「センスよすぎ」「めっっちゃ好き」 “ドアの色”を変えるだけで、雰囲気がガラリと“激変”するDIYに称賛

 5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2020年10月にYouTubeに投稿され、記事執筆現在までに80万回以上再生されているDIY動画「ドアの色を変える。ペンキ塗るだけで別物になりました」を紹介します。

“ドアの色”を変えるだけで雰囲気激変!

 動画を投稿したのは、自宅をDIYしていく様子をまとめたYouTubeチャンネル「99% DIY / すけチャンネル」(@99diy)。よくあるプリント合板のドアを全く違うカラーにペイントしていく手順を丁寧に披露しています。

 まずはマスキング処理の手間を少なくするために、部屋のドアと物置のドアの金具を外していきます。ドア枠から外したら、壁が汚れないようにドア枠まわりをマスキング。マスキングテープの他に、ビニールシートに養生テープが付いた「マスカー」という便利な資材も使いながらどんどん養生していきます。

 あたりが汚れないようしっかりと覆ったら、硬くしぼった雑巾でドアやドア枠を拭き、「プライマー」と呼ばれる塗料を塗っていきます。本来であれば表面がつるつるしてペンキが塗りづらいプリント素材のドアであっても、プライマーを塗って膜を作ることで、しっかりと色を乗せることができるのだとか。

 また、今回使用した油性タイプはつんとした匂いがするため、換気しながら使う、または小さな子どもやペットがいる場合やニオイが苦手な場合には、水性タイプを使うことを勧めています。

 プライマーが乾いたら、ついにペンキを塗っていきます。今回使用するのは「Enchanted Forest」というグリーン系のカラー。キレイに仕上げるコツは、ハケで薄めに塗ることだそうです。ドアを乾かしている間にドア枠も塗り、その後はそれぞれ二度塗りします。

 最後の仕上げに養生テープやマスキングテープをはがしていきます。ペンキを塗った翌日の作業となりましたが、本来であればテープと一緒にはがれてほしくないペンキがはがれないよう、塗り終わって30分から1時間後くらいで作業するのがベストだとのこと。今回は乾いたペンキに引っ張られて余計な部分がはがれないよう、カッターなどで切れ込みを入れながら、丁寧にはがしていきます。

 養生を全てはがしたら、ドアに金具を付けてドア枠に取り付けていきます。取り付けの際には、下に本などを挟んで浮かすようにするとネジ留めが楽だそうです。

 外した金具をつけ終え、ドアをしっかりと取り付けたら完成です! 美しく仕上がったグリーンのドアに、ドアノブのブロンズが見事映えています。すけさんは「ペイントをしただけで『今までここにこのドアがあったのかな?』ってくらいガラッと雰囲気が変わって結構新鮮な気持ちになりました」と満足そうにコメント。また、この部屋は以前に壁や床もリノベーションしており、動画の最後ではDIY前の部屋の様子との比較も公開されています。

 視聴者からは「センスが良すぎてカッコ良すぎて本当にスゴい!」「色味めっっちゃ好きです」「ペンキの色が金具の色と合っていて素敵」「色が違うだけでお洒落な雰囲気!! 壁の柄も生きてきますね」など、すてきなドアペイントのDIYを称賛する声が相次いでいます。

動画提供:YouTubeチャンネル「99% DIY / すけチャンネル」さん