音楽ユニット・キマグレンが、解散から9年の時を経て、再結成を発表した。

結成10周年を迎えた2015年7月のラストライブを最後に、ソロ活動やプロデュース業などそれぞれ次のステップへ向かうためユニットは解散。それぞれの分野で精力的に活動を続けていたが、昨年キマグレンの復活を願っていたクレイ勇輝の最愛の母の死と、周囲からの後押しがキマグレン再結成の決め手となった。

9月1日に再結成の第一歩として、鎌倉材木座某所でワンマンライブが決定。詳細については、7月17日に発表するという。

クレイ勇輝とISEKIのコメント全文は次の通り。

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☆キマグレン クレイ勇輝  コメント

解散して9年、気付けば活動してた期間と、解散してからの時間が同じぐらいになってるね。
当時の小学生はもう成人してたり、高校生だった子が世帯を持ってたり、身近な人が変わらずそばにいて、節々に年を感じたり、
逆にずっとそばにいた身近だった人が今はもういなくなってたり、疎遠だった人と出会い直したり…。
そりゃ9年という時間があれば、色々あるよね。
キマグレンの活動の後半は自分的に辛い事も多くて、追い詰められていました。
LIFEの歌詞じゃないけど、本当は言いたくない事も言わないといけなくなってたり、自分が間違ってるって分かっていても突っ張らないといけない瞬間が増えて、自分が誰なのか?よくわからなくなっていた。
解散してからは音楽を楽しむ事だけを考えて、仲間たちにも恵まれて、音楽を嫌いにならずに、続ける事が出来た。
その仲間たちや変わらずにライブを見に来てくれたみんなには感謝しかない。本当にありがとう。
キマグレンの時も、解散後も変わらずライブに足を運んでくれていた母親は、あーでもないこーでもないと意見を言ってくるものの、
よくある母親と子供の距離感で「はい、はい」と聞き流してばかり。今思うと、もう少し優しくしてたらなと後悔してます。
昨年の7月15日に名古屋でライブがあって、わざわざ母親が名古屋まで見に来ると言い出した。
ちょっと違和感はありつつも、ライブに来るのが好きだからなと…そんなに気にも留めてなかったけど、ライブ後に珍しく楽屋に顔出したいとLINEが来て、「忙しいから、帰ってからでいいしょ」と断った。
楽屋の机の上に置かれた焼き菓子と、「ゆうき、誕生日おめでとう!」の手書きのメモ。母親らしい。
名古屋から帰って母親の体調が悪い事を知らされて、考える間もなく…帰らぬ人となった。
言い足りない言葉や、伝えきれない想いや、優しく出来なかった後悔はきりがないくらいあるけど、
どう消化していいか分からないから、常々「またキマグレン見たいな」っと言っていた、母親の願いを叶えるために、井関に電話をした。
9年、長いような短いような…。そんな時間を埋めるかのように沢山話して、一先ずライブをやろう!
キマグレンだからこそできる場所や、意味がある日にやりたいよね?っと話した結果が9月1日、僕ら流の、夏が終わる日。
そんな場所からまたはじめてみてもいいかな。

☆キマグレン ISEKI  コメント

どうもお久しぶりです。
キマグレンISEKIです。
9年という歳月が経ちキマグレンをまたやりたいという想いが二人の中に生まれ
その気持ちに素直に従ってまた二人で歩いていくことにしました。
それぞれの旅で得た知識と経験という道具を携えて。
これから先どんな道になるかは分からないけれど
自分達のペースで僕ららしく楽しみたいと思います
またよろしくね
いつもありがとう

ISEKI