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女子カーリングチーム『ロコ・ソラーレ』が、大きな転換期を迎えている。2023~2024年シーズンまで、主にフィフス(控え)を務めた石崎琴美が、チームを離脱することになったのだ。

ロコ・ソラーレは2022年の北京冬季五輪で銀メダルを獲得、当時43歳だった石崎は冬季五輪の日本人最年長メダリストとなった。

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「彼女は5月24日にインスタグラムへ、自らの現役引退と周囲への感謝メッセージを投稿しました。練習熱心で、プレーにも年齢を感じさせませんでしたし、まだまだ現役でプレーできそうでしたが…」(体育協会詰め記者)

当面チームは4人体制になる。リザーブ(補欠)だった石崎が抜け、藤澤五月、吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花の誰かにケガなどがあった場合、チームは機能しなくなる。

新シーズンは、そうした危険性も踏まえたスタートとなるわけだが、チームに関する不安材料はそれだけではない。

吉田夕梨花の結婚でチームが変わる?

5月15日に吉田夕梨花が、北京五輪代表のスピードスケート男子・新濱立也と入籍したからだ。

「お相手の新濱はスピードスケート男子500メートルの日本記録を持つバリバリの現役選手。2026年のミラノ冬季五輪出場を目指しており、新婚生活はすれ違いとなる可能性も指摘されているが、今後はメディアがアスリートカップルの新婚生活を追いかけたりする機会が増えるはず。石崎の離脱に加え、そうした雑音がチームの集中力を低下させる可能性が、少なからず危惧されているのです」(スポーツ紙記者)

また、前述通り『ロコ・ソラーレ』は石崎の離脱後、当面、追加メンバーなしで運営する方針。そのため、メンバーの故障やケガが即、試合の欠場に繋がる可能性も指摘されているのだ。

「2022~2023年シーズンには、鈴木が腰痛を訴え、大事を取って試合を欠場したこともありました。また、オフの調整に失敗して藤澤の調子が上がってこない時期もあり、交代要員がいないことの強い不安感が関係者らに充満しているのです」(同・記者)

チームがこの転機をどう乗り切るかが見ものだ。