズでした。
それに、母子手帳に個人的な記録を書いておくと、それをみた助産師さんや保健師さんに褒められることも…(個人的にはこれが一番嬉しかったです)。
将来、反抗期が来た息子に見せるかは、先のことなのでわからないですが、
今、時々振り返ってみると、いろんなことがあったんだなぁ、それでもなんとかここまで来ることができたんだなぁ…。
としみじみと感じる事ができました。
今まで頑張ってきたんだ!と自分で自分を認めてあげることも、できるんじゃないかなと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。