女優の仲間由紀恵(44歳)が、6月5日に放送されたラジオ番組「ふんわり」(NHKラジオ第1放送)に出演。「大奥 Season2」で演じた、ドラマ中で屈指の悪役について、自分でも「こんな邪悪な人」と思いながら演技をして「苦しかった」と語った。

仲間が番組のゲストとして登場し、能登でのボランティア活動や紅白歌合戦での司会の話をした後で、2023年秋に放送された「大奥 Season2」で演じた一橋治済の話題となる。

ドラマの中でも屈指の悪役を演じたことについて、仲間は「(出産・育児を経験したことで)子供絡みの(役を演じる)時は感情が入るようになりましたし、涙もろくなりました。わたくし、このNHKさんで『大奥』のドラマをやらせていただいたんですが、とんでもない役をやらせていただきまして……ええっと、子殺し? 本当に自分の権力というか地位を守るためになんでもやるというとても恐ろしい役をやらせていただきました」と話す。

仲間は「この役で子供を触る時に気が気じゃなくて。お芝居で、作りものだということも分かってるんですけど、こんな邪悪な人が子供を触りたくない……っていう自分の気持ちと、役としてやらなきゃいけないという本当に悩まされたというか苦しかったですし、お芝居の前に子役の子とお母さんに『これは作りもので本当のことじゃないよ』ってせめてトラウマにならないようにお話しさせていただいたり、本当に注意しながら役に取り組ませていただきました」と語った。